6.2.1 JP1/AJS3 for EAPで共通のメッセージ
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KAJM0001-I
Usage : 形式
使用法:形式
コマンドの形式の表示要求がありました。
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KAJM0002-E
Invalid option. (option: オプション)
オプションは無効です (オプション:オプション)
無効なオプションが指定されています。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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正しいオプションを指定して,コマンドを再実行してください。
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KAJM0003-E
Argument must be specified for this option. (option: オプション)
オプションには引数が必要です (オプション:オプション)
オプションに引数が指定されていません。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
オプションに引数を指定して,コマンドを再実行してください。
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KAJM0004-E
Value of option is invalid. (option: オプション)
オプションの値の指定に誤りがあります (オプション:オプション)
オプションに指定できない値が指定されています。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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オプションに正しい引数を指定して,コマンドを再実行してください。
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KAJM0005-E
Option is duplicated. (option: オプション)
オプションが重複指定されています (オプション:オプション)
重複指定できないオプションが複数個指定されています。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
オプションを正しく指定して,コマンドを再実行してください。
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KAJM0006-E
Required option is missing.
指定しなければならないオプションが指定されていません
指定しなければならないオプションが指定されていません。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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必要なオプションを指定して,コマンドを再実行してください。
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KAJM0007-E
Mutually-exclusive options are specified.
同時に指定できないオプションが指定されています
指定したオプションの中に,同時に指定できないオプションが含まれています。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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オプションを正しく指定して,コマンドを再実行してください。
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KAJM0008-E
In the release of the R/3 system at the connection destination, this option is not supported. (release:リリース,option:オプション)
接続先のR/3システムでは,このオプションはサポートされません(リリース:リリース,オプション:オプション)
接続先のR/3システムでは有効でないオプションを指定しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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指定したオプションが,接続先のR/3システムのリリースに対応しているか確認してください。
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KAJM0009-E
In the release of the R/3 system at the connection destination, this command is not supported. (relesase:リリース)
接続先のR/3システムでは,このコマンドはサポートされません(リリース:リリース)
接続先のR/3システムでは有効でないコマンドを実行しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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接続先のR/3システムのリリースを確認してください。
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KAJM0010-W
The file that defines the environment contains an invalid key or section name. (section: セクション名, key: キー名)
環境設定ファイルに無効なキー・セクション名があります(セクション:セクション名,キー:キー名)
環境設定ファイルの指定値に誤りがあります。
- (S)
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環境設定ファイルの指定値を無視して,コマンドの実行を継続します。
- (O)
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警告を無視するか,または環境設定ファイルの内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0011-W
The file that defines the environment contains an error in a key value. (section: セクション名, key: キー名)
環境設定ファイルのキー値に誤りがあります (セクション:セクション名,キー:キー名)
環境設定ファイルに指定したキーの値に誤りがあります。
- (S)
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conf.modelファイルに示されるデフォルト値で,コマンドの実行を継続します。
- (O)
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警告を無視するか,または環境設定ファイルの内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0012-W
The file that defines the environment contains a duplicated key or section name. (section: セクション名, key: キー名)
環境設定ファイルに重複したキー・セクション名があります (セクション:セクション名,キー:キー名)
環境設定ファイルの指定値に重複があります。
- (S)
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最初に指定されている値を使用して,コマンドの実行を継続します。
- (O)
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警告を無視するか,または環境設定ファイルの内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0013-W
The file that defines the environment contains an invalid string.
