4.26.19 SOFTWARE_CONDITIONS(ソフトウェア条件の指定)

SOFTWARE_CONDITIONSタグでは,リモートインストールの前提とするソフトウェアの条件を指定します。このタグは,dcmpackコマンドで使用します。

指定できるパラメタ,およびコマンドの引数との対応を次の表に示します。

パラメタ内容コマンドの引数
conditionソフトウェア条件/l ソフトウェア条件
<この項の構成>
(1) 形式
(2) 説明
(3) 注意事項
(4) 指定例

(1) 形式

SOFTWARE_CONDITIONS{
condition=ソフトウェア条件
}

(2) 説明

(3) 注意事項

[ソフトウェア条件]で指定する条件の比較処理は先頭からの文字比較となります。

指定可能文字の大小関係は「"A"~"Z">"0"~"9">"/">"△"(半角スペース)」となります。

そのため,等符号に「<」「<=」「>」「>=」を指定して比較バージョン/リビジョン,比較世代番号を指定する場合,比較対象のソフトウェアのバージョン/リビジョン,世代番号と同じ桁数で指定してください。

例えば,「PROGRAM」のバージョン/リビジョン「0300」世代番号「0000」がインストールされている環境に対しては,「PROGRAM>2:0」と指定しないで,「PROGRAM>0200:0000」となるように桁数をそろえて指定してください。

(4) 指定例

condition=P-2412-3554>0500:0000
バージョンが「05-00」,世代番号が「0000」より大きいバージョンのパッケージ識別IDがP-2412-3554であるソフトウェアがインストールされている場合にインストールを実行します。
condition=P-2412-3554<>0510:0000
バージョンが「05-10」,世代番号が「0000」と異なるバージョンのパッケージ識別IDがP-2412-3554であるソフトウェアがインストールされている場合にインストールを実行します。