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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド


7.9.4 コンピュータ側で接続モードを変更する手順

制御モードでリモートコントロールされている場合、接続されたコンピュータ側でのキーボードやマウスでの操作ができなくなります。しかし、コンピュータ側で操作する必要がある場合は、制御モードを強制的に解除し、共有モードに変更できます。

制御モードを強制的に解除するには:

  1. [Ctrl]+[Alt]+[Delete]キーを押します。

コンピュータが共有モードになり、コンピュータ側で操作できるようになります。

なお、コンピュータの接続モードが制御モードから共有モードに変わると、接続モードが変更されたことがコントローラに通知されます。共有モードのコントローラでは何も変化は起きませんが、制御モードのコントローラでは、コントローラの接続モードを制御モードから共有モードに変更するかどうかを問い合わせるダイアログが表示されます。このダイアログで共有モードに変更することが許可されれば、コントローラも共有モードになり、コントローラとコンピュータの両方でコンピュータを操作できます。しかし、共有モードに変更することが許可されないと、コンピュータは制御モードのまま、コンピュータ側では操作できなくなります。