環境設定ファイルに無効な文字列があります
環境設定ファイルに無効な文字列があります。
- (S)
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該当する無効な文字列を無視して,コマンドの実行を継続します。
- (O)
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警告を無視するか,または環境設定ファイルの内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0014-E
This option cannot be used because the RFC library corresponding to the extended password is not set. (option: オプション)
拡張パスワードに対応したRFCライブラリが設定されていないため,このオプションは使用できません (オプション:オプション)
拡張パスワードに対応したRFCライブラリが設定されていない状態で,-p2オプションを指定(カスタムジョブから実行する場合は[拡張パスワードを使用する]をチェック)してコマンドを実行しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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jr3chrfcコマンドで拡張パスワードに対応したRFCライブラリを設定してコマンドを再実行してください。
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KAJM0020-E
The default information file for the R/3 connection contains an invalid key or section name. (section: セクション名, key: キー名)
R/3デフォルト接続先情報ファイルに無効なキー・セクション名があります(セクション:セクション名,キー:キー名)
R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の指定値に誤りがあります。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0021-E
The default information file for the R/3 connection contains an error in a key value. (section: セクション名, key: キー名)
R/3デフォルト接続先情報ファイルのキー値に誤りがあります (セクション:セクション名,キー:キー名)
R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)に指定したキーの値に誤りがあります。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0022-E
The default information file for the R/3 connection contains a duplicated key or section name. (section: セクション名, key: キー名)
R/3デフォルト接続先情報ファイルに重複したキー・セクション名があります (セクション:セクション名,キー:キー名)
R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の指定値に重複があります。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0023-E
The default information file for the R/3 connection lacks a required section or key.
R/3デフォルト接続先情報ファイルに省略できないキー・セクション名が指定されていません
R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の指定値に,必ず指定しなければならないキー名,セクション名が指定されていません。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0024-E
The default information file for the R/3 connection contains mutually-exclusive sections or keys.
R/3デフォルト接続先情報ファイルに同時に指定できないキー・セクション名が指定されています
R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)に同時に指定できないキー名,セクション名があります。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0025-E
The default information file for the R/3 connection contains an invalid string.
R/3デフォルト接続先情報ファイルに無効な文字列があります
R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)に無効な文字列があります。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)の内容を訂正してコマンドを再実行してください。
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KAJM0026-E
The key specified in the default information file for the R/3 connection cannot be used because the RFC library corresponding to the extended password is not set. (section: セクション名, key: キー名)
拡張パスワードに対応したRFCライブラリが設定されていないため,R/3デフォルト接続先情報ファイルに指定されているキーは使用できません (セクション:セクション名,キー:キー名)
拡張パスワードに対応したRFCライブラリが設定されていない状態で,R/3デフォルト接続先情報ファイルにPasswd2キーを指定してコマンドを実行しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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jr3chrfcコマンドで拡張パスワードに対応したRFCライブラリを設定してコマンドを再実行してください。
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KAJM0100-E
Insufficient memory.
メモリーが不足しました
コマンドの実行中に,システムのメモリーが不足しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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システムのメモリー容量を確認してから,コマンドを再実行してください。
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KAJM0101-E
File cannot be accessed. (file: ファイル名)
ファイルにアクセスできません (ファイル:ファイル名)
ファイルのアクセスに失敗しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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「ファイル名」のファイルにコマンド実行ユーザーの権限でアクセスできることを確認してください。
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KAJM0102-E
There is not enough free space for creating or extending a file. (file: ファイル名)
ファイルを作成又は拡張するための空き領域がありません (ファイル:ファイル名)
