2.1.1 認証システムの設定
JP1/DH-Serverにログインする際に使用する,認証基盤に関する情報を定義・管理する認証システムを設定します。
認証システムには「標準認証システム」と「LDAP認証システム」があります。
インストール時には「標準認証システム」が定義されています。「標準認証システム」は,JP1/DH - Serverで定義・管理するユーザID/パスワード,または電子証明書を使用して認証するための認証システムです。
「LDAP認証システム」は,ディレクトリ・サーバを使用して認証するための認証システムです。ディレクトリ・サーバに登録されているユーザIDとパスワードを使用して,JP1/DH - Serverにログインできます。JP1/DH - Serverでパスワードを管理する必要はありません。ただし,本製品の認証ルールや配送ルールの管理などは,JP1/DH - Serverに登録されているユーザ情報を使用するため,ディレクトリ・サーバに登録されているユーザIDを持つユーザを,JP1/DH - Serverに登録する必要があります。
「LDAP認証システム」は,インストール時には定義されていません。連携対象のディレクトリ・サーバごとに作成する必要があります。また,JP1/DH - Serverの標準パスワード認証,電子証明書認証を使用したログインはできません。
認証システムの設定は代表ユーザが行います。認証システムの設定に関する画面の操作方法については,次の表を参照してください。
項目 |
内容 |
参照先 |
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認証システムを作成する |
認証システムを作成します。 |
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認証システムを編集する |
認証システムを編集します。 |
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認証システムを削除する |
認証システムを削除します。 |