3.3.5 インストールするコンポーネントの設定

JP1/NETM/DM Administrator Kitでは,インストールするJP1/NETM/DM Clientのインストールコンポーネントやセットアップの詳細な設定情報を取り込んだインストールセットを作成できます。この設定は,[インストール・セットアップの設定]パネルを使用します。

<この項の構成>
(1) [インストール・セットアップの設定]パネル
(2) [インストール・セットアップの設定]パネルの構成要素

(1) [インストール・セットアップの設定]パネル

[インストール・セットアップの設定]パネルを図3-10に示します。

図3-10 [インストール・セットアップの設定]パネル

[図データ]

(2) [インストール・セットアップの設定]パネルの構成要素

[インストール・セットアップの設定]パネルの構成要素を次に示します。

(a) [セットアップ]ボタン

[セットアップ]ボタンをクリックすると,JP1/NETM/DM Clientのインストールコンポーネントやセットアップ情報を設定するためのダイアログボックスが表示されます。セットアップ情報は,JP1/NETM/DM Clientのインストール・セットアップ時に設定が必要な情報です。インストールセットに,インストールコンポーネントやセットアップ情報をあらかじめ設定しておくことで,JP1/NETM/DM Clientの自動インストールができるようになります。

[セットアップ]ボタンをクリックして表示されるダイアログボックスの詳細は,「3.3.12 セットアップ情報の設定」を参照してください。ただし,バージョン07-53以前のJP1/NETM/DM Clientを使用する場合は,各バージョンに対応するマニュアル「JP1/NETM/DM システム構築」の,JP1/NETM/DM Clientの自動インストールに関する記述を参照してください。

なお,[セットアップ]ボタンをクリックしない場合は,JP1/NETM/DM Clientのデフォルトの設定でインストールセットが作成されます。

注意事項
JP1/NETM/DM Clientのバージョンが07-11以降の場合,リモートコントロールエージェントの認証情報の設定で,Windowsの認証を使用したユーザを指定したとき,OSがWindows MeまたはWindows 98のマシンには,認証情報を設定しないでください。設定した場合,すべてのユーザからの接続を拒否します。リモートコントロールエージェントの認証情報の設定方法については,マニュアル「JP1/NETM/Remote Control」を参照してください。
(b) 「インストール先ディレクトリを隠しファイルとする」チェックボックス

JP1/NETM/DM Clientのインストール先ディレクトリを隠しファイルにするかどうかを設定します。オンにするとJP1/NETM/DM Clientのインストール先ディレクトリを隠しファイルにします。デフォルトではオフになっています。

注意事項
JP1/NETM/DM Clientのインストール先ディレクトリを隠しファイルにするかどうかは,運用上問題がないかを検討した上で設定してください。
(c) 「アプリケーションの追加と削除にアンインストール情報を表示」チェックボックス

JP1/NETM/DM Clientをコントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]または[プログラムの追加と削除]に表示させるかどうかを設定します。オンにすると[アプリケーションの追加と削除]または[プログラムの追加と削除]に表示されます。オフにすると表示されません。デフォルトではオンになっています。

注意事項
このチェックボックスをオフにしたインストールセットを使用してJP1/NETM/DM Clientをインストールした場合,[アプリケーションの追加と削除]または[プログラムの追加と削除]を利用したJP1/NETM/DM Clientのアンインストールはできません。インストールされている製品のCD-ROMからインストーラを起動し,メンテナンスウィザードを使用してJP1/NETM/DM Clientをアンインストールしてください。ただし,JP1/NETM/DM Client - BaseのインストールセットにJP1/NETM/DM Client - Operation Log Featureを追加していた場合,メンテナンスウィザードを使用して,JP1/NETM/DM Client - Operation Log Featureだけのアンインストールはできません。