コマンドの実行中にディスクの容量に不足が発生しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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「ファイル名」のファイルがあるディスクの容量を確認してください。
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KAJM0103-W
File that defines the environment cannot be accessed. (file: ファイル名)
環境設定ファイルにアクセスできません (ファイル:ファイル名)
環境設定ファイルのアクセスに失敗しました。
- (S)
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conf.modelファイルに示されるデフォルト値で,コマンドの実行を継続します。
- (O)
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環境設定ファイルがあり,コマンド実行ユーザーの権限でアクセスできることを確認してください。
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KAJM0104-W
Trace file cannot be accessed. (file: ファイル名)
トレースファイルにアクセスできません (ファイル:ファイル名)
トレースファイルのアクセスに失敗しました。
または,トレースファイルの出力時に使用している一時ファイルのアクセスに失敗しました。
トレースファイルの出力時に一時ディレクトリを使用します。
Windowsの場合,環境変数TMPで指定したフォルダを使用します。環境変数TMPには,コマンド実行ユーザーの権限でアクセスできるフォルダを指定してください(JP1/AJSで実行する場合,JP1/AJSのサービスに対するアカウントがデフォルトのときは,システム環境変数のTMP環境変数になります)。
- (S)
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コマンドの実行を継続します。ただし,トレース情報がトレースファイルに出力されない場合があります。
- (O)
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トレースファイルにコマンド実行ユーザーの権限でアクセスできることを確認してください。
または,トレースファイルの出力時の一時フォルダとして環境変数TMPで指定したフォルダに,コマンド実行ユーザーの権限でアクセスできることを確認してください。
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KAJM0105-E
Failed to access the default information file for the R/3 connection. (file: ファイル名)
R/3デフォルト接続先情報ファイルにアクセスできません (ファイル:ファイル名)
R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)のアクセスに失敗しました。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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R/3デフォルト接続先情報ファイル(r3defconファイル)があり,コマンド実行ユーザーの権限でアクセスできることを確認してください。
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KAJM0106-W
There is not enough free space for creating or extending a trace file. (file: ファイル名)
トレースファイルを作成又は拡張するための空き領域がありません (ファイル:ファイル名)
トレース情報をトレースファイルに出力しているときに,ディスクの容量に不足が発生しました。
- (S)
-
コマンドの実行を継続します。ただし,トレース情報がトレースファイルに出力されない場合があります。
- (O)
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トレースファイルがあるディスクの容量を確認してください。
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KAJM0107-E
After the character code conversion, the length of the character string exceeded the range that can be specified for the option. (option: オプション, number of bytes after the conversion: 変換後のバイト数)
文字コード変換の結果,文字列の長さがオプションの指定可能な範囲を超過しました (オプション:オプション,変換後のバイト数:変換後のバイト数)
文字コード変換によって,文字列の長さが指定したオプションの指定可能な範囲を超過しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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指定した引数が,シフトJIS換算で文字列の指定可能な範囲を超過していないか確認してください。「変換後のバイト数」が4,096の場合は,変換後のバイト数が4,096バイト以上も含みます。
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KAJM0108-E
An attempt to convert the character code failed. Execution will be terminated.
文字コードの変換に失敗しました。実行を終了します
文字コード変換が失敗しました。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
環境変数LANGと,指定した引数の文字コードが一致しているか確認してください。
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KAJM0109-W
An attempt to convert the character code failed. Check the contents of the job log.
文字コードの変換に失敗しました。ジョブログの内容を確認してください
ジョブログに対する文字コード変換が失敗しました。
- (S)
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コマンドの実行を継続します。
- (O)
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対象のジョブログをSAPシステムで内容を確認してください。ジョブログの内容で後続のジョブの制御などを行っている場合は,後続の処理への影響を確認してください。
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KAJM0110-W
An attempt to convert the character code failed.
文字コードの変換に失敗しました
文字コード変換が失敗しました。
- (S)
-
コマンドの実行を継続します。
- (O)
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次のどちらかの対処を実施してください。
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後続のメッセージがある場合
後続のメッセージの文字コード変換に失敗しているため,後続のメッセージの内容を確認してください。
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jr3bjrepコマンドおよびjr3bjshoコマンドでSAPシステムの情報を表示したあとにこのメッセージが出力されている場合
表示しているSAPシステムの情報にコマンドがサポートしているシフトJISに属さない文字コードがあり文字コード変換に失敗しているため,SAPシステムで情報を確認してください。
-
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KAJM0112-E
Preparation for character code conversion failed.
