3.15.1 インターネットプロトコルバージョンを登録する
次のように,定義ファイルを作成し,定義情報を記述してください。
- 〈この項の構成〉
(2) 定義ファイルの内容
次のように,Windowsの初期化ファイル(.ini)の形式で記述してください。
指定できるセクション,キー,および値を次の表に示します。
セクション |
キー |
値 |
定義内容 |
---|---|---|---|
[address_family_S] |
IPv4 |
ON|OFF ≪ON≫ |
FTPクライアントから接続を受け付けるときにFTPサーバ側でIPv4を使用するかどうかを指定します。
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IPv6 |
ON|OFF ≪OFF≫ |
FTPクライアントから接続を受け付けるときにFTPサーバ側でIPv6を使用するかどうかを指定します。
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[address_family_C] |
IPv4 |
ON|OFF ≪ON≫ |
FTPサーバに接続するときにFTPクライアント側でIPv4を使用するかどうかを指定します。
|
IPv6 |
ON|OFF ≪OFF≫ |
FTPサーバに接続するときにFTPクライアント側でIPv6を使用するかどうかを指定します。
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Priority |
IPv4|IPv6 ≪IPv4≫ |
FTPサーバに接続するときにFTPクライアント側で優先するインターネットプロトコルバージョンを指定します。
この定義は,次の場合に接続するインターネットプロトコルバージョンをどちらにするか選択するときに使用します。
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[address_family_L] |
Use |
IPv4|IPv6 ≪IPv4≫ |
JP1/File Transmission Server/FTP Logサービスが,JP1/File Transmission Server/FTP ServerサービスおよびJP1/File Transmission Server/FTP Clientサービスと接続するときに使用するインターネットプロトコルバージョンを指定します。
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(3) 注意事項
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定義ファイルがない場合,インターネットプロトコルバージョンの選択は無効になります。その場合,FTPサーバ側およびFTPクライアント側で仮定される値は,IPv4=ON,IPv6=OFFになります。
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FTPサーバ側でIPv4=OFF,IPv6=OFFを定義した場合,定義が存在しないものと見なされます。この場合,IPv4=ON,IPv6=OFFが仮定されます。
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FTPクライアント側でIPv4=OFF,IPv6=OFFを定義した場合,定義が存在しないものと見なされます。この場合,IPv4=ON,IPv6=OFFが仮定されます。