JP1/NETM/DMの各プログラムを利用したソフトウェアの配布管理には，次の特長があります。

• ソフトウェア配布業務を省力化できます
  センタサーバからのコマンド操作で，分散環境の多数のマシンに一括してソフトウェアを配布できます。配布したソフトウェアは自動的に組み込まれるため，マシンごとのセットアップの手間が省けます。配布および組み込みの結果も，センタサーバで一元的に管理できます。
  
• システムを階層化して配布できます
  大規模なネットワークでは，中継用のマシンを設置することで，ネットワークに負荷を掛けないでソフトウェアを配布できます。また，中継用のマシンを部門サーバとして使用することで，全体的な運用と部門ごとの運用とを使い分けることができます。
  
• きめ細かな配布運用ができます
  グループ単位での配布や日時を指定した配布など，システムの運用に合わせた方法を選択できます。
  
• さまざまな規模のシステムやプラットフォームに対応しています
  数十台程度の小規模なシステムから，数万台の大規模なネットワークまで，さまざまな規模のシステムで使用できます。また，WindowsマシンとUNIXマシンが混在した環境にも対応しています。
  
• インベントリの管理ができます
  ソフトウェアを配布するだけでなく，ネットワークを構成するマシンのインベントリ情報（ハードウェアの情報，ソフトウェアの組み込み状況，ユーザ固有のインベントリ情報など）を配布管理システムで取得し，管理できます。