_gaiDLVRewind() ― 配布状況ファイルの先頭レコードの参照
形式
#include "/NETMRDSEX1/include/dmwapi.h"
int _gaiDLVRewind(int *cnt_inf,char *deliv_inf,unsigned int *status);
OSがHP-UX(IPF)の場合の形式を次に示します。
#include "/NETMRDSEX1/include/dmwapi.h"
int _gaiDLVRewind(void **cnt_inf,char *deliv_inf,unsigned int *status);
機能
配布状況ファイルから,先頭の配布状況レコードを読み込みます。
プログラムで値を設定する引数
- cnt_inf
- 配布状況ファイルへのアクセスの開始関数(_gaiDLVStart())の第1引数を設定します。
- deliv_inf
- 配布状況の受信領域のポインタを設定します。受信領域はサイズに変数名 DMWGAI_DLV_SIZE(ヘッダファイルで定義済み)を指定して確保します。
JP1/NETM/DM Clientから値が返される引数
- status
- 処理結果の詳細情報を格納するエリアを設定します。
リターン値
0:正常終了
1:配布状況サーバが起動していない
-1:異常終了
注意事項
- 配布状況ファイル内のレコードは,配布先-資源名-配布先指令番号の組み合わせで,昇順に並んでいます。
- _gaiDLVRewind()は,配布状況ファイルへのアクセスの開始関数(_gaiDLVStart())のあとで呼んでください。_gaiDLVStart()を呼ばないで_gaiDLVRewind()を呼ぶと,エラーになります。
- _gaiDLVRewind()では,先頭の1レコード分の配布状況を読み込みます。複数レコード分の配布状況を読み込む場合には,配布状況ファイルの次レコードを参照する関数(_gaiDLVFindNext())を繰り返し呼んでください。
- 配布状況の受信領域に格納される配布状況の任意エリアの参照方法は,配布状況エリアを参照する関数(_gaiDLVReferArea())を使います。