文字コード変換の準備に失敗しました
前提とする文字コード変換の組み合わせがありません。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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オープンするファイル数が不足していないかファイル数に関係するカーネルパラメーターを確認してから,コマンドを再実行してください。
上記で回復しない場合は,システム管理者に連絡してから,原因の調査に必要な情報を採取してください。
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KAJM0113-E
An attempt to load the RFC library failed. (file: ファイル名, reason: 要因, function: 関数名, maintenance code: 保守コード)
RFCライブラリのロードに失敗しました (ファイル:ファイル名,要因:要因,関数:関数名,保守コード:保守コード)
RFCライブラリのロード中にエラーが発生しました。
それぞれの挿入句には次の情報が出力されます。
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ファイル名:RFCライブラリの絶対パス
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要因:エラーの要因を示すテキスト
no such file(s):ファイルが存在しない
invalid library(ies):不正なライブラリ
the CRT libraries are not installed:必要なCRTライブラリがインストールされていない
system error:システムエラー
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関数名:エラーが発生したOSのAPI名
-
保守コード:OSのAPIから返却されたエラーコード
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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挿入句の「ファイル名」に出力されたRFCライブラリについて,挿入句の「要因」に出力された要因を取り除いたあと,コマンドを再実行します。
挿入句の「要因」に出力されるそれぞれの要因の対処方法を次に示します。
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no such file(s)
挿入句の「ファイル名」に出力されたパスに,提供元から入手したRFCライブラリが配置されているか確認してください。問題がある場合は,「2.4 SAP NetWeaver RFC Library のセットアップ」に従って正しいRFCライブラリを配置してください。
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invalid library(ies)
挿入句の「ファイル名」に出力されたRFCライブラリが正しいか(動作環境のOS/アキテクチャに対応したライブラリか,製品の動作に必要なバージョンか)を確認してください。問題がある場合は,「2.4 SAP NetWeaver RFC Library のセットアップ」に従って正しいRFCライブラリを配置してください。
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the CRT libraries are not installed
RFCライブラリの動作に必要なCランタイムライブラリがインストールされているか確認してください。問題がある場合は,「2.4 SAP NetWeaver RFC Library のセットアップ」に従って正しいCランタイムライブラリをインストールしてください。
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system error
保守資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
上記のように対処しても問題が解決しない場合は,保守資料を採取したあと,システム管理者に連絡してください。
製品の動作に必要なRFCライブラリのバージョン,およびRFCライブラリの入手方法については,マニュアル,またはリリースノートを参照してください。
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KAJM0114-E
The RFC library version is invalid. (file: ファイル名, version: メジャーバージョン.マイナーバージョン.パッチレベル)
RFCライブラリのバージョンが不適切です (ファイル:ファイル名,バージョン:メジャーバージョン.マイナーバージョン.パッチレベル)
RFCライブラリのバージョンが製品の動作に必要なバージョンではありません。
挿入句の「ファイル名」にはRFCライブラリの絶対パスが出力されます。挿入句の「メジャーバージョン.マイナーバージョン.パッチレベル」には,RFCライブラリのバージョン情報が出力されます。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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挿入句の「ファイル名」に出力されたパスに,製品の動作に必要なバージョンのRFCライブラリを格納したあと,コマンドを再実行してください。
製品の動作に必要なRFCライブラリのバージョンと入手方法については,マニュアル,またはリリースノートを参照してください。
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KAJM0116-E
The sapnwrfc.ini file cannot be accessed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード)
sapnwrfc.iniファイルにアクセスできません (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード)
sapnwrfc.iniファイルのアクセスに失敗しました。
挿入句の「ファイル名」にはsapnwrfc.iniファイルの絶対パス名が出力されます。挿入句の「保守コード」にはOSのAPIから返却されたエラーコードが出力されます。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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挿入句の「ファイル名」に出力されたsapnwrfc.iniファイルが存在して,コマンド実行ユーザーの権限でアクセスできることを確認してください。
sapnwrfc.iniファイルが存在しない場合は,sapnwrfc.iniファイルの検索フォルダのどれかにsapnwrfc.iniファイルを作成したあと,コマンドを再実行してください。コマンド実行ユーザーのアクセス権がない場合は,アクセス権を付与したあと,コマンドを再実行してください。
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KAJM0600-E
You do not have permission to execute the command.
コマンドの実行権限がありません
Administrators権限がないユーザーがコマンドを実行しました。
OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合に,標準権限のコマンドプロンプトからコマンドを実行しました。
このメッセージは,Windows版だけで出力されます。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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Administrators権限があるユーザーで,コマンドを再実行してください。
OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合は,管理者権限のコマンドプロンプトで,コマンドを再実行してください。
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KAJM0601-I
The RFC library setting was changed.
