jaomchang(UNIX限定)
形式
jaomchang[-b {y|n|r}]
[-c {監視終了開始日時|now|none}]
[-r {制限終了開始日時|now|none}]
[-f {強制終了開始日時|now|none}]
[-n {次回電源投入日時|none}]
機能
jaomchangコマンドは,JP1/Power Monitorデーモンの起動中に,構成定義ファイルと運転スケジュール定義ファイルに設定されている内容を一時的に変更し,ホストを起動・終了する日時を変更するコマンドです。ホストを起動・終了する日時を変更できる範囲は,コマンドを実行する日から1か月先の日時までです。引数を必ず一つ以上指定してください。
実行権限
スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
/usr/bin/jp1_aom/
引数
-b {y|n|r}
ホストのシャットダウン後の処理を指定します。このオプションの各引数の説明を次に示します。
-c {監視終了開始日時|now|none}
監視終了の開始日時を変更する場合,または取り消す場合に指定します。この引数は,監視終了処理中,制限終了処理中,および強制終了処理中は指定できません。
-r {制限終了開始日時|now|none}
制限終了の開始日時を変更する場合,または取り消す場合に指定します。この引数は,制限終了処理中,および強制終了処理中は指定できません。
-f {強制終了開始日時|now|none}
強制終了の開始日時を変更する場合,または取り消す場合に指定します。この引数は,強制終了処理中は指定できません。
-n {次回電源投入日時|none}
次回の電源投入日時を変更する場合,または取り消す場合に指定します。この引数は,JP1/Power Monitorデーモンが起動されていなくても,ハードウェアに電源投入予約機構があれば,有効になります。
注意事項
監視開始時刻 | 制限開始時刻 | 強制終了時刻 | 次回電源投入時刻 |
---|---|---|---|
30日23時間59分 | 30日23時間59分 | 30日23時間59分 | (次月同日同時刻)-1分 |
戻り値
0 | コマンドが正常終了しました。 |
0以外 | エラーが発生しました。 |
使用例
すぐにホストを強制終了します。また,次回の電源投入日時を7月1日午前9時に指定します。
jaomchang -f now -n7/1.09:00