USERREPLY_WAIT_MAXCOUNTパラメーター(物理ホストまたは論理ホストごとに応答要求メッセージの最大同時出力数を指定する)
形式
#-adsh_conf USERREPLY_WAIT_MAXCOUNT 応答要求メッセージの最大同時出力数
機能
ユーザー応答機能を使用する場合,物理ホストまたは論理ホストごとに,応答要求メッセージの同時出力数の上限を指定します。
オペランド
- 応答要求メッセージの最大同時出力数 〜<符号なし整数>((1〜100))《5》
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物理ホストまたは論理ホストごとの応答要求メッセージの同時出力数の上限を指定します。これによって,物理ホストまたは論理ホストごとに同時に存在できる応答要求メッセージの数を制限します。
JP1/IM - Viewに滞留できる応答待ちイベントは2,000件までです。そのため,応答待ちイベントを送信するホストでは,次の計算式を満たす値を指定してください。
JP1イベントの送信先(HOSTNAME_JP1IM_MANAGERパラメーターの指定)が同一である,応答待ちイベントを送信する全ホストの応答要求メッセージの最大同時出力数の合計値 +他製品の応答待ちイベント滞留数の合計値 < 2000
注意事項
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このパラメーターはジョブ環境ファイルに指定しないでください。このパラメーターをシステム環境ファイルとジョブ環境ファイルの両方に指定した場合,ジョブ環境ファイルの指定は無視されます。
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指定値を超える数の応答待ちイベントを出力しようとすると,共有メモリに空きが生じるまで待ち状態になります。共有メモリの空きは3分ごとに3回まで確認され,それでも空きがなかった場合はエラーとなります。そのため,複数のジョブから同時に応答要求メッセージが出力される場合は,指定値を超えないように値を設定してください。
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ユーザー応答機能の入出力先に標準入出力を指定してデバッグ実行した場合,このパラメーターの指定は無視されます。