付録D.1 HP-UX以外の場合

HP-UX以外の場合のプロセス名を示します。

括弧( )内の数値は,同時に実行できるプロセス数です。プロセス名を二つ記載している個所は,上段が親プロセス名,下段が子プロセス名です。

<この項の構成>
(1) 中継システムの監視プロセス
(2) エンドWSの監視プロセス
(3) クライアントWSの監視プロセス

(1) 中継システムの監視プロセス

中継システムの監視プロセスを次に示します。

プロセス名機能
rdscltsvc(9999)UDPからの起動要求を受け付けます。
rdstcpsvc(9999)TCPからの起動要求を受け付けます。
rdsrshmng(9999)
rdsactrsh(9999)
クライアントの接続本数を管理します。
クライアントへの起動要求をします。
rdsdaemon(9999)rdsocketを監視します。
rdssyscns(1)システム構成情報を管理します。
rdsregular(9999)指令の実行日時を管理します。
rdssnda(9999)※1配布・収集結果など,指令の実行結果を監視し,上位サーバに通知します。
admmaster(9999)※2
rdpcmsrvm(1)※2
配布管理機能のプロセスを監視します。
配布管理機能のプロセスを制御します。
注※1
  • このプロセスはrdssndコマンドで起動・停止可能です。
  • 設定ファイルの「WatchTimeofStatus」に「0」を設定した場合は,監視しないでください。
  • AIX,Tru64 UNIXの場合:sh /NETMRDS/COM/rdssnda
    ただし,Tru64 UNIXの場合は,OSのバージョンによって先頭の「sh」が含まれない場合があります。
注※2
配布管理機能を使用しない場合は指定しないでください。

(2) エンドWSの監視プロセス

エンドWS(設定ファイルの「WorkstationType」に「END」を設定)の監視プロセスを次に示します。

プロセス名機能
rdscltsvc(9999)UDPによる起動要求を受け付けます。
rdstcpsvc(9999)TCPによる起動要求を受け付けます。
rdsdaemon(9999)rdsocketを監視します。
rdssnde(9999)配布・収集結果など,指令の実行結果を監視し,配布管理システムに通知します。
rdsregular(9999)指令の実行日時を管理します。
注※
AIX,Tru64 UNIXの場合:sh /NETMRDS/COM/rdssnde
ただし,Tru64 UNIXの場合は,OSのバージョンによって先頭の「sh」が含まれない場合があります。

(3) クライアントWSの監視プロセス

クライアントWS(設定ファイルの「WorkstationType」に「CLIENT」を設定)の監視プロセスを次に示します。

プロセス名機能設定ファイルのWatchTimeofOrdersの値による注意
rdscltsvc(9999)UDPによる起動要求を受け付けます。「0~1280」を指定した場合,このプロセスが常駐します。
「MANUAL」を指定した場合,監視しないでください。
rdstcpsvc(9999)TCPによる起動要求を受け付けます。「0~1280」を指定した場合,このプロセスが常駐します。
「MANUAL」を指定した場合,監視しないでください。
rdsrfa(9999)中継システムに接続し,自システムあての指令確認をします。「1~1280」を指定した場合,このプロセスが常駐します。
「0」または「MANUAL」を指定した場合,監視しないでください。
rdsregular(9999)指令の実行日時を管理します。WatchTimeofOrdersの値に関係なく常駐します。
注※
  • rdsrfコマンドで起動・停止できます。
  • AIX,Tru64 UNIXの場合:sh /NETMRDS/COM/rdsrfa -a
    ただし,Tru64 UNIXの場合は,OSのバージョンによって先頭の「sh」が含まれない場合があります。