JP1/NETM/Client Security Control
機能
アクションポリシーの「ユーザ定義のアクション」として実行されるコマンドです。このコマンドは,管理者が「*.exe(実行可能ファイル)」または「*.bat(バッチ処理ファイル)」のファイル形式で任意に作成します。コマンド名も任意です。
なお,このコマンドを実行するには,アクションポリシー編集(アクションの設定)画面で「指定したコマンドを実行する」チェックボックスをオンにして,「アクション名」や「コマンド」などの項目を設定する必要があります。アクションポリシー編集(アクションの設定)画面の設定については,「6.10 危険レベルごとのアクションを設定する」を参照してください。
形式
コマンド△-CSC_polname:ポリシー名△-CSC_level:危険レベル[△-CSC_folder:ファイル格納フォルダパス△-CSC_result:判定結果の形式]
コマンドを実行できるサーバ
JP1/NETM/CSC - Manager
実行権限
Administrator権限
格納先ディレクトリ
管理サーバ上の任意のディレクトリ
引数
次に示す引数は,アクションポリシー編集(アクションの設定)画面で設定した内容を基に,ユーザ定義のアクションが実施されるときにJP1/NETM/CSC - Managerによって設定される引数です。
コマンド
ユーザ定義のアクションに使用するコマンド(*.exeまたは*.bat)がフルパスで設定されます。
-CSC_polname:ポリシー名
ユーザ定義のアクションに使用するコマンドが指定されていたアクションポリシー名が設定されます。
-CSC_level:危険レベル
ユーザ定義のアクションに使用するコマンドが実行される契機となった危険レベルが設定されます。
-CSC_folder:ファイル格納フォルダパス
資産情報ファイルおよび危険レベル判定結果ファイルの格納されているフォルダ名がフルパスで設定されます。
なお,「ファイル格納フォルダパス」の部分は,実行時に「JP1/NETM/CSC - Managerのインストール先フォルダ\usr\YYYYMMDDhhmmssnnn」に置き換わります。また,ここで設定されたフォルダは,ユーザ定義のアクションで指定したコマンドが実行されたあとで,JP1/NETM/CSCによって削除されます。
資産情報ファイルの詳細については,「16.8 資産情報ファイル」を参照してください。危険レベル判定結果ファイルの詳細については,「16.9 危険レベル判定結果ファイル」を参照してください。
-CSC_result:判定結果の形式
コマンドに渡す危険レベル判定結果ファイルの形式が設定されます。
危険レベル判定結果ファイルの詳細については,「16.9 危険レベル判定結果ファイル」を参照してください。
注意事項
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