Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Audit Management - Manager 構築・運用ガイド


8.5 監査ログのバックアップファイルの削除

監査ログ管理サーバ内に格納されている監査ログのバックアップファイルを削除できます。また,監査ログのバックアップファイルの削除と同時に,監査ログのバックアップを実行したときに作成されるバックアップ実行履歴も削除されます。

監査ログのバックアップファイルを削除する手順を次に示します。

  1. admcsvremoveコマンドを実行する。

    引数に削除するバックアップファイルのファイル名またはバックアップIDを指定します。バックアップIDは,バックアップファイルを特定するためのIDで,監査ログ管理画面のバックアップ履歴画面で確認できます。

admcsvremoveコマンドの実行例を,次に示します。

実行例1

監査ログのバックアップファイル名「C:\www\backupdata\backup.csv」を指定して削除する場合

admcsvremove -r C:\www\backupdata\backup.csv

実行例2

バックアップ履歴確認画面のバックアップID「3」を指定して削除する場合

admcsvremove -n 3

admcsvremoveコマンドの詳細については「12. コマンド」の「admcsvremove(監査ログのバックアップファイルの削除)」を参照してください。