付録A.1 資源属性ファイル

資源属性ファイルは,各資源グループごとの情報が格納されているヘッダ部(1レコード)と,登録ソフトウェアの情報が格納されているエントリ部(複数レコード)から構成されます。ヘッダ部の参照エリアと識別子を表A-1に,エントリ部の参照エリアと識別子を表A-2に示します。

表A-1 資源属性ファイルの参照エリアと識別子(ヘッダ部)

参照できるエリア名サイズ(バイト)設定する識別子エリアの説明
DM種別コードC1DMGAI_RSCH_DMKINDソフトウェアのDM種別コードを示す
C:UNIX
D:Windows
グループ名C2DMGAI_RSCH_GROUPソフトウェアのグループ名
グループ別資源数X4DMGAI_RSCH_RSCNOグループ内の登録ソフトウェア数
(凡例)
C:char型
X:signed int型

 

表A-2 資源属性ファイルの参照エリアと識別子(エントリ部)

参照できるエリア名サイズ(バイト)設定する識別子エリアの説明
DM種別コードC1DMGAI_RSCE_DMKINDパッケージのDM種別コードを示す
C:UNIX
D:Windows
グループ名C2DMGAI_RSCE_GROUPパッケージのグループ名
資源名C44DMGAI_RSCE_RSCNM資源名
バージョン/リビジョンC8DMGAI_RSCE_VERREVパッケージのバージョン/リビジョン
世代番号C4DMGAI_RSCE_GENNOパッケージの世代番号
登録フラグC1DMGAI_RSCE_CHKFLGパッケージの登録状態を示す
Y:パッケージング完了
N:パッケージング未完了
仮想ファイル名C8DMGAI_RSCE_VERNMパッケージの仮想ファイル名
プログラム識別子C1DMGAI_RSCE_PRGTYPプログラムの種別を示す
I:他社ソフトウェア
P:プログラムプロダクト
空白:ユーザプログラム,ユーザデータ※1
プログラム名C50DMGAI_RSCE_PRGNMプログラム名
容量1X4DMGAI_RSCE_RSCSIZEパッケージの容量(単位:バイト)
登録日C6DMGAI_RSCE_ENTDAYパッケージの登録日をyymmddで示す
yy:西暦年下2けた,
mm:月,dd:日
所有者名C14DMGAI_RSCE_OWNERパッケージの登録者,作成者
組み込みタイミングC1DMGAI_RSCE_INSTIMパッケージの組み込みタイミングを示す
B:システム起動時
E:システム稼働中
S:システム停止時
U:UAPによる組み込み
稼働中インストールコードC1DMGAI_RSCE_INSEシステム稼働中にインストールできるかどうかを示す
  • パッケージがプログラムプロダクトの場合
    Y:インストールできる
    N:インストールできない
  • パッケージがプログラムプロダクト以外の場合は空白
起動時インストールコードC1DMGAI_RSCE_INSBシステム起動時にインストールできるかどうかを示す
  • パッケージがプログラムプロダクトの場合
    Y:インストールできる
    N:インストールできない
  • パッケージがプログラムプロダクト以外の場合は空白
ユーザ組み込み処理監視時間X4DMGAI_RSCE_APWATCHユーザ組み込み処理,またはPPインストール後処理の監視時間
パッケージの満了日付C6DMGAI_RSCE_KEEPDATE保管庫での保管期間をyymmddで示す
yy:西暦年下2けた,
mm:月,dd:日
組み込み先ディレクトリC64DMGAI_RSCE_INSDIR組み込み先のディレクトリ名
ディレクトリの所有者X4DMGAI_RSCE_INSOWN組み込み先のディレクトリの所有者
((0~59999))
ディレクトリのファイルモードX4DMGAI_RSCE_INSMODE組み込み先のディレクトリのファイルモード
((700~777))
ディレクトリグループX4DMGAI_RSCE_INSGROUP組み込み先のディレクトリグループ
((0~59999))
バックアップの保存期間X4DMGAI_RSCE_KEEPBACKUPバックアップデータの保存期間(日数)
ユーザコメント※2C64DMGAI_RSCE_USRCOMMENTユーザコメント,またはユーザ固有の処理の指定を示す
インストール日時C12DMGAI_RSCE_INSDAY組み込み日時をyymmddhhmmssで示す
yy:西暦年下2けた,
mm:月,dd:日,
hh:時,mm:分,ss:秒
パッケージの形式C1DMGAI_RSCE_RSCFORMパッケージの形式を示す
H:圧縮暗号化してパッケージングしたパッケージ
K:UNIX/Windows共用資源
空白:圧縮暗号化しないでパッケージングしたパッケージ
その他:上記以外のパッケージ
組み込み前提バージョンC6DMGAI_RSCE_PREVER組み込みの前提バージョン
インストールスクリプトファイルの有無C1DMGAI_RSCE_SCRIPTFインストールスクリプトファイルの有無を示す
Y:有り
N:無し
ゼネレータ区分C1DMGAI_RSCE_GENCLSゼネレータ区分を示す
C:標準ゼネレータ
Y:組み込み支援機能による組み込み
リンケージファイル名C40DMGAI_RSCE_LINKNAMEリンケージファイル名
組み込み後起動UAP名C40DMGAI_RSCE_UAPNAME組み込み後起動UAP名
組み込みファイル名C14DMGAI_RSCE_INSFILE組み込みファイル名
(凡例)
C:char型
X:signed int型
注※1
Windows用の差分パッケージを含みます。
注※2
ユーザコメント,ユーザ組み込み処理名,またはPPインストール後処理名が格納されます。ユーザ組み込み前処理とユーザ組み込み後処理を両方使用した場合,ユーザ組み込み処理のエリアには,次の順序でユーザ組み込み処理の名称が格納されます。
[図データ]