Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Advanced Shell


4.3.1 JP1/Advanced Shellエディタウィンドウ

JP1/Advanced Shellエディタウィンドウ,およびウィンドウの各部の名称を,次の図に示します。

図4‒1 JP1/Advanced Shellエディタウィンドウ

[図データ]

〈この項の構成〉

(1) ツールバー

ツールバーには,メニューバーから選択できるコマンドの中から,頻繁に使用するコマンドだけをボタンの形で表示しています。ボタンをマウスでクリックするだけで,該当するコマンドを実行できます。表示メニューによって非表示にすることもできます。なお,ボタンにマウスを移動させると説明が表示されます。

JP1/Advanced Shellエディタウィンドウのツールバーには,標準ツールバー,編集ツールバー,デバッグツールバーおよび検索ツールバーのボタンが表示されます。

(2) ルーラー

行のカラム数を表示する目盛です。

(3) 行番号

ジョブ定義スクリプトの行番号を表示するための領域です。

(4) ブレークポイントエリア

ブレークポイントを示す記号([図データ])と,次に実行する位置を示す記号([図データ])およびデバッガのプロセスの終了を示す記号([図データ])を表示するための領域です。

(5) ステータスバー

ステータスバーは,JP1/Advanced Shellエディタが現在実行している処理に関するメッセージや,処理終了後の状態に関するメッセージを表示するための領域です。JP1/Advanced Shellエディタウィンドウのステータスバーの機能を次の表に示します。

表4‒1 JP1/Advanced Shellエディタウィンドウのステータスバーの機能

ステータスバー

機能

ジョブ識別子

デバッグ実行したジョブのジョブ識別子を表示します。

現在位置

カーソルの位置を表示します。

全体

編集中のジョブ定義スクリプトファイルの行数を表示します。

上書き状態

Insertキーで切り替える上書き状態を表示します。次の2つのモードがあります。デフォルトは挿入モードです。

  • 上書:上書きモード

  • 挿入:挿入モード

(6) クライアントエリア

クライアントエリアには,ジョブ定義スクリプトファイルの内容が表示されます。