OSパッチの組み込み前,配布時に配布先システムで必要な設定,および組み込み時に配布先システムで必要となる確認事項について説明します。
表2-12 OSパッチのインストールコマンドおよび使用するオプション
OS | OSパッチの インストール コマンド | 使用するオプション |
---|---|---|
HP-UX | swinstall | -s,-x autoreboot=false, -x patch_match_target=true |
Solaris | patchadd | 使用しない |
AIX | installp | -a,-c,-d,-g,-q,-v,-N,-X |
Linux | rpm | -h,-i,-v |
表2-13 同じOSパッチがすでに組み込まれている場合の組み込みの可否
組み込み状態 | 配布指示の種類 | |
---|---|---|
通常配布 | 強制配布 | |
手動で組み込まれている | ○ | - |
JP1/NETM/DMから組み込まれている | - | - |
組み込まれていない | ◎ | ◎ |
自システムでの組み込み待ち,または組み込み済みのOSパッチのパッケージを表示する場合,rdsrsclstコマンドのuオプションを指定して,コマンドを実行してください。
OSパッチのインストールコマンドが正常終了した場合,終了コードは「0」となります。終了コードから,インストールコマンドが正常終了したかどうかを確認してください。