Hitachi

JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド


11.4.1 ハードウェア資産情報をインポートする手順

CSVファイルのハードウェア資産情報をインポートして、新規にハードウェア資産情報を追加したり、ハードウェア資産情報を一括で編集したりできます。

ハードウェア資産情報のインポートは、[資産情報をインポートしましょう]ウィザードで実行します。

ポイント

ハードウェア資産情報は、ioutils importassetコマンドを実行してインポートすることもできます。定期的にCSVファイルからハードウェア資産情報をインポートする場合は、コマンドを使用することをお勧めします。

[資産情報をインポートしましょう]ウィザードでは、CSVファイルを読み込んだあとに、CSVファイルの項目とJP1/IT Desktop Managementの管理項目を対応づけます。また、インポートする際に既存の情報と引き当てるキー(マッピングキー)を設定します。インポートの設定が終わったら設定内容を確認し、設定内容に問題がなければインポートを実行します。

ハードウェア資産情報をインポートするには:

  1. 資産画面を表示します。

  2. メニューエリアの[ハードウェア資産情報]で任意のグループを選択します。

  3. [操作メニュー]の[ハードウェア資産一覧をインポートする]を選択してウィザードを起動します。

  4. [はじめに...]画面でインポートの流れを確認して、[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [インポートファイルを読み込む]画面でインポートするCSVファイルを指定して、[次へ]ボタンをクリックします。

    この画面からCSVファイルのサンプルをダウンロードできます。CSVファイルを作成するときに参考にしてください。

  6. [データの項目名を対応づける]画面で[マッピングキー]、[CSVファイルの項目名]、[ヘッダ行]、および[データ開始行]を指定して、[次へ]ボタンをクリックします。

    [テンプレート名]から作成済みのテンプレートを選択することもできます。

  7. [テンプレートの保存]ダイアログで、テンプレート名と説明を指定して、[はい]ボタンをクリックします。

    テンプレートを保存しない場合は、[いいえ]ボタンをクリックします。

  8. [設定内容を確認する]画面で設定内容を確認して、[インポート]ボタンをクリックします。

    一部のデータがインポートできなかった場合は、[無効となったデータ、追加または更新ができなかった項目]が表示されます。[無効となったデータ、追加または更新ができなかった項目]を確認してCSVファイルを修正したあと、[CSVファイルの読み込みとチェックを再実行]ボタンで再度CSVファイルを読み込んでからインポートすることをお勧めします。なお、[エクスポート]ボタンをクリックすると、表示内容を出力できます。

  9. [完了!]画面でインポート結果を確認して、[閉じる]ボタンをクリックします。

CSVファイルのデータがインポートされます。[インポート履歴の確認へ]ボタンをクリックすると、インポート状況を確認できます。

インポートされた情報が意図したとおりに登録されているか確認してください。もし、正しく反映されなかったレコードがある場合は、CSVファイルを修正して再度インポートしてください。

ポイント

[資産情報をインポートしましょう]ウィザードは、設定画面の[資産管理]−[インポート履歴の確認]からも起動できます。設定画面から起動した場合は、[インポートファイルを読み込む]画面で[インポートする資産情報]に[ハードウェア資産情報]を指定してください。

関連リンク