JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
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付録H 各バージョンの変更内容
(1) 10-10の変更内容
09-50から10-10での変更点を次に示します。
- 適用OSにWindows Server 2012を追加した。
- Windows 2000を適用OS外とした。
- 使用できるWebサーバにMicrosoft Internet Information Services 8.0を追加した。
- 使用できるDBMSにMicrosoft SQL Server 2012を追加した。
- 使用できるWebブラウザにWindows Internet Explorer 9およびWindows Internet Explorer 10を追加した。
- uCosminexus EUR:イーユーアール Server Print Edition 09-00以降に対応した。
(2) 09-50の変更内容
09-12から09-50での変更点を次に示します。
- JP1/NETM/DMのインベントリ情報の取り込み時に,引き当て除外MACリストを定義することによって,複数の管理対象の機器に同一のMACアドレスが存在していても,別々の資産として登録できるようにした。
- JP1/NETM/DMのインベントリ情報の取り込み時に,引き当てキーとして「マシンシリアルナンバー」を選択できるようにした。
- 送信トレイにある案件を複写して,新規案件を作成できるようにした。
- Asset Information Managerの操作を,監査ログとして出力できるようにした。
- 案件の送付時に,その案件の代行者に設定されているユーザにメールで通知できるようにした。
- NNMi連携時,NNMiとの通信にHTTPS通信を使用できるようにした。
- NNMi連携時,NNMiのIPアドレスがIPv6の場合,NNMiのノード情報を取り込まないようにした。
- 案件のオブジェクトに複数の項目を入力するために,テーブルオブジェクトを追加した。また,テーブルオブジェクトを定義するためのTable Designerを追加した。
- 案件の主題項目のデータ型に,日付を設定できるようにした。
- 保有ライセンス一覧画面に,ライセンスキーの割り当て数を表示できるようにした。
(3) 09-12の変更内容
09-11から09-12での変更点を次に示します。
- NNMiと連携して,ノード情報を取得できるようにした。
- Active Directoryと連携して,ログイン認証できるようにした。また,Active Directoryのユーザ情報を取得できるようにした。
- 使用できるDBMSにMicrosoft SQL Server 2008 R2を追加した。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「ディレクトリサーバ連携」に,次の項目を追加した。
- ディレクトリサーバの使用
- サーバ名
- ポート番号
- アクセスユーザ
- 応答監視時間
- ユーザ情報DN
- ユーザID属性名
- ユーザ名属性名
- 操作ログ一覧画面の「外部メディア操作」で,USB以外の外部メディアの接続許可および接続抑止の操作ログを参照できるようにした。
- 職権「案件監査者」を追加した。この職権を持つユーザは,実行案件管理画面で,最新の案件内容と添付ファイルを参照できるようにした。
(4) 09-11の変更内容
09-10から09-11での変更点を次に示します。
- ユーザに分掌を割り当てることで,一人のユーザが複数の部署情報を管理できるようにした。
- タスク「データメンテナンス」で実施する作業に,「すでに存在していない部署に設定されている分掌情報を削除する作業」を追加した。
- インポートおよびエクスポートで,次に示す「資産種別」を追加した。
- Microsoft Internet Information Servicesを再構築した場合に必要な作業を追加した。
- オブジェクトクラスに「DivisionInfo」を追加した。
- アソシエーションクラスに次に示すクラスを追加した。
- 「DivisionLink」
- 「DivisionUserLink」
- 業務メニュー「ユーザ組織管理」の[部署詳細]ダイアログに「分掌」タブを追加し,分掌情報の編集や,分掌の一覧をCSVファイルに出力する機能を追加した。また,「分掌」タブから分掌をユーザに割り当てる機能を追加した。
(5) 09-10の変更内容
09-01から09-10での変更点を次に示します。
