JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)

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8.6.2 [ジョブの作成]ダイアログボックスのカスタマイズ

ユーザの運用に合わせて,[ジョブの作成]ダイアログボックスで設定する各項目のデフォルト値を変更できます。

<この項の構成>
(1) 操作方法
(2) カスタマイズできる項目

(1) 操作方法

[ジョブの作成]ダイアログボックスのデフォルト値を変更するための操作方法を説明します。

  1. [ジョブ定義]ウィンドウで[編集]−[ジョブ定義のカスタマイズ]を選択する。
    [ジョブ定義のカスタマイズ]ダイアログボックスが表示されます。
  2. 「ジョブの作成ダイアログ」を選択する。
    [ジョブの作成ダイアログのカスタマイズ]ダイアログボックスが表示されます。

    図8-53 [ジョブの作成ダイアログのカスタマイズ]ダイアログボックス

    [図データ]

    [ジョブの作成ダイアログのカスタマイズ]ダイアログボックスのパネル名および項目名は,[ジョブの作成]ダイアログボックスのパネル名および項目名と対応しています。[ジョブの作成ダイアログのカスタマイズ]ダイアログボックスで設定した値が,[ジョブの作成]ダイアログボックスのデフォルト値になります。ただし,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[オプション]パネルの設定項目は,実行するジョブの種別によって異なります。そのため,[ジョブの作成ダイアログのカスタマイズ]ダイアログボックスでは,各ジョブ名の付いたオプションパネルで,デフォルト値を設定します。
    デフォルト値をカスタマイズできる項目については,「(2) カスタマイズできる項目」を参照してください。
  3. デフォルト値を変更して,[OK]ボタンをクリックする。
    [ジョブの作成]ダイアログボックスのデフォルト値が変更されます。

(2) カスタマイズできる項目

[ジョブの作成ダイアログのカスタマイズ]ダイアログボックスのパネルごとに,カスタマイズできる項目とデフォルト値を示します。

[詳細]ボタンをクリックしたときに表示される[リモートコレクトの詳細オプション設定]ダイアログボックス中の,次の項目の値を設定できます。

カスタマイズできる項目 デフォルト値
収集タイミング クライアント稼働中
圧縮指定 圧縮あり
クライアントでの外部プログラム起動 空欄

ジョブ種別が「システム情報の取得」の場合に表示される,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[オプション]パネルに対応しています。

カスタマイズできる項目 デフォルト値
システム情報 変更部分の情報を取得する
レジストリ情報 変更部分の情報を取得する

ジョブ種別が「ソフトウェア情報の取得」の場合に表示される,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[オプション]パネルに対応しています。

カスタマイズできる項目 デフォルト値
検索対象ソフトウェア JP1/NETM/DMでインストールしたソフトウェアを検索
検索リスト 非活性※1
検索対象ドライブ 非活性※2
ドライブ指定 非活性※3
注※1
「検索対象ソフトウェア」で「すべてのソフトウェアを検索」を選択すると,値を設定できます。
注※2
「検索対象ソフトウェア」で「すべてのソフトウェアを検索」または「ファイルを検索」を選択すると,値を設定できます。
注※3
「検索対象ドライブ」で「検索対象ドライブを指定」を選択すると,値を設定できます。

ジョブ種別が「ユーザインベントリ情報の転送」の場合に表示される,[ジョブの作成]ダイアログボックスの[オプション]パネルに対応しています。このパネルは,リレーショナルデータベースを使用しているときだけ表示されます。

カスタマイズできる項目 デフォルト値
情報設定要求 クライアントユーザへの情報設定要求を行う
全項目を入力必須とする オフ
クライアントユーザのキャンセルを無効とする オフ
ユーザ固有資産情報の転送も行う オフ
情報設定前はパッケージセットアップマネージャを起動しない オフ
情報設定終了後のデータ クライアントユーザが保存または保存と通知を決定する

[スケジュール]パネルの各項目と,[詳細設定]ボタンをクリックしたときに表示される[実行日時の詳細設定]ダイアログボックス中の各項目の値を設定できます。

カスタマイズできる項目 デフォルト値
サーバでのジョブ実行日時 即時実行
実行日時の設定 「実行日時を設定する」がオンで,日時が空欄(即時実行)
実行タイミングの設定 システム稼働中実行
注※
[詳細設定]ボタンをクリックすると表示される項目です。