3.5.4 認証ルール設定
認証ルールを設定する操作について説明します。
認証ルールについての詳細は「付録B 認証ルール」を参照してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 認証ルールを作成する
認証ルールを作成する手順を次に示します。
-
サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ルール]をクリックします。
コンテント領域に[認証ルール一覧]画面が表示されます。
-
[認証ルール作成]ボタンをクリックします。
[新規認証ルール]画面が表示されます。
-
認証ルールを作成します。
次の項目を指定します。
表3‒38 認証ルールの設定項目 項目
説明
[ACCEPT/DENY]ラジオボタン
-
ACCEPT
設定したルールを受け付ける場合に選択します。
-
DENY
設定したルールを拒否する場合に選択します。
[グループ]ドロップダウンリストボックス
ルールを適用するグループを選択します。
[ネットワークセット]ドロップダウンリストボックス
ルールを適用するネットワークセットを選択します。
[認証ポリシー]ドロップダウンリストボックス
適用する認証ポリシーを選択します。
-
-
[作成]ボタンをクリックします。
認証ルールが作成され,登録完了を確認するダイアログが表示されます。
-
[OK]ボタンをクリックします。
[認証ルール一覧]画面が表示されます。
(2) 認証ルールを編集する
認証ルールを編集する手順を次に示します。
-
サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ルール]をクリックします。
コンテント領域に[認証ルール一覧]画面が表示されます。
-
編集する認証ルールのメニューアイコン()をクリックして,[編集]を選択します。
[認証ルール編集]画面が表示されます。
-
設定を変更します。項目の内容については「(1) 認証ルールを作成する」を参照してください。
-
[更新]ボタンをクリックします。
認証ルールの設定が更新され,登録完了を確認するダイアログが表示されます。
-
[OK]ボタンをクリックします。
[認証ルール一覧]画面が表示されます。
(3) 認証ルールを有効化/無効化/削除する
認証ルールを有効化,無効化,または削除する手順を次に示します。
-
サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ルール]をクリックします。
コンテント領域に[認証ルール一覧]画面が表示されます。
-
処理を行う認証ルールのメニューアイコン()をクリックして,メニューを選択します。
表3‒39 認証ルールの有効化/無効化/削除 項目
説明
[有効化]
認証ルールを有効化します。
[無効化]
認証ルールを無効化します。
無効化した認証ルールは,一時的に利用できなくなります。
有効化することで再び利用可能になります。
[削除]
認証ルールを削除します。一度削除した認証ルールを元に戻すことはできません。
-
選択したメニューに応じた確認ダイアログが表示されます。[OK]ボタンをクリックすると,処理が実行されます。
(4) 認証ポリシーを作成する
認証ポリシーを作成する手順を次に示します。
-
サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ポリシー定義]をクリックします。
コンテント領域に[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
-
[認証ポリシー作成]ボタンをクリックします。
[新規認証ポリシー]画面が表示されます。
-
認証ポリシーを作成します。
次の項目を指定します。
表3‒40 認証ポリシーの設定項目 項目
説明
[ポリシー名(日本語/中国語)]テキストボックス※1
ポリシー名を入力します。
ここで入力した値は,日本語と中国語の画面で表示されます。
[ポリシー名(英語)]テキストボックス※1
ポリシー名を入力します。
ここで入力した値は,英語の画面で表示されます。入力できる文字は半角英数字と記号です。
認証システム
認証ポリシーで使用する認証システムを,[>>]ボタンで選択します。複数の認証システムの選択はできません。
すでに認証システムが選択されている場合は,[>>]ボタンをクリックしても追加されません。選択済みの認証システムは,アイコンをクリックすると,選択を解除できます。
認証方式
認証方式を選択します。両方の方式を選択することもできます。
認証システムでLDAP認証システムを選択した場合は,指定できません。
-
標準パスワード認証:パスワード認証を使用します。
-
電子証明書認証:発行された電子証明書を利用した認証を使用します。
[パスワード設定規則]チェックボックス
使用できるパスワードの規則を設定します。
認証システムでLDAP認証システムを選択した場合は,指定できません。
-
2種類以上の文字を必要とする:数字,英小文字,英大文字,記号の4種類のうち,2種類以上が含まれる必要があります。
-
2種類以上の文字を必要としない
パスワードにユーザIDを含むかどうかを設定します。
-
パスワードにユーザIDを含むことを許可する
-
パスワードにユーザIDを含むことを許可しない
- パスワード有効期間※2
-
デフォルトでは[無期限]チェックボックスが選択されています。有効期間を設定する場合は,[無期限]チェックボックスの選択を解除して,1〜365の範囲で日数を入力します。デフォルトは90日が設定されています。
-
-
[作成]ボタンをクリックします。
認証ポリシーが作成され,登録を確認するダイアログが表示されます。
-
[OK]ボタンをクリックします。
[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
(5) 認証ポリシーを編集する
認証ポリシーを編集する手順を次に示します。
-
サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ポリシー定義]をクリックします。
コンテント領域に[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
-
編集する認証ポリシーのメニューアイコン()をクリックして,[編集]を選択します。
[認証ポリシー編集]画面が表示されます。
-
設定を変更します。項目の内容については「(4) 認証ポリシーを作成する」を参照してください。
-
[更新]ボタンをクリックします。
認証ポリシーの設定が更新され,更新を確認するダイアログが表示されます。
-
[OK]ボタンをクリックします。
[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
-
認証ポリシーの編集は,いったんJP1/DH - Serverからログアウトしないと反映されない場合があります。
-
(6) 認証ポリシーを削除する
認証ポリシーを削除する手順を次に示します。
-
サイドバー領域の[認証ルール設定]−[認証ポリシー定義]をクリックします。
コンテント領域に[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
-
削除する認証ポリシーのメニューアイコン()をクリックして,[削除]を選択します。
削除を確認するダイアログが表示されます。
-
[OK]ボタンをクリックします。
認証ポリシーが削除され,[認証ポリシー一覧]画面が表示されます。
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認証ポリシーを削除すると,削除する認証ポリシーを適用している認証ルールも削除されます。
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