- JP1/NETM/DM 09-10で新規に取得される次の操作ログを,参照および集計できるようにした。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携」の「ホスト識別子」を「取り込み対象」に変更した。また,「取り込み対象」では,すべての機器からインベントリ情報を取り込む選択や,ホスト識別子があるインベントリ情報だけを取り込む選択のほかに,システム情報があるインベントリ情報を取り込む選択を追加した。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携」の設定に「インベントリ取り込み方式」を追加して,インベントリ情報の取り込み方式として「マルチスレッド方式」を選択できるようにした。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携」の設定に「インベントリ取り込み多重度」を追加して,マルチスレッド方式でインベントリ情報を取り込む場合の多重度を設定できるようにした。
- 資産管理データベースで使用するディスク容量の「使用する情報のサイズ」のうち,ハードウェア資産情報の1件当たりのサイズを「51.9KB」から「52.1KB」に変更した。
(6) 09-01の変更内容
09-00から09-01での変更点を次に示します。
- 管理できる情報に,関連資産情報を追加した。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「基本情報」の設定にある「保有機器検索画面の機器状態」が対象とする画面に,関連機器登録画面を追加した。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「基本情報」の設定に「変更履歴情報管理」を追加して,タスク「履歴情報の削除」の実行時に,管理対象とする機器の初回の変更履歴を管理するかどうかを選択できるようにした。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携」の設定に「ホスト識別子」を追加して,JP1/NETM/DMのインベントリ情報の取り込み時にホスト識別子がない機器の情報を取り込むかどうかを設定できるようにした。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「JP1/NETM/DM連携」の設定に「JP1/NETM/CSC通知件数」を追加して,JP1/NETM/DMのインベントリ情報の取り込み時にJP1/NETM/CSCに通知するタイミングを設定できるようにした。
- タスク「データメンテナンス」で実行できる作業に,「対象となる資産情報が存在しない関連資産情報を削除する作業」を追加した。
- クラスタアドミニストレータの次に示すリソースにWindows Server 2008の場合の設定内容を追加した。
- Microsoft Internet Information Servicesのリソース
- Embedded RDBのサービスのリソース
- 業務メニュー「インポート」およびjamCsvImport.batでのインポート,業務メニュー「エクスポート」およびjamCsvExport.batでのエクスポートで指定する「資産種別」に「関連資産情報」を追加した。
- Asset Information Managerの各クラスに作成される情報と引き当てられるJP1/NETM/DMのインベントリ情報との対応表を詳細化した。
- 資産情報として管理できる情報に,「DMシステム構成更新日付」,「DMレジストリ更新日付」を追加した。
- 「使用する情報のサイズ」のうち,ハードウェア資産情報の1件当たりのサイズを「51.7KB」から「51.9KB」に変更した。
- [機器詳細]ダイアログに[関連機器]タブを追加して,機器とそれに関連するほかの機器との関連づけを管理できるようにした。
- 業務メニュー「インポート」からインポートするCSVファイルのフォーマットについて注意事項を追加した。
(7) 09-00の変更内容
08-52から09-00での変更点を次に示します。
- JP1/Lan Licenserとの連携を廃止した。
- ダウングレードソフトウェアを管理する概念についての説明を追加した。
- 使用できるDBMSにMicrosoft SQL Server 2008を追加した。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「セッション情報」の設定「無通信監視時間」で指定できる値の最小値を5分に変更した。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「基本情報」の設定に「代行案件のデフォルト表示」を追加して,受信トレイ画面で代行案件をデフォルト表示するかどうかを選択できるようにした。
- [サーバセットアップ]ダイアログの「基本情報」の設定に「保有機器検索画面の機器状態」を追加して,保有機器集計画面および保有機器一覧画面で表示される検索条件「機器状態」のプルダウンメニューに表示する機器の状態を選択できるようにした。
