インストールセットを作成する場合,JP1/NETM/DM Clientのインストール媒体からインストール情報を取得するため,JP1/NETM/DM Clientのインストール媒体が格納されているディレクトリを設定します。この設定は,[インストール媒体]パネルを使用します。また,このパネルでは,作成するインストールセットへのコメントを入力できます。
JP1/NETM/DM Client - Baseのインストールセットを作成する場合は,インストールセットに追加するオプション製品を選択できます。
[インストール媒体]パネルを図3-6に示します。
図3-6 [インストール媒体]パネル
[インストール媒体]パネルの構成要素を次に示します。
インストールセットへのコメントを入力します。必要でなければ,入力しなくてもかまいません。入力できる文字は,半角で128文字(全角で64文字)以内です。このテキストボックスに入力した内容は,[スタートアップキット]ダイアログボックスの「インストールセット一覧」リストの「コメント」に表示されます。
[スタートアップキット]ダイアログボックスで[編集]ボタンをクリックした場合,選択できます。[新規作成]ボタンをクリックした場合,選択できません。このチェックボックスをオンにした場合,既存のインストールセットのインストール媒体を「ディレクトリ」テキストボックスに指定された媒体に変更します。オフの場合は,インストール媒体を変更しません。
[参照]ボタンを利用して,インストール媒体のディレクトリを指定します。指定できる文字は,半角で255文字(全角で127文字)以内です。
指定するディレクトリは,インストール媒体の種類によって次のように異なります。
インストール媒体がJP1/NETM/DM Client - Baseの場合だけ,[一覧を表示する]ボタンを使用できます。「ディレクトリ」を入力して,[一覧を表示する]ボタンをクリックすると,インストール媒体に含まれているオプション製品が,「追加製品」リストに表示されます。
[参照]ボタンを利用して「ディレクトリ」を指定した場合は,[一覧を表示する]ボタンをクリックする必要はありません。インストール媒体に含まれているオプション製品が,「追加製品」リストに自動的に表示されます。
なお,オプション製品を表示しないでインストールセットを作成すると,オプション製品は追加されませんので,注意してください。また,インストールセットにオプション製品を追加するには,JP1/NETM/DM Client - Baseとオプション製品を同じインストール媒体に準備しておく必要があります。
インストールセットに追加するオプション製品を選択します。チェックボックスをオンにすると,インストールセットに追加されます。デフォルトは,すべてオンです。
インストールセットを編集する場合,インストールセットに追加されているオプション製品は削除できません。このような場合は,インストールセットを再作成してください。