JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)
リモートインストールの前提となる,クライアントのソフトウェアの条件を設定します。条件は複数設定できます。複数の条件を設定した場合は,すべての条件を満たす場合だけインストールされます。
設定できる条件は次の2種類です。
設定した条件はインストールの直前に判定されます。そのため,条件を満たしているかどうかに関係なく,パッケージはクライアントにダウンロードされます。
図2-16 [ソフトウェア条件]パネル
リモートインストールの前提とするソフトウェアの条件式を作成します。条件を設定して[追加]ボタンをクリックすると,条件式がリストに表示され,有効になります。
前提とするソフトウェアを,パッケージ名で特定するのか,パッケージ識別IDで特定するのかを選択します。デフォルトは「パッケージ名」です。
その後,テキストボックスでパッケージ名またはパッケージ識別IDを設定してください。一覧から選択することもできます。設定できるパッケージ名(パッケージ識別ID)は,JP1/NETM/DMでリモートインストールしたパッケージと,「ソフトウェア情報の取得」ジョブで取得したソフトウェアのパッケージ名(パッケージ識別ID)です。ワイルドカードなどは使用できません。
ソフトウェアのインストールの有無およびバージョンなどのチェック条件を設定します。
ソフトウェア条件を設定してパッケージをインストールする場合は,配布先のセットアップの[インストールオプション]パネルで,「パッケージのインストールエラー時にインストール履歴を保管する」チェックボックスをオンにしておくことをお勧めします。詳細については,マニュアル「構築ガイド」の「6.2.11 [インストールオプション]パネル」を参照してください。
[ソフトウェア条件]パネルで指定する条件のバージョン,世代番号の比較処理は先頭からの文字比較となります。
指定可能文字の大小関係は「"A"〜"Z">"0"〜"9">"/">"△"(半角スペース)」となります。
そのため,比較値に「<」「<=」「>」「>=」を選択してバージョン,世代番号を指定する場合,比較対象のソフトウェアのバージョン,世代番号と同じけた数で指定してください。
例えば,ソフトウェア「PROGRAM」のバージョンが「0300」世代番号「0000」がインストールされている環境に対しては,「PROGRAM>2 0」と指定せず,「PROGRAM>0200 0000」となるようにけた数を揃えて指定してください。
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