ここでは,資産管理データベースがEmbedded RDBの場合に,データのバックアップを取得したり,データをリストアしたりする方法について説明します。
注意事項
資産管理データベースがEmbedded RDBの場合の,バックアップを取得する方法には,次の2種類があります。
Embedded RDBを使用している場合に,[データベースマネージャ]ダイアログで資産管理データベースのバックアップおよびリストアを実行する手順を次に示します。
図12-3 [データベースマネージャ]ダイアログ(Embedded RDBの場合)
コマンドで資産管理データベースのバックアップを実行する方法については,(2)で説明します。
Embedded RDBを使用している場合に,資産管理データベースのバックアップファイルを取得する手順を次に示します。
図12-4 Embedded RDBのバックアップを取得するダイアログ
資産管理データベースのバックアップファイルを取得するjamemb_backup.batの機能,形式,オプション,戻り値,コマンド実行時の注意事項および実行例について説明します。なお,jamemb_backup.batは,Embedded RDBだけで有効です。
jamemb_backup.batは次のフォルダに格納されています。
Asset Information Managerのインストール先フォルダ¥exe
資産管理データベースをバックアップします。
jamemb_backup.bat -b バックアップファイルのパス -o 結果ファイルのパス [-y]
次の戻り値を返します。
戻り値 | 内容 |
---|---|
0 | 正常終了。結果ファイルを参照してバックアップの詳細を確認できます。 |
11 | オプションの書式に誤りがあります。 |
101以上 | そのほかのエラーで終了しました。 |
Administrators権限を持つユーザでjamemb_backup.batを実行してください。
jamemb_backup.bat -b C:¥temp¥backup¥Backup.dat -o C:¥temp¥backup¥kekka.log -y
Embedded RDBを使用している場合に,資産管理データベースのバックアップファイルをリストアする手順を次に示します。
図12-5 Embedded RDBのバックアップファイルをリストアするダイアログ