AIT_PlayKey

機能

ユーザがキー入力した場合と同じように,アクティブなウィンドウへキーボード入力情報を送信します。

形式

bool AIT_PlayKey  (
 string strKeys     // 文字列
);

引数

strKeys(入力用)

キーやキーの組み合わせ文字列,または文字列を指定してください。次のどれかを組み合わせて指定できます。

AIT_PlayKey("ABC")は,ABCという文字列を打つ処理をシミュレートします。

次に示すのは指定が可能な特殊キーです。

指定可能な特殊キー
{ALT}{ALT_LOCK}{ALT_UNLOCK}{ALT+SHIFT}{APPS}{BACKSPACE}{CTRL}
{CTRL+ALT}{CTRL+SHIFT}{CTRL+ALT+SHIFT}{CTRL_LOCK}{CAPSLOCK}{CAPSLOCK_ON}{CAPSLOCK_OFF}
{CTRL_UNLOCK}{DELETE}{DOWN}{END}{ENTER}{ESC}{F1}
{F2}{F3}{F4}{F5}{F6}{F7}{F8}
{F9}{F10}{F11}{F12}{HOME}{INS}{KANA_ON}
{KANA_OFF}{KANJI_ON}{KANJI_OFF}{LEFT}{LWIN}{LWIN_LOCK}{LWIN_UNLOCK}
{NUMLOCK_ON}{NUMLOCK_OFF}{NUMLOCK}{NUMPAD0}{NUMPAD1}{NUMPAD2}{NUMPAD3}
{NUMPAD4}{NUMPAD5}{NUMPAD6}{NUMPAD7}{NUMPAD8}{NUMPAD9}{PAUSE}
{PGDOWN}{PGUP}{PRNSCR}{PROCESS}{RIGHT}{RWIN}{RWIN_LOCK}
{RWIN_UNLOCK}{SCROLLLOCK}{SCROLLLOCK_ON}{SCROLLLOCK_OFF}{SHIFT}{SHIFT_LOCK}{SHIFT_UNLOCK}
{SPACE}{TAB}{UP}

(凡例)-:値なし


AIT_PlayKey("{TAB}")は[Tab]キーを押す処理をシミュレートします。

[Shift],[Ctrl],または[Alt]キーと組み合わせたキーを指定する場合は,通常のキーテキストの前に次のキー操作コードを付け加えてください。

キーキー操作コード
Shift+
Ctrl^
Alt%
AIT_PlayKey("%(N)")は[Alt]+[N]キーを押すことを表します。
同じ順番でキーを繰り返す場合は,次のように表記してください。
{REPEAT n}<char to repeat>{END_REPEAT}

戻り値

関数が正常に処理された場合の戻り値はtrue,そのほかの場合はfalseとなります。

関数がfalseを返した場合には,AIT_GetLastErrorを使用して拡張エラーコードを取得できます。AIT_GetLastErrorが返す可能性のあるエラーコードを次に示します。

拡張エラー番号エラーコード
87ERROR_INVALID_PARAMETER