_gaiDLVReferArea() ― 配布状況ファイルのレコード中の特定エリアの参照
形式
#include "/NETMRDSEX1/include/dmwapi.h"
int _gaiDLVReferArea(char *deliv_inf,unsigned int *status,
unsigned int code1,char *area1,…
unsigned int coden,char *arean,0);
機能
配布状況ファイルから,先頭の配布状況レコードを読み込みます。
プログラムで値を設定する引数
- deliv_inf
- 配布状況の受信領域のポインタを設定します。受信領域はサイズに変数名 DMWGAI_DLV_SIZE(ヘッダファイルで定義済み)を指定して確保します。
- code
- 参照するエリアの識別子を設定します。設定できる識別子については,リターン値を参照してください。codeは,areaと組にして複数設定できます。
- area
- 参照エリアの内容を格納する領域のポインタを設定します。領域のサイズは,(内容が格納できる大きさ+1バイト)分必要です。areaは,codeと組にして複数設定できます。
JP1/NETM/DM Clientから値が返される引数
- status
- 処理結果の詳細情報を格納するエリアを設定します。
リターン値
0:正常終了
-1:異常終了
参照エリアと識別子については,「付録A.3 配布状況ファイル」を参照してください。
注意事項
- 引数の最後には必ず0を設定してください。
- 配布状況ファイル内のレコードは,配布先-資源名-配布先指令番号の組み合わせで,昇順に並んでいます。
- 処理結果の詳細情報格納エリアを参照するときは,処理結果を参照する関数(_gaiDLVGetMainCode(),_gaiDLVGetSubCode())を使います。