JP1/NETM/Network Monitor - Manager

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10.3 共存型

監視装置(JP1/NETM/Network Monitor)と集中監視サーバが分担してそれぞれのネットワークを監視する構成。

監視装置(JP1/NETM/Network Monitor)を配置したネットワークは,不正PCの強制排除が可能です。

また,集中監視サーバが監視装置のバックアップ的な位置付けとして,監視装置が監視するネットワークを監視することも可能です。

図10-3 システム構成(共存型)

[図データ]

<システム構成要素一覧>

構成要素 説明
JP1/NETM/Network Monitor - Detector サブネットワークの監視を集中的に行うソフトウェアです。不正持込みPCの検出をログファイルに記録し,統合管理装置(JP1/NETM/Network Monitor - Manager),または,SNMPマネージャに通知します。強制排除は行いません。
JP1/NETM/Network Monitor - Detectorは統合管理装置に同居が可能です。
管理者用PC 集中監視サーバ(JP1/NETM/Network Monitor - Detector)および監視装置(JP1/NETM/Network Monitor)を管理するためのPCです。管理者は,ネットワークへの接続を許可するPCの一覧を登録したり,検出状況の確認をWebブラウザにて行うことができます。
また,統合管理ツール(JP1/NETM/Network Monitor - Manager)をインストールすることにより,統合管理ツールの画面で複数の監視ネットワークの情報を参照したり,許可機器一覧の一括更新をおこなうことが可能です。
監視対象 監視対象となる機器です。Windows(R) 98,Windows(R) Me,Windows(R) XP,Windows NT(R) 3.51および4.0,Windows(R) 2000,Windows Server(R) 2003,Windows Vista(R),Windows Server(R) 2008,Windows(R) 7,Windows Server(R) 2012,Windows(R) 8を搭載しているPCとします。
パーソナルファイアウォールが有効になっている場合,検出できない場合があります。
上記以外の機器(UNIXやLinux,Macintoshなど)については,IPアドレスを検出しますが,MACアドレスを検出できない場合があります。機器名称は検出できません。