1.2.1 オフライン管理したいコンピュータにエージェントを導入する流れ
JP1/IT Desktop Managementでコンピュータをオフライン管理するためには、まずオフライン管理用のエージェント設定を作成します。そのあと、インストールセットを作成し、外部記憶媒体を利用してコンピュータにインストールします。
オフライン管理したいコンピュータにエージェントを導入する流れを次の図に示します。
-
オフライン管理用のエージェント設定を作成する
システム管理者が、設定画面のエージェント設定で[管理用サーバと接続する]のチェックを外したエージェント設定を作成します。
-
インストールセットを作成する
オフライン管理用のエージェント設定のインストールセットを作成して、管理者のコンピュータにダウンロードします。
-
インストールセットを格納する
インストールセットを外部記憶媒体に格納して、利用者に渡します。
-
コンピュータへインストールする
利用者は、オフライン管理したいコンピュータに外部記憶媒体を接続して、インストールセットを実行してエージェントをインストールします。オフライン管理したいすべてのコンピュータに対して、同じ外部記憶媒体を利用してこの手順を実施します。
コンピュータへのエージェントの導入が完了します。エージェントの導入が完了したら、オフライン管理のコンピュータから機器情報を取得して、JP1/IT Desktop Managementの管理対象にします。
- ポイント
-
オフライン管理とオンライン管理を頻繁に切り替えるコンピュータにエージェントを導入する場合は、ほかのオフライン管理のコンピュータに適用するエージェント設定とは別に、専用のエージェント設定を用意することをお勧めします。切り替えるときに、エージェント設定を変更する必要があるためです。