付録D.2 詳細エラー番号

詳細エラー番号を次に示します。

<この項の構成>
(1) エラー番号31,145,147およびメッセージID KDJZ00009-Eの詳細エラー番号
(2) エラー番号121~126,134~139およびメッセージID KDJZ00005-E,KDJZ00026-Eの詳細エラー番号
(3) エラー番号127~131,140~144およびメッセージID KDJZ00006-E,KDJZ00027-Eの詳細エラー番号
(4) エラー番号22,23,32の詳細エラー番号
(5) エラー番号28,146およびメッセージID KDJZ00024-Eの詳細エラー番号
(6) エラー番号21,101~113およびメッセージID KDJZ00007-Eの詳細エラー番号

(1) エラー番号31,145,147およびメッセージID KDJZ00009-Eの詳細エラー番号

エラー番号31,145,147およびメッセージID KDJZ00009-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AABB

AAの部分がファイルエラーを示す詳細エラー番号の場合,BBの部分には表D-3に示す詳細エラー番号が格納されます。AAがシステムコールエラーの場合,BBにはシステムエラー番号が格納されます。AAがファイルエラー,システムコールエラー以外の場合,BBは意味を持ちません。

表D-2 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
01ファイルエラー
02
03システムコールエラー(fopen())
04システムコールエラー(lockf())
05システムコールエラー(fread())
06システムコールエラー(fwrite())
07システムコールエラー(fflush())
08システムコールエラー(fclose())
09システムコールエラー(malloc())
0aシステムコールエラー(fseek())
0b送信ファイルなし(ファイル編集異常発生)
0cシステムコールエラー(ftruncate())
0dレコード長オーバー(可変長のデータで1レコードの長さが制限値を超過)
0eファイル編集異常発生
0f
10可変長のデータ1レコードでテキスト長を超過
11システムコールエラー(ftell())
12送信テキスト数オーバー(送信するテキスト数が65,535を超過)
13送信レコード数オーバー(送信するレコード数が16,777,215を超過)

表D-3 BBに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
00意味を持たない
02レコードタイプエラー(ファイル編集異常発生)
03送信ファイルのサイズがレコード長で割り切れない,またはレコード長が0
04送受信種別エラー(ファイル編集異常発生)
05レコードIDエラー(ファイル編集異常発生)
06ファイル名称エラー(ファイル編集異常発生)
07書き込みモードエラー(ファイル編集異常発生)

(2) エラー番号121~126,134~139およびメッセージID KDJZ00005-E,KDJZ00026-Eの詳細エラー番号

エラー番号121~126,134~139およびメッセージID KDJZ00005-E,KDJZ00026-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AABB

表D-4 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
00開局要求電文
01開局回答電文
02閉局要求電文
03閉局回答電文
04モード変更要求電文
05モード変更回答電文

表D-5 BBに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
01TTC区分エラー
10電文区分エラー
11相手センタ確認コードエラー
12当方センタ確認コードエラー
13サービス時間帯エラー
14パスワードエラー
15アプリケーションIDエラー
16モードエラー
17モード変更不可エラー
99その他エラー

(3) エラー番号127~131,140~144およびメッセージID KDJZ00006-E,KDJZ00027-Eの詳細エラー番号

エラー番号127~131,140~144およびメッセージID KDJZ00006-E,KDJZ00027-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AABB

表D-6 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
10開始要求電文
11開始回答電文
12終了要求電文
13終了回答電文
14再送要求電文

表D-7 BBに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
01TTC区分エラー
10電文区分エラー
11ファイル名エラー
12ファイルアクセスキーエラー
13テキスト数エラー
14レコード数エラー
15レコード長エラー
16二重ファイル伝送
17ファイルなし
18レコードIDエラー
19データ圧縮IDエラー
99その他エラー

(4) エラー番号22,23,32の詳細エラー番号

エラー番号22,23,32は,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AAAA

表D-8 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
0001相手局からの受信電文用メモリー確保時
0002相手局への送信電文用メモリー確報時
0003伝送管理用メモリー確保失敗

(5) エラー番号28,146およびメッセージID KDJZ00024-Eの詳細エラー番号

エラー番号28,146およびメッセージID KDJZ00024-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AAAA

表D-9 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
0001受信したデータ電文のTTC区分が '01'または'11'でない(TTC区分不正)
0002受信したデータ電文のTTCテキストシーケンス番号が認識している番号と不一致(テキストシーケンス不一致)
0003受信したデータの1テキストの長さが不正
0004受信した圧縮データを解除するとテキスト長を超過
0005可変長の受信時,受信した1レコードの長さが不正
0006可変長の受信時,受信した1レコードの長さが0(ゼロ)

(6) エラー番号21,101~113およびメッセージID KDJZ00007-Eの詳細エラー番号

エラー番号21,101~113およびメッセージID KDJZ00007-Eは,次の形式で詳細エラー番号が表示されます。

形式:AAAA

表D-10 AAに格納される詳細エラー番号

詳細エラー番号内容
0001開局要求電文送信時
0002開局回答電文送信時
0003閉局要求電文送信時
0004閉局回答電文送信時
0005モード変更要求電文送信時
0006モード変更回答電文送信時
0007開始要求電文送信時
0008開始回答電文送信時
0009終了要求電文送信時
000a終了回答電文送信時
000b再送要求電文送信時
000c論理ACK電文送信時
000dデータ電文送信時
0099電文受信時