_gaiRSCCreateStore()ソフトウェアの登録(ソフトウェアを資源保管庫に登録する)

形式

#include "/NETMRDSEX1/include/afapi.h"
int _gaiRSCCreateStore(int *cnt_inf,unsigned int *status,char
                  *passwd,char *rscname,char *rscpath
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_INSDIR,char *insdir〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_INSMODE,char *insmode〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_INSOWN,char *insown〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_INSGROUP,char *insgroup〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_INSTIM,char *instim〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_INSDAY,char *insday〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_PREVER,char *prever〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_KEEPDATE,char *keepdate〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_PRGNM,char *prgnm〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_APPRG,char *apprg〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_APWATCH,char *apwatch〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_OWNER,char *owner〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_RCVRY,char *rcvry〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_KEEPBACKUP,char *keepbackup〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_LISTBACKUP,char *listbackup〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_SCRIPTF,char *scriptf〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_COMPRESS,char *compress〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_ENCODE,char *encode〕
                 〔,DMGAI_RSC_CRT_INSTALM,char *instalm〕
                  ,0)

機能

資源保管庫にソフトウェアを登録します。

プログラムで値を設定する引数

cnt_inf
_gaiAPIStart()の第1引数で返された値を指定します。
passwd
資源登録パスワードを指定します。
JP1/NETM/DM Clientの配布管理機能の設定ファイル中の「資源アップロードパスワード(PasswordForUpload)」で指定した値を指定します。
rscname
登録するソフトウェアの完全資源名を指定します。
DM種別コードはC(UNIX)を設定してください。
rscpath ~((1~128文字))
ユーザ資源パスを指定します。
登録するソフトウェアのディレクトリ名またはファイル名を,絶対パスまたは相対パスで指定します。相対パスで指定した場合は,ソフトウェアの組み込み先ディレクトリを変更することができます。絶対パス指定の場合は変更できません。
このオペランドに指定したユーザ資源のユーザ名およびグループ名は/etc/passwdに定義されている必要があります。
insdir ~((1~64文字))
登録するソフトウェアの組み込み先ディレクトリ名を指定します。
組み込み先ディレクトリ名は相対パス指定で登録するとき指定できます。指定されたディレクトリが未定義,または省略時は/を仮定します。
insmode ~((700~777))≪755≫
組み込み先ディレクトリのファイルモードを700から777の範囲で指定します。
組み込み先ディレクトリに指定されたディレクトリが,組み込み先に存在しない場合に指定します。ファイルモードを指定する場合,ディレクトリの所有者とディレクトリのグループを必ず指定してください。省略時は755を仮定します。
insown ~((0~59999))≪0≫
