3.11.3 強制終了時のジョブの動作【Windows限定】
Windowsでの強制終了時のジョブの動作を次に示します。
なお,trapコマンドによって,TerminateProcessなどによるプロセス即時終了に対する動作を定義する場合,TRAP_ACTION_SIGTERMパラメーターにTERMを指定してください。
強制終了方法 |
trapコマンドによる動作定義がない場合 |
trapコマンドによる動作定義がある場合 |
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制御信号 |
CTRL+C CTRL+BREAK CTRL_CLOSE_EVENT |
制御信号は,ルートジョブ,子孫ジョブ,およびコマンドとして動作するすべてのプロセスグループに対して送信されます。
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trapコマンドで動作を定義できません |
CTRL_LOGOFF_EVENT |
OSのログオフやシャットダウン処理を優先するため,後処理を実行しないで即時終了します。 |
trapコマンドで動作を定義できません |
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CTRL_SHUTDOWN_EVENT |
|||
TerminateProcessなどによるプロセス即時終了 |
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- 注意事項
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trapコマンド使用時,動作に「-」を設定すると,該当強制終了要求を受けたときの動作が無効になり,何も設定されていない状態に戻ります。