この節では,Asset Information Managerを運用するために必要な知識として,資産管理データベースの仕組みについて説明します。
資産管理データベースの仕組みに関する基礎知識は,主に,次の作業を実行するときに必要になります。
- jamimportコマンドによる資産管理データベースへのCSVデータの登録(インポート)
- jamexportコマンドによる資産管理データベースからのCSVデータの出力(エクスポート)
- 操作画面の管理項目の変更(管理項目編集)
- 操作画面の変更(業務フィルター)
- 業務メニューの追加(ユーザレポート作成)
- 管理項目とインベントリ情報の引き当て(インベントリ情報の引き当て)
資産管理データベースでは,オブジェクト指向型のデータ管理モデルを採用しています。そのため,扱うクラスおよびプロパティに対応させて資産情報を管理します。
資産管理データベースで管理するクラスおよびプロパティの概要を次に説明します。
- <この節の構成>
- 8.1.1 資産管理データベースで管理するクラス
- 8.1.2 資産管理データベースで管理するプロパティ
- 8.1.3 アソシエーションの種類