JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)
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SOFTWARE_CONDITIONSタグでは,リモートインストールの前提とするソフトウェアの条件を指定します。このタグは,dcmpackコマンドで使用します。
指定できるパラメタ,およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。
| パラメタ |
内容 |
コマンドの引数 |
| condition |
ソフトウェア条件 |
/l ソフトウェア条件 |
- <この項の構成>
- (1) 形式
- (2) 説明
- (3) 注意事項
- (4) 指定例
SOFTWARE_CONDITIONS{
condition=ソフトウェア条件
}
- condition=ソフトウェア条件
リモートインストールの前提とするソフトウェアの条件を,次の形式で指定します。
- パッケージ識別ID 等符号 比較バージョン/リビジョン:比較世代番号
- パッケージ識別ID
- リモートインストールの前提とするソフトウェアのパッケージ識別IDを指定します。パッケージ識別IDは,PACKAGING_INFORMATIONタグのpackage_idで指定されたIDを指定してください。
- 等符号
- 「=」「>」「>=」「<」「<=」「<>」の中から指定してください。
- 比較バージョン/リビジョン
- 比較対象となるバージョン/リビジョンを8けたまでの数字で指定します。
- 比較世代番号
- 比較対象となる世代番号を4けたまでの数字で指定します。
- UNIXのクライアントへ配布するパッケージの場合,このタグは指定できません。
- ソフトウェア条件は複数指定できます。複数指定した場合は論理積(AND)の条件となります。すべての条件を満たした場合にインストールが実行されます。
- ソフトウェア条件をコマンドの引数(/l)で指定する場合は,システム条件(/O)と合わせて10個まで指定できます。
[ソフトウェア条件]で指定する条件の比較処理は先頭からの文字比較となります。
指定可能文字の大小関係は「"A"〜"Z">"0"〜"9">"/">"△"(半角スペース)」となります。
そのため,等符号に「<」「<=」「>」「>=」を指定して比較バージョン/リビジョン,比較世代番号を指定する場合,比較対象のソフトウェアのバージョン/リビジョン,世代番号と同じ桁数で指定してください。
例えば,「PROGRAM」のバージョン/リビジョン「0300」世代番号「0000」がインストールされている環境に対しては,「PROGRAM>2:0」と指定しないで,「PROGRAM>0200:0000」となるように桁数をそろえて指定してください。
- condition=P-2412-3554>0500:0000
- バージョンが「05-00」,世代番号が「0000」より大きいバージョンのパッケージ識別IDがP-2412-3554であるソフトウェアがインストールされている場合にインストールを実行します。
- condition=P-2412-3554<>0510:0000
- バージョンが「05-10」,世代番号が「0000」と異なるバージョンのパッケージ識別IDがP-2412-3554であるソフトウェアがインストールされている場合にインストールを実行します。
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