RFCライブラリの設定を変更しました
jr3chrfcコマンドを実行してRFCライブラリの設定変更に成功しました。
- (S)
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コマンドを正常終了します。
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KAJM0602-E
An attempt to open the RFC library status management file has failed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード)
RFCライブラリ状態管理ファイルのオープンに失敗しました (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード)
RFCライブラリ状態管理ファイルのオープンで回復できないエラーが発生しました。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」は,OSから返却されたAPIのエラーコードが出力されます。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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RFCライブラリ状態管理ファイルのパスに誤りがないかを確認してコマンドを再実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してjr3chrfcコマンドで再セットアップを実行してください。そのあと,エラーになったコマンドを再実行してください。
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KAJM0603-E
An attempt to lock the RFC library status management file has failed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード)
RFCライブラリ状態管理ファイルのロックに失敗しました (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード)
次のどちらかの要因で発生します。
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インストール,パッチの実行,またはjr3chrfcコマンドでRFCライブラリの設定の変更中に,RFCライブラリの設定を参照するJP1/AJS3 for EAPのコマンドが実行された。
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RFCライブラリの設定を参照するRFCライブラリの設定を参照するJP1/AJS3 for EAPのコマンドの実行中に,jr3chrfcコマンドでRFCライブラリの設定が変更された。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」は,OSから返却されたAPIのエラーコードが出力されます。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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RFCライブラリの設定の変更または参照が完了したあとでコマンドを再実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してjr3chrfcコマンドで再セットアップを実行してください。そのあと,エラーになったコマンドを再実行してください。
-
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KAJM0604-E
An attempt to read the RFC library status management file has failed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード)
RFCライブラリ状態管理ファイルの読み取りに失敗しました (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード)
RFCライブラリ状態管理ファイルの読み取りで回復できないエラーが発生しました。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」は,OSから返却されたAPIのエラーコードが出力されます。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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RFCライブラリ状態管理ファイルのパスに誤りがないかを確認してコマンドを再実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してjr3chrfcコマンドで再セットアップを実行してください。そのあと,エラーになったコマンドを再実行してください。
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KAJM0605-E
An attempt to write to the RFC library status management file has failed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード)
RFCライブラリ状態管理ファイルの書き込みに失敗しました (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード)
jr3chrfcコマンドでRFCライブラリの設定を変更する際に,RFCライブラリ状態管理ファイルの書き込みで回復できないエラーが発生しました。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」は,OSから返却されたAPIのエラーコードが出力されます。
- (S)
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コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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RFCライブラリ状態管理ファイルのパスに誤りがないか,およびディスクの空き容量が極端に少なくないかを確認してコマンドを再実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してjr3chrfcコマンドで再セットアップを実行してください。そのあと,エラーになったコマンドを再実行してください。
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KAJM0606-E
The contents of the RFC library status management file are invalid. (file: ファイル名)
RFCライブラリ状態管理ファイルの内容が不正です (ファイル:ファイル名)
