JOBLOG_SUPPRESS_MSGパラメーター(ジョブ実行ログへ出力させないメッセージを定義する)
形式
#-adsh_conf JOBLOG_SUPPRESS_MSG メッセージID
機能
ジョブ実行ログへ出力させないメッセージのメッセージIDを指定します。
メッセージIDを複数指定する場合は,メッセージIDの数だけこのパラメーターを指定してください。パラメーターの指定順序は任意です。
同じメッセージIDを複数回指定しても,エラーにはなりません。1回指定したものと見なされます。
このパラメーターの指定とメッセージの出力の関係を次の表に示します。
項番 |
メッセージの出力先 |
抑止するメッセージIDの指定 |
|
---|---|---|---|
指定あり |
指定なし |
||
1 |
スプールのジョブ実行ログのファイル |
× |
○ |
2 |
デバッガのコンソール |
× |
○ |
3 |
エディタのコンソール |
× |
○ |
4 |
システム実行ログ |
× |
○ |
5 |
上記以外の出力先(標準出力など) |
× |
× |
オペランド
- メッセージID 〜((10バイト))
-
ジョブ実行ログへの出力を抑止するメッセージのメッセージIDを指定します。指定できるメッセージIDは次のとおりです。
抑止できるメッセージの内容
指定できるメッセージID
組み込みコマンド
シェル変数更新
KNAX6110-I
KNAX6111-I
KNAX6120-I
KNAX6121-I
シェル標準コマンド
KNAX6112-I
KNAX6113-I
KNAX6122-I
KNAX6123-I
外部コマンド
実行形式ファイル
KNAX6116-I
KNAX6117-I
KNAX6126-I
KNAX6127-I
スクリプトファイル
シェル拡張コマンド
KNAX6114-I
KNAX6115-I
KNAX6124-I
KNAX6125-I
子孫ジョブの実行に関するパラメーター
CHILDJOB_PGMパラメーター
KNAX6830-I
CHILDJOB_SHEBANGパラメーター
KNAX6831-I
CHILDJOB_EXTパラメーター
KNAX6832-I
注意事項
-
システム環境ファイルとジョブ環境ファイルの両方にこのパラメーターが定義されていた場合,両方の定義が有効になります。
使用例
-
メッセージKNAX6110-I,KNAX6111-Iをジョブ実行ログに出力しないようにします。
#-adsh_conf JOBLOG_SUPPRESS_MSG KNAX6110-I #-adsh_conf JOBLOG_SUPPRESS_MSG KNAX6111-I