1.12.2 利用されていない資産を確認する
利用されていないハードウェア資産やソフトウェアがないかを確認します。利用されていない資産がある場合は、不要な契約を解除することでコストを削減できます。ここでは、利用されていないソフトウェアを確認する方法について説明します。
高額なソフトウェアライセンスの中で、利用されていないものを調査します。利用されていないと判断したソフトウェアライセンスの契約を解約したり、ほかの利用者に割り当てたりすることで、効率的に資産を運用します。
- 1.高額なソフトウェアを一覧で確認する
-
資産画面の[契約]画面を参照して、メニューエリアで[ソフトウェアライセンス]のフィルタを選択します。
ソフトウェアライセンスの契約情報を表示した状態で、表示項目の[総額]をクリックしてください。[総額]を基準に契約情報が並べ替えられます。
表示項目に[総額]が表示されていない場合は、一覧の項目名を右クリックして[表示項目の選択]を選択してください。表示されるダイアログで[総額]をチェックして[OK]ボタンをクリックすると、表示項目に[総額]が表示されます。
- ポイント
-
あらかじめ一定の金額以上の管理ソフトウェアを表示するフィルタを作成しておくと、簡単に高額な管理ソフトウェアを把握できます。
- 2.ソフトウェアライセンスの利用状況を確認する
-
高額なソフトウェアライセンスを選択し、[ソフトウェアライセンス]タブで[残数]を確認します。数値が0だった場合は、ライセンスの余剰はないため、問題ありません。数値が1以上だった場合は、ソフトウェアライセンスが余っていて有効に利用されていないおそれがあります。利用者を募集して、希望者のコンピュータにソフトウェアライセンスを割り当ててください。
- 3.利用者に管理ソフトウェアの利用状況を確認する
-
ソフトウェアライセンスの残数がない場合は、特に高額なソフトウェアライセンスについて、利用者に利用状況を確認します。
- 4.管理ソフトウェアのアンインストールを指示する
-
利用者から、該当する管理ソフトウェアを利用していないという連絡をもらった場合は、管理ソフトウェアのアンインストールを指示します。
関連リンク