RFCライブラリ状態管理ファイルに誤りがあります。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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jr3chrfcコマンドでRFCライブラリの設定を再セットアップしてからコマンドを実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してjr3chrfcコマンドで再セットアップを実行してください。そのあと,エラーになったコマンドを再実行してください。
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KAJM0607-E
There is not enough free space to copy the RFC library file. (source: ファイル名, target: ファイル名)
RFCライブラリファイルをコピーするための空き領域がありません (コピー元:ファイル名,コピー先:ファイル名)
RFCライブラリファイルのコピー処理中にディスク容量が足りなくなりました。
挿入句sourceの「ファイル名」はコピー元のRFCライブラリファイルの絶対パスが,挿入句targetの「ファイル名」はコピー先のRFCライブラリファイルの絶対パスが,それぞれ出力されます。
このメッセージは,Windows版のjr3chrfcコマンドでRFCライブラリの設定を変更する場合に出力されます。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
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不要なファイルを削除してから,コピー先のディスクに十分な空き容量を確保してjr3chrfcコマンドを再実行してください。
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KAJM0608-E
The RFC library file cannot be copied. (source: ファイル名, target: ファイル名, maintenance code: 保守コード)
RFCライブラリファイルをコピーできません (コピー元:ファイル名,コピー先:ファイル名,保守コード:保守コード)
RFCライブラリファイルのコピー処理中にディスク容量不足以外のエラーが発生しました。
挿入句sourceの「ファイル名」はコピー元のRFCライブラリファイルの絶対パスが,挿入句targetの「ファイル名」はコピー先のRFCライブラリファイルの絶対パスが,それぞれ出力されます。挿入句の「保守コード」は,OSから返却されたAPIのエラーコードが出力されます。
このメッセージは,Windows版のjr3chrfcコマンドでRFCライブラリの設定を変更する場合に出力されます。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
コピー先のファイルをいったん削除してからコマンドを再実行してください。
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KAJM0609-E
The symbolic link file cannot be created. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード)
シンボリックリンクファイルを作成できません (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード)
シンボリックリンクファイルの作成処理中にエラーが発生しました。
挿入句の「ファイル名」は,作成を試みたシンボリックリンクの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」は,OSから返却されたAPIのエラーコードが出力されます。
このメッセージは,UNIX系OSのjr3chrfcコマンドでRFCライブラリの設定を変更する場合に出力されます。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
シンボリックリンクファイルをいったん削除してからコマンドを再実行してください。
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KAJM0700-E
An attempt to open the RFC library status management file has failed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード, maintenance message: 保守メッセージ)
RFCライブラリ状態管理ファイルのオープンに失敗しました (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード,保守メッセージ:保守メッセージ)
RFCライブラリ状態管理ファイルのオープンで回復できないエラーが発生しました。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」および「保守メッセージ」は,OSから返却されたAPIのエラーコードとそれに対応するエラーメッセージが出力されます。
- (S)
-
インストールまたはパッチの実行を打ち切ります。
- (O)
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RFCライブラリ状態管理ファイルのパスに誤りがないかを確認してインストールまたはパッチを再実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してインストールまたはパッチを実行してください。そのあと,jr3chrfcコマンドで再セットアップしてください。
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KAJM0701-E
An attempt to lock the RFC library status management file has failed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード, maintenance message: 保守メッセージ)
RFCライブラリ状態管理ファイルのロックに失敗しました (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード,保守メッセージ:保守メッセージ)
JP1/AJS3 for EAPのコマンドでRFCライブラリの設定を参照または変更中に,インストールまたはパッチを実行しました。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」および「保守メッセージ」は,OSから返却されたAPIのエラーコードとそれに対応するエラーメッセージが出力されます。
- (S)
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インストールまたはパッチの実行を打ち切ります。
- (O)
