11.2.1 メッセージに出力される行番号に関する注意事項
メッセージKNAX6000-E〜KNAX6100-E,KNAX6710-I〜KNAX6712-E,KNAX6998-Eに出力される,行番号に関する注意事項です。
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複数行にまたがったコマンド置換でコマンドエラーが発生した場合,コマンド置換の最終行番号がエラー行番号としてメッセージに出力されます。
(例)次のような記述の場合,unsetコマンドでエラーが発生しても,エラー行番号は3行目となります。
1: `unset 2: echo pwd 3: `
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外部スクリプトの構文解析でエラーが発生した場合,エラーメッセージに出力されるジョブ定義スクリプトファイル名は外部スクリプト呼び出し元のジョブ定義スクリプト名になります。また,行番号は外部スクリプト呼び出し元の行番号となります。
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trapコマンドのaction実行中に構文エラーまたはコマンドエラーが発生すると,trapコマンドの行番号がエラー行番号としてメッセージに出力されます。
(例1)複数行にまたがっているケース。エラー行番号は1行目となります。
1: trap 'pwd 2: unset 3: date' INT
(例2)関数を呼び出すケース。エラー行番号は4行目となります。
1: func1() { 2: unset 3: } 4: trap func1 INT