JP1/NETM/Network Monitor - Manager

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16.1 WebConsole機能概略

WebConsoleの主な機能は以下の通りです。

<この節の構成>
(1) ネットワーク情報の表示機能
(2) 監視情報の表示
(3) 許可機器の登録
(4) 固定機器の登録
(5) 許可機器の申請と承認機能
(6) 監視処理の操作

(1) ネットワーク情報の表示機能

統合管理ツールと同様,管理する各ネットワーク情報を表示することができます。ネットワーク情報は,グループ,サブグループ,ネットワーク単位に参照することができます。表示されたネットワークの名称には,監視装置または集中監視サーバのWeb監視画面へのリンクが張られています。

(2) 監視情報の表示

統合管理ツールと同様,各ネットワークの接続機器一覧や拒否機器一覧,ログ情報を参照することができます。これらの情報は,統合管理ツールの詳細画面に表示される情報と同じです。

(3) 許可機器の登録

WebConsoleから許可機器の登録を行うことができます。許可機器一覧は,すべてのネットワークで共通になります。このためWebConsoleからの許可機器に登録した機器はすべてのネットワークで接続が可能になります。許可機器は,事前に作成したCSV形式ファイルをインポートして登録することもできます。

(4) 固定機器の登録

WebConsoleから固定機器の登録を行うことができます。固定機器はネットワーク単位に登録します。許可機器と同じ様に事前に作成したCSV形式ファイルをインポートして登録することもできます。

(5) 許可機器の申請と承認機能

WebConsoleでは,許可機器の申請と承認機能をサポートします。WebConsoleの申請画面から登録する機器のMACアドレス等を入力することで申請作業は終了します。

管理者は,WebConsole画面から現在の申請一覧を参照し,申請を許可する機器に対して承認することで許可機器として登録することができます。申請を許可しない場合には,却下理由を入力して却下することもできます。

(6) 監視処理の操作

WebConsole画面から,監視ネットワークの操作をグループ,サブグループ,ネットワーク単位に操作を行うことができます。操作後の実行結果も参照することができます。

監視ネットワークの操作は,以下の項目を行うことができます。

  1. ネットワーク情報の更新
  2. 監視情報の更新
  3. 許可機器一覧の配信
  4. 固定機器一覧の配信
  5. 排除モードのON/OFF変更
  6. 検出モードのON/OFF変更
  7. 監視処理の起動/停止