- 業務メニュー「新規機器登録」および[機器詳細]ダイアログで,添付ファイルを指定できるようにした。
- 管理クラス「VariousInfo」に含まれる項目に「Text_Title(ダイアログタイトル表示情報)」を追加し,操作画面の画面名を変更できるようにした。
- ユーザレポートの検索条件の定義項目「条件式」に「OPTIONS」を追加して,ユーザレポートにプルダウンメニューを表示できるようにした。
- ハードウェア資産情報および機器カタログ情報に次の内容のユーザ拡張用プロパティを追加して,より多くの固有情報を管理できるようにした。
- 固有情報Code-7〜固有情報Code-12
- 固有情報Field32-7,固有情報Field32-8
- 固有情報Field64-5〜固有情報Field64-8
- 固有情報Field128-3〜固有情報Field128-8
- 固有情報Field255-3〜固有情報Field255-8
- 固有情報Area-3,固有情報Area-4
- 案件のルートを定義するFlow Designerで,次の作業者に案件が送付されたことを通知するメールを送信するかどうかをアクティビティ単位で設定できるようにした。
- Asset Information Managerへのログイン時に想定されるトラブルと,その主な要因および対処をより詳細に記載した。
- Embedded RDBのホスト名を変更するときの,pdsysファイルの変更方法を修正した。
- 操作画面からアンカーやボタンをクリックして表示されるダイアログで,部署,ユーザ名または設置場所の指定領域に値が指定された状態で[参照]ボタンをクリックした場合は,指定された部署,ユーザ名または設置場所だけが展開されたツリーを表示できるようにした。
- 一括変更画面の検索条件に,「ユーザ名」,「ホスト名」および「IPアドレス」を指定できるようにした。
(8) 08-52の変更内容
08-51から08-52での変更点を次に示します。
- Embedded RDBを使用して資産管理データベースを作成する際,データベースのサイズを自動拡張できるようにした。また,それに伴い,クラスタシステムの環境構築手順を変更した。
- 検索パターンを使用して操作ログを全件出力するjamTakeOperationLog.batについて,オプションで,「部署」,「ユーザ名」および「設置場所」の情報をCSVファイルに出力できるようにした。
- [セットアップ]ダイアログから仮想ディレクトリの設定を実行することで,Asset Information Managerで使用するMIMEの設定を再登録できるようにした。
- jamdbexport.batを実行することで,資産管理データベースのバックアップをCSV形式で取得できるようにした。
(9) 08-51の変更内容
08-50から08-51での変更点を次に示します。
- JP1/NETM/DMのディレクトリ情報から取得する情報の詳細,および取得する際の引き当て方法を明記した。
- 案件画面の定義で日付のデータ型を設定した場合,テキストフィールドの横にカレンダーを表示するボタンが表示されるようにした。
- カレンダーで,前月および翌月をボタンから表示できるようにした。
(10) 08-50の変更内容
08-11から08-50での変更点を次に示します。
- JP1/NETM/DM 08-50で新規に取得される次の操作ログを,参照および集計できるようにした。
- Webアクセス
- 外部メディア操作
- ファイル操作(印刷操作)
- 適用OSにWindows Server 2008を追加した。
- タスク「ディレクトリ情報の取込み」でJP1/NETM/DMのディレクトリ情報を資産管理データベースに取り込めるようにした。
- タスク「WSUS更新プログラム通知」を利用して管理者にメール通知するときに,メールに記載されるURLを指定できるようにした。
- WSUSサーバと連携したシステム構成の説明を追加した。
- タスクスケジューラに登録されたタスクの実行結果をメールで通知する場合の,送信元アドレスを設定できるようにした。
- 資産管理データベースの作成時に,エラーが発生して実行が停止する場合の,主な要因および対処の説明を変更した。
- 次の「資産種別」に,インポートの対象となる項目を追加した。
- 「機器に関する情報」
- 「インストールソフトウェア情報」
- 「インストールソフトウェアリスト」
- 「ソフトウェア情報」
- 「ライセンス割り当て」
- 「パッチ情報」
- 「ウィルス定義情報」
- 業務メニュー「管理項目編集」で表示する設定にできる項目をすべて表記した。
- メモリ所要量の最小値を512メガバイトから1ギガバイトに変更した。
- 業務メニュー「インポート」からインポートするCSVファイルの作成方法の説明および注意事項を追加した。
