JP1/NETM/Client Security Control
クライアントの危険レベルは,AIMのクライアントセキュリティ管理画面で管理できます。クライアントセキュリティ管理画面は,AIMの操作画面から業務カテゴリ「クライアントセキュリティ管理」を選択します。
業務カテゴリ「クライアントセキュリティ管理」には,次に示す業務メニューがあります。
クライアントセキュリティ管理画面は,次に示すどれかの権限を持つユーザが操作できます。
管理者権限の詳細については,「5.8 CSC管理者とCSC利用者のユーザ作成」を参照してください。
次に,それぞれの業務について説明します。
クライアントの危険レベルを監視および管理します。検索条件を指定して危険レベルの高いクライアントを検索したり,検索結果をCSV形式のファイルに出力したりできます。EURと連携することによって,PDFファイルに出力することもできます。また,クライアントの危険レベルを判定したり,アクションを実施したりできます。
クライアントの危険レベルの管理は,PC検索画面を使用します。PC検索画面は,「クライアントセキュリティ管理」から「PC危険レベル管理」を選択すると表示されます。
PC検索画面を次の図に示します。
図2-13 PC検索画面
PC危険レベル管理の詳細については,「8. クライアントの監視」を参照してください。
また,危険レベルの判定を実施したクライアントの資産情報および判定結果を,PC一覧情報としてCSV形式でファイルに出力して,クライアントの危険レベルを管理できます。指定した危険レベル判定日時だけのPC一覧情報を出力することもできます。PC一覧情報を出力するには,PC一覧情報出力コマンド(cscexportpclist)を使用します。
図2-14 PC一覧情報の出力
PC一覧情報出力コマンド(cscexportpclist)については,「15. コマンド」の「cscexportpclist(PC一覧情報を出力する)」を参照してください。また,PC一覧情報ファイルについては,「16.10 PC一覧情報ファイル」を参照してください。
クライアントのセキュリティ対策状況を点数で評価します。どの判定項目も「安全」と評価されたクライアントは100点で評価されます。一方,最新の更新プログラムの適用を怠っていたり,不正なソフトウェアをインストールしたりしてセキュリティ対策を実施していないクライアントの場合は減点されます。評価した結果を部署単位またはユーザ単位に画面で検索したり,検索結果をCSV形式のファイルやPDFファイルに出力したりできます。
クライアントのセキュリティ対策の評価は,評価条件入力画面を使用します。評価条件入力画面は,「クライアントセキュリティ管理」から「セキュリティ対策評価」を選択すると表示されます。
評価条件入力画面を次の図に示します。
図2-15 評価条件入力画面
セキュリティ対策評価の詳細については,「10.3 クライアントのセキュリティ対策状況を評価する」を参照してください。
セキュリティ対策状況の推移を部署ごとに確認できます。統計データとして確認できる項目を次に示します。
対策率については,判定項目ごとの推移も確認できます。また,統計データをグラフ表示したり,CSV形式のファイルに出力したりできます。
統計データは,統計データ表示条件入力画面を使用します。統計データ表示条件入力画面は,「クライアントセキュリティ管理」から「統計データ」を選択すると表示されます。
統計データ表示条件入力画面を次の図に示します。
図2-16 統計データ表示条件入力画面
統計データの詳細については「10.4 セキュリティ対策状況の推移を把握する」を参照してください。
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