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JP1 Version 10 JP1/IT Desktop Management 導入・設計ガイド


2.5.2 オンライン管理のコンピュータにエージェントを配信するための条件

配信先のコンピュータに必要なOSの設定の条件は、エージェントレスでセキュリティ管理をする場合(大部分の機器情報を取得する場合)の、Active Directoryを利用しないときの条件と同じです。条件については、「4.2.7 エージェントレスで管理するための前提条件」の、セキュリティ管理をする場合(大部分の機器情報を取得する場合)にある、Active Directoryを利用しないときの条件を参照してください。

また、ワークグループに所属しているコンピュータにエージェントを配信する場合は、配信先のコンピュータで次のユーザーを有効にしてください。

Windows Server 2012、Windows 8、Windows 7、Windows 2008、Windows Vistaのとき

Administrator権限を持つ、ビルトインユーザー

注※ エディションがないWindows 8の場合は、コマンドプロンプトでnet userコマンドを実行して有効化してください。WindowsのコントロールパネルからはAdministratorユーザーを有効にできません。

Windows Vistaのとき

Administrator権限を有効にして、パスワードを設定したビルトインユーザー