2.3.3 動作環境を設定する

OSの環境変数で,JP1/全銀TCPの環境設定の一部を定義できます。環境変数が設定された環境から,伝送サーバを起動すれば,設定内容が有効になります。

<この項の構成>
(1) 設定できる環境変数
(2) 定義例

(1) 設定できる環境変数

設定できる環境変数を次の表に示します。

表2-1 環境変数一覧

環境変数名設定内容
ZTC_MAX_RECORD_INF_NUM履歴情報ファイルに格納する履歴情報レコード数を設定できます。
レコード数:
指定したレコード数までが格納されます。9以上の値を指定してください。
指定なし:
10,000レコードまでが格納されます。

注※


(2) 定義例

履歴情報ファイルに格納する履歴情報レコード数を20,000レコードにする例を次に示します。

(cshの場合)

>setenv ZTC_MAX_RECORD_INF_NUM 20000
>jztcd

(shの場合)

>ZTC_MAX_RECORD_INF_NUM=20000
>export ZTC_MAX_RECORD_INF_NUM
>jztcd