4.4.1 監査ログの収集時期の決定
監査ログをいつ収集するかを決定します。
JP1/Audit Management - Managerを使用した監査証跡管理システムには,「定期的な収集」,「監査ログ専用イベントデータベース切り替え時の収集」,および「即時収集」の3種類の収集タイミングがあります。
「定期的な収集」については,監査ログ管理サーバの構築時に収集日時を指定する必要があります。「監査ログ専用イベントデータベース切り替え時の収集」については,特定のイベントの出力が監査証跡管理システムで検知されて自動的に収集されるため,タイミングに関しての設定は不要です。また,「即時収集」については,監査ログを収集したいときに,[監査ログ収集マネージャ]ウィンドウまたはadmcoldataコマンドを使用して監査ログの収集を指示するため,タイミングに関しての設定は不要です。
収集タイミングの詳細については「2.2.2 監査ログの収集タイミング」を参照してください。
監査ログ管理サーバの構築時,JP1/Audit Management - Managerについて設定する際は,「定期的な収集」に関して次の項目を指定します。あらかじめこれらの内容を決定しておいてください。
- 監査ログ収集日
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監査ログを収集する曜日です。「毎日」という指定もできます。
- 監査ログ収集時間
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監査ログの収集を開始する時間(何時何分)です。