(11) 08-11の変更内容
08-10から08-11での変更点を次に示します。
- 資産管理データベースおよびJP1/NETM/DMのデータベースがORACLEの場合,データベース・キャラクタ・セットを「JA16SJIS」に設定する説明を追加した。
- Embedded RDBを使用している場合,前方一致および後方一致を含む部分一致で検索するときに,大文字と小文字を区別するかどうかを設定できるようにした。
- Embedded RDBのホスト名を変更する手順を追加した。
- 資産管理データベースがEmbedded RDBの場合,データベースのサイズを変更する手順を追加した。
- 資産管理データベースがEmbedded RDBの場合,データベースのサイズの最小値を100メガバイトに変更した。
- Embedded RDBを停止および開始する手順を追加した。
- コマンドで資産管理データベースのバックアップと再編成を実行できるようにした。
- 資産管理データベースで使用する情報のサイズおよび内訳を変更した。
- 業務メニュー「業務フィルター」で設定した書式を,バージョン08-00以降のAsset Information Managerからバージョンアップする場合に移行できるようにした。
- クラスタ環境で,資産管理データベースをアップグレードする手順を追加した。
- データベースの照合順序の注意事項および説明を追加した。
- [機器詳細]ダイアログの「ライセンス」タブから,ソフトウェア資産情報を変更できるようにした。
(12) 08-10の変更内容
08-02から08-10での変更点を次に示します。
- 操作ログを集計して,業務メニュー「操作ログ集計」から集計結果を確認できるようにした。
- 操作ログから機器の操作を追跡できるようにした。
- JP1/IM - Service Supportと連携して,JP1/IM - Service SupportからAsset Information Managerの機器の情報を参照できるようにした。
- JP1/NETM/DMと連携して,ソフトウェアの稼働状況を管理できるようにした。
- JP1/NETM/DMと連携して,利用していないライセンスを確認できるようにした。
- 業務メニュー「稼働状況」を,デフォルトでは表示しない設定に変更した。
- 機器の変更履歴をメールで通知できるようにした。
- 機器の変更履歴として取得できる項目を,選択できるようにした。また,機器の変更履歴として取得できる項目に次の項目を追加した。
- ホスト名
- IPアドレス
- MACアドレス
- ハードウェア資産情報の固有情報
- 作成したユーザレポートと同等の検索を,コマンドラインから実行できるようにした。
- ユーザレポート作成画面に「画面表示情報」を追加して,出力項目の並び順と表示幅を設定できるようにした。
- ユーザレポートの検索条件に,同一のプロパティを複数指定できるようにした。
- 案件画面に主題項目を定義できるようにした。
- パッチ情報をJP1/NETM/DMのインストールパッケージ情報から取得する場合,「パッケージ識別ID」の先頭が「WUA-SUP」のときに,適用状態に「適用」と設定されるようにした。
(13) 08-02の変更内容
08-00から08-02での変更点を次に示します。
- JP1/秘文 CG Proの操作ログを参照できるようにした。
- [セットアップ]ダイアログから,Asset Information Managerのセットアップに必要な次に示す作業を実行できるようにした。
- 資産管理サーバの設定
- 資産管理データベースの作成
- データソースまたはネット・サービスの作成
- 仮想ディレクトリの設定
- 設計用サンプルデータ(JP1/NETM/DM連携)を使用して,Asset Information Managerの主要画面を操作できるようにした。
- 資産管理データベースとして使用できるOracle8iのバージョンを変更した。
- JP1/秘文の操作ログを参照するかどうかを選択できるようにした。
- [データベースマネージャ]ダイアログから,Embedded RDBのバックアップ,リストアおよび再編成を実行できるようにした。
- ハードウェア資産情報の「CPU種別」に,次のCPUに対応するコードを追加した。
- Intel Core2
- Intel Core
- AMD Athlon 64 X2
- AMD Turion 64
- 定義データ量を20メガバイトから30メガバイトに変更した。
- [データベースマネージャ]ダイアログから,資産管理データベースのアップグレードおよび移行を実行できるようにした。
(14) 08-00の変更内容
07-53から08-00での変更点を次に示します。
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