付録G.4 JP1/Cm2/NNMで伝送結果を監視する
JP1/Cm2/NNMのノードサブマップで,伝送結果を監視します。
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Windowsの[スタート]メニューから,[プログラム]−[Network Node Manager]−[Network Node Manager]を選択する。
JP1/Cm2/NNMが起動します。
JP1/FTPのシンボルが表示されたノードサブマップの例を次に示します。
図G‒2 ノードサブマップ
- トラップとシンボルの色との関係
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トラップとシンボルの色との関係を次の表に示します。
表G‒1 トラップとシンボルの色との関係 トラップの契機
イベントブラウザに表示されるトラップ(重要度)
シンボルの種類:シンボルの色
JP1/FTPのサービス起動
XXの状態がNormalになりました(正常域)
起動したサービス:緑色
ファイル伝送の異常終了
XXの状態がMinorになりました(正常域)ファイル名,ユーザ名,カード名の表示
対応するサービス(クライアント,サーバ):黄色
ファイル伝送の警告終了(自動起動プログラムの起動失敗)
XXの状態がWarningになりました(正常域)ファイル名,ユーザ名,カード名,自動起動プログラム名の表示
対応するサービス(クライアント,サーバ):水色
サービスが停止
XXの状態がCriticalになりました(注意域)
停止したサービス:赤色
- (凡例)
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XX:サービス名
- 上記以外の場合のシンボル表示
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インストール直後
シンボルはありません(初期状態)。以前に連携されていた場合には,前回稼働時に最後に送信されたトラップに対応する色が保存されています。これは通常,赤色(サービス停止中の状態を表す)ですが,サービス終了時およびシャットダウン時のマシン状態によっては,トラップが送られないで赤色にならない場合があります。
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ファイル伝送の異常または警告終了後のファイル伝送が正常終了した場合
対応するサービス(クライアント,サーバ)のシンボルの色は,異常,警告終了時のまま変わりません。シンボルの色を緑(起動中,異常,警告終了なし)に変更したい場合は,メニューの[管理]−[JP1の管理]−[シンボルの初期化]−[正常]を選択します。
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ファイル伝送の異常,警告終了が交互に発生した場合
シンボルの色は交互に変化します。
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