_gaiCMDCreate()指令の作成・登録

形式

#include "/NETMRDSEX1/include/afapi.h"
int _gaiCMDCreate(int *cnt_inf,unsigned int *status,char *cmd_kind,
                 char *key,char *cmdno
                {,DMGAI_CMD_CRT_DLVNM,char *addr
                   |,DMGAI_CMD_CRT_DLVID,char *gid}
                〔,DMGAI_CMD_CRT_TIMNG,char *timing〕
                〔,DMGAI_CMD_CRT_INSDAY,char *insday〕
                〔,DMGAI_CMD_CRT_INSDIR,char *insdir〕
                〔,DMGAI_CMD_CRT_INSOWN,char *insown〕
                〔,DMGAI_CMD_CRT_INSGROUP,char *insgroup〕
                〔,DMGAI_CMD_CRT_INSMODE,char *insmode〕
                 ,0)

機能

指令を実行管理ファイルに登録します。

プログラムで値を設定する引数

cnt_inf
_gaiAPIStart()の第1引数に返された値を指定します。
cmd_kind
指令種別を次のように指定します。
DMGAI_CMD_KIND_D
配布・組み込み指令
key
配布対象となるパッケージを次の形式で指定します。

 DM種別コード.グループ名.資源名.バージョン/リビジョン.世代番号

addr
配布先をホスト名で指定します。
gid
配布先のグループidを指定します。
timing
パッケージの組み込みタイミングを次の形式で指定します。
DMGAI_TIMING_NORMAL
配布先に同一パッケージが存在する場合はパッケージを組み込まない。
DMGAI_TIMING_FORCE
配布先に同一パッケージが存在しても,すでにあるパッケージと置き換えて組み込む。
DMGAI_TIMING_BOOT
パッケージの組み込みを配布先システムの起動時に実行する。
DMGAI_TIMING_SHUT
パッケージの組み込みを配布先システムの停止時に実行する。
DMGAI_TIMING_EXEC
パッケージの組み込みを配布先システムの稼働中に実行する。
DMGAI_TIMING_INSM
UAPの指示によってパッケージを組み込む。
insday
組み込み日時をYYYYMMDDhhmmの形式で指定します。
insdir ~<英数字>((1~64文字))
組み込み先ディレクトリ名を指定します。
パッケージング時に指定した組み込み先ディレクトリを変更する場合に指定します。
ソフトウェアをハードディスクから相対パス指定で登録した場合に指定できます。指定したディレクトリが配布先システムにない場合は,パッケージを組み込むときに作成して組み込まれます。ディレクトリ名は,配布先システムの種類によって次の形式で指定してください。
配布先システムがUNIXの場合
「/」で始まる名称(絶対パス名)
配布先システムがWindowsの場合
「¥」で始まる名称(絶対パス名)またはドライブ名で始まる名称を「'」で囲んだ形式
このオプションは,UNIXマシンから登録したパッケージを配布する場合に指定できます。
insown ~((0~59999))≪0≫
組み込み先ディレクトリの所有者を0から59999の範囲で指定します。
パッケージング時に指定した組み込み先ディレクトリの所有者を変更する場合に指定します。指定した組み込み先ディレクトリが配布先システムにない場合の所有者を,ユーザ番号で指定します。指定した所有者が未定義の場合は,root(ユーザ番号0)が仮定されます。
このオプションは,UNIXマシンから登録したパッケージを配布する場合に指定できます。
insgroup ~((0~59999))≪3≫
組み込み先ディレクトリのグループを0から59999の範囲で指定します。
パッケージング時に指定した組み込み先ディレクトリのグループを変更する場合に指定します。指定した組み込み先ディレクトリが配布先システムにない場合のグループを,グループ番号で指定します。指定したグループ番号が未定義の場合は,sys(グループ番号3)が仮定されます。
このオプションは,UNIXマシンから登録したパッケージを配布する場合に指定できます。
insmode ~((700~777))
組み込み先ディレクトリのモードを700から777の範囲で指定します。
パッケージング時に指定した組み込み先ディレクトリのモードを変更する場合に指定します。指定した組み込み先ディレクトリが配布先システムにない場合のファイルモードを指定します。ファイルモードは,パーミッションビットだけを絶対値で指定してください。
このオプションは,UNIXマシンから登録したパッケージを配布する場合に指定できます。

JP1/NETM/DM Clientから値が返される引数

status
処理結果の詳細情報が返されます。
cmdno
指令番号が返されます。領域は,サイズにDMGAI_CMDNO_SIZEを指定して確保してください。

リターン値

0:正常終了

-1:異常終了

注意事項

引数の最後には必ず0を設定してください。