JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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11.4.3 ソフトウェアのインストール状況の確認

[インストールソフトウェア]ウィンドウでは,クライアントにすでにインストールされているソフトウェアを確認できます。

図11-16 [インストールソフトウェア]ウィンドウ

[図データ]

ソフトウェア名の左側に付いているアイコンは,ソフトウェアの種類を表します。

通常のソフトウェア(日立プログラムプロダクト,他社ソフトウェア,およびユーザプログラム,データ)を,JP1 Version 7i以前の差分配布機能を使用してバージョンアップすると,すべて差分パッケージの扱いとなります。なお,差分パッケージはJP1 Version 7i以前のJP1/NETM/DMでサポートするソフトウェア種別です。JP1 Version 8以降では,差分パッケージはリモートインストールできません。

[インストールソフトウェア]ウィンドウには,基本的には,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールされたパッケージだけが表示されます。しかし,メニューで[実行]−[ソフトウェア情報収集]を選択すると,クライアントでローカルにインストールしたソフトウェアも追加して表示できます。このウィンドウの情報は,上位システムからも確認できるようになっているので,定期的に,ローカルインストールしたソフトウェアの情報を表示させてください。また,リモートインストールされたパッケージをクライアント側でアンインストールした場合は,該当するパッケージをこの一覧から削除してください。

また,このウィンドウでは,[表示]メニューの[表示するソフトウェア]から,ソフトウェア情報の識別IDを使用して表示するソフトウェアの種類を選択できます。表示できるソフトウェアの種類は,以下のとおりです。デフォルトでは,すべて選択されています。識別IDについては,「3.2.6 取得したソフトウェア情報の確認」を参照してください。

アプリケーションの追加/削除
識別IDが「WUA-」,「WUA-64-」または「WUA-SUP」から始まるソフトウェアおよびパッチの情報を表示します。
パッチ情報
識別IDが「WUA-SUP」または「SUP-」から始まるパッチの情報を表示します。
その他のソフトウェア
「アプリケーションの追加/削除」,「パッチ情報」のどれにも該当しない情報を表示します。

[インストールソフトウェア]ウィンドウの情報は,次のタイミングで更新されます。

 

このウィンドウの情報は,パッケージセットアップマネージャの[パッケージ]ウィンドウと連動しています。[パッケージ]ウィンドウに表示されているソフトウェアが,ローカルにインストールされた場合,[パッケージ]ウィンドウ上の該当するパッケージのアイコンにも「インストール完了」のマーク(○印)が付きます。