使用するファイルおよび動作環境
JP1/NETM/DM ClientのAPIに関連するファイルについて説明します。
■ライブラリ関数に必要なファイル
JP1/NETM/DM Clientは,運用コマンドで提供しているサービスをアプリケーションプログラムで実現できるようにAPIを次のファイルで提供しています。
- 共用ライブラリ
- /NETMRDSEX1/lib/afapi.sl … HP-UX(PA-RISC),Solarisの場合
- /NETMRDSEX1/lib/afapi.o … AIXの場合
- /NETMRDSEX1/lib/afapi.so … Tru64 UNIXの場合
- /opt/NETMDMWEX1/lib/afapi.sl … HP-UX(IPF)で32ビットのアプリケーションを作成する場合
- /opt/NETMDMWEX1/lib/afapi64.sl … HP-UX(IPF)で64ビットのアプリケーションを作成する場合
- ヘッダファイル
- /NETMRDSEX1/include/afapi.h
なお,OSがHP-UXの場合,ファイル名は/opt/NETMDMWEX1~(以下同じ)となります。
■サンプルプログラムのファイル
JP1/NETM/DM ClientのAPIを使ったサンプルプログラムは,次のファイル名で格納してあります。ライブラリ関数の標準的な使い方を知りたい場合に参照してください。
- サンプルプログラム
- /NETMRDSEX1/sample/rscdspsmp.c
なお,OSがHP-UXの場合ファイル名は/opt/NETMDMWEX1~(以下同じ)となります。
■動作環境
APIの動作環境を次に示します。
- APIは,JP1/NETM/DM Clientの配布管理機能が稼働しているときだけ使用できます。
- JP1/NETM/DM Clientの配布管理機能をrdsafse -pコマンドで計画停止させると,APIの処理が終了してから停止します。速やかに計画停止させるためには,プログラム中でAPIの終了処理をする必要があります。
- JP1/NETM/DM Clientの配布管理機能が強制終了すると,その時点でAPIは使用できなくなります。