JP1/NETM/Network Monitor - Manager

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4.2 ユーザ管理

統合管理ツールでは,複数のユーザごとに操作できるネットワーク(グループ単位)に定義することができます。また,情報の参照のみを行うユーザを定義することができます。これにより,管理者が複数いる場合でも,管理者ごとに責任分担して運用を行うことができます。

<この節の構成>
(1) 初回ログイン
(2) 通常時のログイン
(3) ユーザの登録

(1) 初回ログイン

JP1/NETM/Network Monitor - Managerを初回インストール後に,統合管理ツールを起動したときに,以下の画面を表示します。

図4-2 ログイン画面(初回ログイン時)

[図データ]

「ログイン画面を表示する」は,「編集」メニューの「ログイン画面を表示」からも設定可能です。

[図データ]

(2) 通常時のログイン

統合管理ツールを起動時に,以下のログイン画面を表示してユーザ名とパスワードを要求します。統合管理ツールの設定により,ログイン画面を表示しないで起動することも可能です。このログイン画面は,統合管理ツールにログインするためのもので,Windowsのログイン画面とは関係ありません。

図4-3 ログイン画面(通常ログイン時)

[図データ]

ユーザ名とパスワードは大文字,小文字が区別されます。

入力文字は16バイトまでの,任意の文字を指定できます。

初回ログイン時に入力したパスワードが記憶されています。

管理者ユーザadministratorは,すべてのネットワークに対して,参照・操作が可能です。なお,管理者ユーザadministratorの名称は変更することはできません。

すでに,統合管理ツールを別なユーザが起動している場合には,以下の画面が表示されます。「はい」をクリックすると,参照限定ユーザとしてログインすることができます。「いいえ」をクリックすると,統合管理ツールを起動せずに終了します。

[図データ]

(3) ユーザの登録

統合管理ツールにユーザを登録する方法は二つあります。なお,administrator以外のユーザは,ユーザを登録することができません。