10.10.3 サイトサーバのディスク容量不足に対処する手順
サイトサーバに操作ログを保管している場合に、保管先のディスクの空き容量が少なくなると、自動的に操作ログが格納されなくなります。このときは、ディスクの空き容量を確保して同じ保管先を利用するか、操作ログの保管先を変更して対処してください。
操作ログの保管先を変更すると、取得した操作ログは変更後の保管先に格納されるようになります。このとき、変更前の保管先に格納されている操作ログも、変更後の保管先に格納された操作ログと同様に操作画面から参照できます。
ハードディスクの増設、廃棄などに伴い、取得済みの操作ログを含めて保管先を変更したい場合は、操作ログの保管先を変更したあとで、コマンドを利用して操作ログのデータを移動する必要があります。
対処方法について説明します。
同じ保管先を利用するには:
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不要な操作ログを削除する、不要なファイルを削除する、論理ディスクを追加するなどして、保管先のディスクの空き容量を確保します。
不要な操作ログを削除するには、deletelogコマンドを実行します。
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サイトサーバのサービス(JP1_ITDM_Remote Site Service)を再起動します。
取得した操作ログは、同じ保管先に格納されます。
操作ログの保管先を変更するには:
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サイトサーバのセットアップで、操作ログの保管先を変更します。
取得した操作ログが、変更後の保管先に格納されるようになります。
取得済みの操作ログを含めて保管先を変更するには:
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サイトサーバのセットアップで、操作ログの保管先を変更します。
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movelogコマンドを実行して操作ログのデータを移動します。
取得済みの操作ログのデータが変更後の保管先に移動します。さらに、取得した操作ログが、変更後の保管先に格納されるようになります。
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