伝送要求を取り消す場合は,ztcanコマンドを使用します。伝送要求の取り消し操作実行時に伝送中のファイル伝送は,強制終了されます。
- 注意事項
- 伝送要求を取り消す際は,次の点に注意してください。
- ztcanコマンドの実行には,スーパーユーザー権限が必要です。
- 登録中の伝送要求を取り消すと,伝送状態履歴(コマンドおよびGUI)には「取消」と表示されます。
- 伝送中の伝送要求を取り消すと,伝送状態履歴(コマンドおよびGUI)には「異常」と表示されます。
伝送要求を取り消す方法を次に示します。
- スーパーユーザーで,ztcanコマンドを実行する。
- 相手局ラベル名で指定する場合:
- -hオプションで相手局ラベル名を指定します。
- ztcan△1-h△0相手局ラベル名(1~32バイトの文字列)
- 通番で指定する場合:
- -sオプションで通番を指定します。
- ztcan△1-s△0通番
ztcanコマンドの詳細については,「7. コマンド」の「ztcan-伝送要求の取り消し-」を参照してください。
伝送要求の取り消しは,GUIの[伝送状態履歴の表示]ダイアログボックスからも実行できます。詳細については,「8.3.4 [伝送状態履歴の表示]ダイアログボックス」を参照してください。