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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド


9.6 外部メディアの使用を抑止する手順

禁止操作のポリシーを設定して、外部メディアに対しての書き込み、または読み取りを抑止できます。

外部メディアの使用を抑止するには:

  1. セキュリティ画面を表示します。

  2. メニューエリアで[セキュリティポリシー]−[セキュリティポリシー一覧]を選択します。

  3. インフォメーションエリアで編集するセキュリティポリシーを選択して、[編集]ボタンをクリックします。

    新しくセキュリティポリシーを追加する場合は、[追加]ボタンをクリックします。

  4. セキュリティ設定項目の「禁止操作」をクリックします。

    画面が非活性の場合は、機器の操作抑止の設定が無効になっています。左上の[有効にする]ボタンをクリックすると、設定が有効になります。

  5. 「機器の操作抑止」で、使用を抑止する外部メディアを設定します。

    ポイント

    抑止できる外部メディアはコンピュータのOSによって異なります。設定するOSのタブを選択して、抑止したい外部メディアをチェックしてください。チェック後に[OS]欄が空欄になっているOSでは、使用を抑止できません。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

禁止操作のポリシーに設定した内容で、外部メディアの使用が抑止されます。

USBデバイスの抑止を設定する場合に、[登録済みのUSBデバイスは使用を許可する]をチェックすると、ハードウェア資産情報が登録されているUSBデバイスは抑止の対象外にできます。USBデバイスを登録する方法については、「9.7 USBデバイスを登録する手順」を参照してください。

ポイント

[機器の操作抑止]で設定した内容が有効になるタイミングは、デバイスの種類に応じて次のように異なります。

  • USBデバイス、またはIEEE1394の場合

    対象のコンピュータにセキュリティポリシーを割り当てた時点で有効になります。 ただし、対象のコンピュータに接続中のデバイスには無効です(接続し直すと有効になります)。

    注※ USBデバイスの「読み取りと書き込みを抑止する」の設定は、接続中のデバイスにも有効です。

  • その他の場合

    [機器の操作抑止]の項目を設定したセキュリティポリシーを割り当てると、対象のコンピュータに再起動を促すメッセージが表示されます。メッセージに従って対象のコンピュータが再起動されると、その時点で有効になります。