1.2.6 ユーザ権限に応じた業務内容の制限と拡張

ユーザ権限に応じて実行できる業務内容を,制限または拡張できます。ユーザ権限によって利用する機能を切り換えることで,一元管理している資産情報を目的に応じて活用できます。

例えば,主に,自分が使用しているPCの情報を参照したり,インストールしたいソフトウェアのライセンスの使用状況を調査したりする目的で利用するユーザには,資産情報を更新する機能を制限して,参照するだけの操作画面に設定できます。

また,資産管理者用には,契約会社の担当者や連絡先を複数登録できるように項目を追加したり,契約一覧画面から契約情報を削除できるようにしたりして,機能を拡張できます。

ユーザ権限に応じて業務内容を制限および拡張する概念を次の図に示します。

図1-7 ユーザ権限に応じて業務内容を制限および拡張する概念

[図データ]

操作画面の機能を制限および拡張する運用例については「2.7 ユーザ権限に応じて実行できる機能を制限する」を,操作方法については,マニュアル「設計・構築ガイド」の「9.3 ユーザ権限に応じた操作画面の変更(業務フィルター)」を参照してください。