JP1/NETM/Network Monitor

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1.1 背景

近年,無線LANやモバイルPCの普及に伴い利便性が向上してきたことで,社員や社外の人が意図すれば個人的に使用しているPCを持込み,容易に企業内LANに接続することができるような状況にあります。そのため,これらからウィルス感染や,コピーによる情報の不正持ち出しといった問題も発生するようになり,それらの対策を求められるようになっています。

本システムを導入することにより,許可されていない持込みPCの企業内LAN(TCP/IPネットワーク)への接続を排除し,企業のネットワークを保護することができます。

注※
排除とは,論理的にネットワークから切り離すことを指します。
許可されていないPCに対して,下記の状態となる機能を提供します。
  1. ネットワーク機能を使用できない状態。
  2. TCP/IP通信を使用できない状態。