このマニュアルは,JP1/Audit Management - Managerで内部統制の証跡記録を管理するために,製品の監査ログをJP1/Audit Management - Managerで管理できる監査ログフォーマットに変換するためのルール(正規化ルール)を定義する方法について説明したものです。正規化ルールの定義方法は,GUIで定義する方法と正規化ルールファイルに記述する方法とがありますが,このマニュアルでは,GUIで定義する方法を説明します。
以降,このマニュアルでは,正規化ルールを定義するGUIを「正規化ルールエディタ」と呼びます。
対象読者
JP1/Audit Management - Managerで標準サポートされていない製品が出力する監査ログの正規化ルールを,正規化ルールエディタを利用して定義する方を対象としています。
次の知識をお持ちであることを前提にしています。
なお,このマニュアルをお読みになる前に,マニュアル「JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド」の設計・構築編で,JP1/Audit Management - Managerで標準サポートされていない製品の正規化について検討しておいてください。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章から構成されています。