判定ポリシーは,[判定ポリシー管理]ダイアログで管理します。
[判定ポリシー管理]ダイアログでは,判定ポリシーの新規作成,編集,削除,名前の変更,およびコピーができます。
[判定ポリシー管理]ダイアログは,ポリシー管理メイン画面で[ポリシー]−[判定ポリシーの管理]を選択すると表示されます。
[判定ポリシー管理]ダイアログを次の図に示します。
図6-3 [判定ポリシー管理]ダイアログ
![[図データ]](FIGURE/ZU060210.GIF)
[判定ポリシー管理]ダイアログの表示項目および各ボタンについて説明します。
- 判定ポリシー
- 作成済みの判定ポリシー情報(判定ポリシーID,判定ポリシー名,更新日時,および割り当て済み(割り当て済みのポリシーには「*」が表示される))が一覧で表示されます。
- システムがあらかじめ用意している判定ポリシーとして,次の二つがあります。
-
| 項番 |
判定ポリシー名 |
判定ポリシーID |
内容 |
| 1 |
デフォルトポリシー |
00000000 |
各クライアントに,最初に割り当てられているポリシーです。
このポリシーを編集して使用することもできます。 |
| 2 |
初期ポリシー |
00000001 |
デフォルトの設定を保持するための判定ポリシーです。編集,削除,名前の変更はできません。デフォルトポリシーの内容を変更している場合には,このポリシーの内容をコピーすることでデフォルトの内容に戻すことができます。 |
-
- なお,一覧に表示されている判定ポリシーをダブルクリックすると,[編集]ボタンをクリックした場合と同様に,判定ポリシーの編集画面が表示されます。詳細については「6.2.2 判定ポリシーを編集する」を参照してください。
- [新規作成]ボタン
- [判定ポリシー新規作成]ダイアログが表示されます。判定ポリシーを新規に作成するときに使用します。詳細については「6.2.1 判定ポリシーを作成する」を参照してください。
- [編集]ボタン
- 一覧で選択した判定ポリシーの編集画面が表示されます。複数の判定ポリシー編集画面を表示させることもできます。ただし,一覧で判定ポリシーを複数選択している場合は,[編集]ボタンは非活性となります。詳細については「6.2.2 判定ポリシーを編集する」を参照してください。
- [削除]ボタン
- 一覧で選択した判定ポリシーが削除されます。判定ポリシーは複数選択できます。クライアントに割り当て済みの判定ポリシーを削除した場合,代わりにデフォルトポリシーが割り当てられます。詳細については「6.2.3 判定ポリシーを削除する」を参照してください。
- [名前の変更]ボタン
- [判定ポリシー名称変更]ダイアログが表示されます。一覧で選択した判定ポリシーの名称を変更するときに使用します。ただし,一覧で判定ポリシーを複数選択している場合は,[名前の変更]ボタンは非活性となります。詳細については「6.2.4 判定ポリシーの名前を変更する」を参照してください。
- [コピー]ボタン
- [判定ポリシーコピー]ダイアログが表示されます。ある判定ポリシーの設定内容を別の判定ポリシーに上書きする場合に使用します。詳細については「6.2.5 判定ポリシーをコピーする」を参照してください。
選択するポリシーによって,できる操作が異なります。それぞれのポリシーでできる操作を次の表に示します。
表6-2 各ポリシーでできる操作
| 項番 |
判定ポリシー名 |
編集 |
削除 |
名前の変更 |
コピー |
| 1 |
デフォルトポリシー |
○ |
× |
× |
○ |
| 2 |
初期ポリシー |
× |
× |
× |
○※ |
| 3 |
作成した判定ポリシー |
○ |
○ |
○ |
○ |
- (凡例)
- ○:操作できる
- ×:操作できない
- 注※
- コピー元として指定する場合だけ操作できます。コピー先には指定できません。
- <この節の構成>
- 6.2.1 判定ポリシーを作成する
- 6.2.2 判定ポリシーを編集する
- 6.2.3 判定ポリシーを削除する
- 6.2.4 判定ポリシーの名前を変更する
- 6.2.5 判定ポリシーをコピーする
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