JP1/NETM/Network Monitor - Manager

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19.7 監視ネットワークの操作

「監視場所」のグループ,サブグループ,ネットワークを選択後,「監視情報」の「操作」をクリックすると,監視ネットワークに対する操作を行うことができます。グループ,サブグループ,ネットワーク単位に操作することができます。グループを選択した場合,そのグループ全体の監視ネットワークが対象になります。

表19-2 監視ネットワークの操作

No 操作メニュー項目 説明
1 ネットワーク情報の更新 監視ネットワークの機器の接続台数,拒否数,排除モードの状態など,監視サマリ情報を収集します。
2 監視情報の更新 監視ネットワークの接続機器,排除機器一覧,ログ情報など,監視情報を収集します。
3 許可機器一覧の配信 許可機器を監視ネットワークに配信します。
4 固定機器一覧の配信 固定機器を監視ネットワークに配信します。
5 排除モードをONに変更 「排除モードを排除する」に変更します。
6 排除モードをOFFに変更 「排除モードを排除しない」に変更します。
7 検出モードをONに変更 「不正機器の検出を行ないます」に変更します。
8 検出モードをOFFに変更 「不正機器の検出を行ないません」に変更します。
9 監視処理の起動 監視ネットワークの監視処理を開始します。
10 監視処理の停止 監視ネットワークの監視処理を停止します。

(注)固定機器一覧の配信は,ネットワークまで選択しないとエラーになります。


各操作を選択して,「実行」ボタンをクリックすると,各ネットワークに対する操作が行なわれます。

[図データ]

各ネットワークに対する操作を実行後,再度「操作」メニューを選択して「実行結果」メニューをクリックすると各操作に対する実行結果が表示されます。実行結果のログは,デフォルトで1000件保持されています。実行結果保持件数を超えた場合,古いログから削除され新しいログで上書きされます。

[図データ]

操作結果に出力されるメッセージは以下の4種類です。

(1) XXXXを要求しました。

(2) XXXXが正常終了しました。

(3) XXXXが異常終了しました。

(4) XXXXがNネットワーク異常終了しました。

出力メッセージのXXXXXには,操作した内容が表示されます。

(4)で出力されるメッセージの「N」は複数の監視ネットワークを操作した場合,異常終了した監視ネットワークの数が表示されます。

要求番号は,操作に対する処理プロセスの番号です。要求と実行結果で同じ番号が表示されます。

コードは,操作結果の実行ステータスです。0以外の値が異常終了を示しています。実行ステータスは「nxnmope」コマンドと同じ値になります。「8.2 監視ネットワークの操作コマンド」を参照してください。