組み込み先ディレクトリの所有者を0から59999の範囲で指定します。
組み込み先ディレクトリに指定されたディレクトリが,組み込み先に存在しない場合に指定します。指定された所有者が未定義,または省略時はroot(ユーザ番号0)を仮定します。
insgroup ~((0~59999))≪3≫
組み込み先ディレクトリのグループを0から59999の範囲で指定します。
組み込み先ディレクトリに指定されたディレクトリが存在しない場合に指定します。ディレクトリのグループを指定する場合,必ずディレクトリの所有者を指定してください。指定されたグループ番号が未定義,または省略時はsys(グループ番号3)を仮定します。
instim
組み込みタイミングを次の形式で指定します。
DMGAI_RSC_CRT_INSTIM_BOOT
システム起動時にパッケージを組み込む場合
DMGAI_RSC_CRT_INSTIM_EXEC
システム稼働中にパッケージを組み込む場合
DMGAI_RSC_CRT_INSTIM_SHUT
システム停止時にパッケージを組み込む場合
DMGAI_RSC_CRT_INSTIM_INSM
UAPの指示によって組み込む場合
insday
組み込み日時をYYYYMMDDhhmmの形式で指定します。
prever ~<英数字(大文字)とスラント>((1~6文字))≪000000≫
前提バージョン/リビジョン(1~6文字)を英数字(大文字)と/で指定します。
省略した場合は,前提バージョン/リビジョンのチェックはしません(無条件配布)。000000を指定すると,無条件配布となります。
keepdate ~≪登録日の翌日≫
登録するソフトウェアが配布されたときに,資源保管庫に保管される期限(パッケージの満了日付)をYYYYMMDDの形式で指定します。
パッケージの満了日付は,パッケージング日以降を指定します。パッケージの満了日付が正しくない場合,または省略時はパッケージング日の翌日を仮定します。
prgnm ~((1~50文字))
プログラム名を指定します。省略時は完全資源名中の資源名を仮定します。
apprg ~((1~64文字))
パッケージの組み込み後に起動するユーザ組み込み処理を絶対パス(1~64文字)で指定します。
apwatch ~((0~999))≪0≫(単位:秒)
ユーザ組み込み処理の実行監視時間を0から999の範囲で秒単位で指定します。
0を指定した場合または省略した場合は,ユーザ組み込み処理を監視しません。
owner ~((1~14文字))
登録するソフトウェアの所有者を指定します。
省略した場合は,ユーザ資源のユーザ名を仮定します。
rcvry ~≪DMGAI_RSC_CRT_RCVRY_NO≫
パッケージの配布時に組み込みが失敗した場合,パッケージのリカバリを実行するかどうか(リカバリ機能を使用するかどうか)を次の形式で指定します。省略時はDMGAI_RSC_CRT_RCVRY_NOを仮定します。
DMGAI_RSC_CRT_RCVRY_YES
リカバリを実行する
DMGAI_RSC_CRT_RCVRY_NO
リカバリを実行しない
keepbackup ~((0~999))≪0≫
リカバリ機能を使用する場合,取得したバックアップの保存期間を0から999の範囲の日数で指定します。リカバリ機能を使用しない場合,この指定は無効になります。
バックアップは,パッケージ配布日からここで指定した日数後に削除されます。
省略時は0(保存しない)を仮定します。リカバリを再試行しないパッケージであれば,0を指定してください。
listbackup ~((1~128文字))
バックアップリスト名を指定します。
リカバリ機能を使用する場合,取得するバックアップのファイル名およびディレクトリ名を記述したバックアップリストのファイル名を指定します。
リカバリ機能を使用しない場合,この指定は無効になります。
scriptf ~((1~128文字))
インストールスクリプトファイル名を指定します。
compress ~≪DMGAI_RSC_CRT_COMPRESS_NO≫
圧縮オプションを次の形式で指定します。省略時はDMGAI_RSC_CRT_COMPRESS_NOを仮定します。
DMGAI_RSC_CRT_COMPRESS_YES
登録するソフトウェアを圧縮する
DMGAI_RSC_CRT_COMPRESS_NO
登録するソフトウェアを圧縮しない
encode ~≪DMGAI_RSC_CRT_ENCODE_NO≫
暗号オプションを次の形式で指定します。省略時はDMGAI_RSC_CRT_ENCODE_NO(暗号化しない)を仮定します。DMGAI_RSC_CRT_ENCODE_YES(暗号化する)を設定する場合は,JP1/NETM/DM Encryption Optionが必要です。
DMGAI_RSC_CRT_ENCODE_YES
登録するソフトウェアを暗号化する
DMGAI_RSC_CRT_ENCODE_NO
登録するソフトウェアを暗号化しない
instalm ~≪DMGAI_RSC_CRT_INSTALM_BACK≫
インストールモードを次の形式で指定します。省略時はDMGAI_RSC_CRT_INSTALM_BACKを仮定します。
DMGAI_RSC_CRT_INSTALM_GUI
GUIインストールモード
DMGAI_RSC_CRT_INSTALM_BACK
バックグラウンドインストールモード

JP1/NETM/DM Clientから値が返される引数

status
処理結果の詳細情報が返されます。

リターン値

0:正常終了

-1:異常終了

注意事項

引数の最後には必ず0を設定してください。