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JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


13.8.3 定義内容

パターン情報ファイルに記述する内容を次の表に示します。

表13‒20 パターン情報ファイルの定義内容

項番

分類

項目名

設定内容

設定値

デフォルト値

必須

1

機能ツリー情報

パス

パターンまたはフォルダのパスを設定します。

対象となるパターンまたはフォルダの一つ上のパスまでを設定してください。

例えば,ツリー項目の「監査ログ検索」配下の「フォルダ」にある「パターン」を対象とする場合は「\監査ログ管理\監査ログ検索\フォルダ」と設定します。

設定時は次に示すことに注意してください。

  • ルートは「\」で示す

1,024バイト以内の文字列を設定します。

2

ノード名

対象となるパターン名またはフォルダ名を設定します。

設定時は次に示すことに注意してください。

  • 先頭に「@」は指定できない

  • 対象がフォルダの場合「\」は指定できない

  • 同じノード名は指定できない

64バイト以内の文字列を設定します。

3

表示画面

対象となる画面名を設定します。

次のどちらかを設定します。

  • 0:「監査ログ検索画面」

    この場合,パス(項番1)はツリー項目の「監査ログ検索」配下を設定しておく必要があります。

  • 1:「監査ログ集計画面」

    この場合,パス(項番1)はツリー項目の「監査ログ集計」配下を設定しておく必要があります。

4

種別

対象がフォルダかパターンかを設定します。

次のどちらかを設定します。

  • 0:フォルダの場合

  • 1:検索パターンまたは集計パターンの場合

5

パターン情報※1

通番

製品または製品のコンポーネントに対応する監査ログを特定するために連続したIDを設定します。

「1〜2147483647」を設定します。

6

通番条件

通番で設定した数値に付加する条件を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:以下

  • 1:等しい

  • 2:以上

0

7

メッセージID

メッセージIDを設定します。

64バイト以内の文字列を設定します。

8

メッセージレベル

メッセージIDのメッセージレベルを設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:空白

  • 1:「エラー」

  • 2:「警告」

  • 3:「情報」

0

9

メッセージID条件

メッセージIDの文字列付加条件を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:「完全一致」

  • 1:「部分一致」

  • 2:「前方一致」

  • 3:「後方一致」

1

10

開始日時

監査ログの開始日時を設定します。

次の形式で設定します。

  • YYYY/MM/DDhh:mm:ss(年/月/日△時:分:秒)

「1900/01/01 00:00:00〜9999/12/31 23:59:59」の範囲で設定してください。

11

終了日時

監査ログの終了日時を設定します。

次の形式で設定します。

  • YYYY/MM/DDhh:mm:ss(年/月/日△時:分:秒)

「1900/01/01 00:00:00〜9999/12/31 23:59:59」の範囲で設定してください。

12

プログラム名

監査ログを収集しているプログラム名を設定します。

設定時は次に示すことに注意してください。

  • 1文字当たり2バイト以上の文字列は使用できない

64バイト以内の文字列を設定します。

13

コンポーネント名

監査ログを収集しているコンポーネント名を設定します。

設定時は次に示すことに注意してください。

  • 1文字当たり2バイト以上の文字列は使用できない

64バイト以内の文字列を設定します。

14

発生場所

発生場所のIPアドレスおよびホスト名を設定します。

64バイト以内の文字列を設定します。

15

発生場所条件

発生場所の文字列付加条件を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:「完全一致」

  • 1:「部分一致」

  • 2:「前方一致」

  • 3:「後方一致」

1

16

プロセスID

プロセスIDを設定します。

「0〜2147483647」を設定します。

17

プロセスID条件

プロセスIDの数値付加条件を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:以下

  • 1:等しい

  • 2:以上

0

18

監査事象種別

監査事象種別を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:空白

  • 1:「StartStop」

  • 2:「Authentication」

  • 3:「AccessControl」

  • 4:「ContentAccess」

  • 5:「Failure」

  • 6:「LinkStatus」

  • 7:「ExternalService」

  • 8:「ConfigurationAccess」

  • 9:「Maintenance」

  • 10:「AnomalyEvent」

  • 11:「ManagementAction」

0

19

監査事象結果

監査事象結果を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:空白

  • 1:「Success」

  • 2:「Failure」

  • 3:「Occurrence」

0

20

サブジェクト情報

サブジェクト情報を設定します。

256バイト以内の文字列を設定します。

21

サブジェクト情報の種別ID

サブジェクト情報の種別IDを設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:空白

  • 1:「AccountID」

  • 2:「Effective UserID」

  • 3:「ProcessID」

0

22

サブジェクト情報の種別条件

サブジェクト情報の文字列付加条件を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:「完全一致」

  • 1:「部分一致」

  • 2:「前方一致」

  • 3:「後方一致」

1

23

固有情報

固有情報を設定します。

1,024バイト以内の文字列を設定します。

24

集計単位※2

集計単位の種別を設定します。

次のどれかを設定します。

  • 0:「発生場所」

  • 1:「プログラム名」

  • 2:「サブジェクト情報」

0

25

集計観点※2

集計観点の種別を設定します。

次のどちらかを設定します。

  • 0:「監査事象種別」

  • 1:「監査事象結果」

0

26

表示件数

表示件数を設定します。

「1〜200」を設定します。

100

(凡例)

○:必ず設定する

△:必要に応じて設定する

−:なし

注※1

対象となるレコードが検索パターンまたは集計パターンの場合に設定します。対象となるレコードがフォルダの場合,各項目は空白を設定してください。

注※2

対象となるレコードが集計パターンの場合に設定します。対象となるレコードが検索パターンの場合,各項目は空白を設定してください。