6.3.1 Microsoft Internet Information Servicesをセットアップする(クラスタ環境)
実行系サーバと待機系サーバの両方で,Microsoft Internet Information Servicesをセットアップします。セットアップする内容を次に示します。なお,実行系サーバと待機系サーバで,同様の設定内容にしてください。
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バックアップファイルの格納先フォルダの設定
初めに,共有ディスク上にバックアップファイルの格納先とするフォルダを作成してください。次に,作成した共有ディスク上のフォルダにリンクさせる仮想ディレクトリを,実行系サーバと待機系サーバの両方のIISマネージャで設定します。
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ダウンロードファイルの最大サイズの設定
実行系サーバと待機系サーバの両方で,監査ログ管理画面からファイルをダウンロードするときの最大サイズを,コマンドを使用して設定します。
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IIS受信バッファの最大サイズの設定
実行系サーバと待機系サーバの両方で,監査ログ管理画面からファイルをアップロードするときの最大サイズを設定します。
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アプリケーションプールのプロパティ設定変更
実行系サーバと待機系サーバの両方で,アプリケーションプールのプロパティ設定を変更します。
操作の詳細については「5.5.1 Microsoft Internet Information Servicesをセットアップする」を参照してください。