4.3.2 ログオンスクリプト用バッチファイルの利用

JP1/NETM/DM Administrator Kitでは,インストールセット作成時にサンプルのログオンスクリプト用バッチファイル(install.bat)が作成されます。このバッチファイルを編集して,ユーザプロファイルに登録することで,ログオンスクリプトを使用したJP1/NETM/DM Clientのインストールができます。

ただし,ログオンスクリプトを使用できるのは,ファイルサーバ用インストールセットを使用して,JP1/NETM/DM Clientをインストールする場合だけです。

Windows 8,Windows Server 2012,Windows 7,Windows Server 2008またはWindows Vistaの場合,クライアントツール起動時に[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されるので,ログオンスクリプト用バッチファイルを使用した自動インストールは利用できません。

ログオンスクリプト用バッチファイルの編集方法を次に示します。

ログオンスクリプト用バッチファイル(install.bat)の編集方法
次に示す記述をバッチファイルから検索して,サーバ名,共用ディレクトリ名部分を,インストールセットを格納したサーバ名,インストールセット格納ディレクトリ名にそれぞれ修正してください。

if not exist JP1/NETM/DM Clientのインストール先ディレクトリ¥INSTRSLT Start /W ¥¥サーバ名¥共用ディレクトリ名¥dminst.exe ¥¥サーバ名¥共用ディレクトリ名¥dminst.sci /createcheckfile