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RFCライブラリの設定の変更または参照が完了したあとでインストールまたはパッチを再実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してインストールまたはパッチを実行してください。そのあと,jr3chrfcコマンドで再セットアップしてください。
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KAJM0702-E
An attempt to read the RFC library status management file has failed. (file: ファイル名, maintenance code: 保守コード, maintenance message: 保守メッセージ)
RFCライブラリ状態管理ファイルの読み取りに失敗しました (ファイル:ファイル名,保守コード:保守コード,保守メッセージ:保守メッセージ)
RFCライブラリ状態管理ファイルの読み取りで回復できないエラーが発生しました。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。挿入句の「保守コード」および「保守メッセージ」は,OSから返却されたAPIのエラーコードとそれに対応するエラーメッセージが出力されます。
- (S)
-
インストールまたはパッチの実行を打ち切ります。
- (O)
-
RFCライブラリ状態管理ファイルのパスに誤りがないかを確認してインストールまたはパッチを再実行してください。回復しない場合は,RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してインストールまたはパッチを実行してください。そのあと,jr3chrfcコマンドで再セットアップしてください。
-
KAJM0703-E
The contents of the RFC library status management file are invalid. (file: ファイル名)
RFCライブラリ状態管理ファイルの内容が不正です (ファイル:ファイル名)
RFCライブラリ状態管理ファイルに誤りがあります。
挿入句の「ファイル名」は,RFCライブラリ状態管理ファイルの絶対パスが出力されます。
- (S)
-
インストールまたはパッチの実行を打ち切ります。
- (O)
-
RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してインストールまたはパッチを実行してください。そのあと,jr3chrfcコマンドで再セットアップしてください。
-
KAJM0704-E
There is not enough free space to copy the RFC library file. (source: ファイル名, target: ファイル名)
RFCライブラリファイルをコピーするための空き領域がありません (コピー元:ファイル名,コピー先:ファイル名)
RFCライブラリファイルのコピー処理中にディスク容量が足りなくなりました。
挿入句sourceの「ファイル名」はコピー元のRFCライブラリファイルの絶対パスが,挿入句targetの「ファイル名」はコピー先のRFCライブラリファイルの絶対パスが,それぞれ出力されます。
- (S)
-
インストールまたはパッチの実行を打ち切ります。
- (O)
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不要なファイルを削除してから,コピー先のディスクに十分な空き容量を確保して再度インストールまたはパッチを実行してください。
-
KAJM0705-E
The RFC library file cannot be copied. (source: ファイル名, target: ファイル名, maintenance code: 保守コード, maintenance message: 保守メッセージ)
RFCライブラリファイルをコピーできません (コピー元:ファイル名,コピー先:ファイル名,保守コード:保守コード,保守メッセージ:保守メッセージ)
RFCライブラリファイルのコピー処理中にディスク容量不足以外のエラーが発生しました。
挿入句sourceの「ファイル名」はコピー元のRFCライブラリファイルの絶対パスが,挿入句targetの「ファイル名」はコピー先のRFCライブラリファイルの絶対パスが,それぞれ出力されます。挿入句の「保守コード」および「保守メッセージ」は,OSから返却されたAPIのエラーコードとそれに対応するエラーメッセージが出力されます。
- (S)
-
インストールまたはパッチの実行を打ち切ります。
- (O)
-
RFCライブラリ状態管理ファイルをいったん削除してインストールまたはパッチを再実行してください。
-
KAJM0801-E
Cannot connect to the R/3 system. (address: あて先名, host: ホスト名, system No.: システム番号)
R/3システムに接続できません (あて先:あて先名,ホスト:ホスト名,システム番号:システム番号)
R/3システムとのRFC接続を確立する際に,通信エラーが発生しました。
このメッセージの直後に,エラーが発生した関数名と詳細情報を示すKAJM0802-Eが出力されます。
このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。
-
RFC接続情報の誤り(ホスト名が解決できない,誤ったシステム番号など)。
-
R/3システムが稼働していない。
-
R/3システムが高負荷であるため,RFC要求を受け付けられない。
-
ネットワークの設定に問題がある。
- (S)
-
リトライの指定がある場合,R/3システムとの再接続を試みます。
リトライの指定がない場合,コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
リトライの指定がない(バージョン07-10以前では,デフォルトではリトライしない)場合には,リトライの指定を検討してください。
-
-
KAJM0802-E
Operation : 関数
詳細情報…
操作:関数
詳細情報…
RFC API(SAP社が提供する通信関数)の呼び出しでエラーが発生しました。
エラーが発生した関数名と,RFC APIのエラーの詳細を示すメッセージが表示されます。メッセージに出力される値の意味を次に示します。
-
code:RFCリターンコードの整数
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group:keyを識別する整数
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key:エラーを識別する最大127バイトのコード
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message:エラー内容を説明する最大511バイトのテキスト
-
abapMsgClass:ABAPメッセージクラスで最大20バイト
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abapMsgType:ABAPメッセージタイプで最大1バイト
-
abapMsgNumber:ABAPメッセージ番号で最大3バイト
-
abapMsgV1:ABAPメッセージの詳細フィールドで最大50バイトのテキスト
-
abapMsgV2:ABAPメッセージの詳細フィールドで最大50バイトのテキスト
-
abapMsgV3:ABAPメッセージの詳細フィールドで最大50バイトのテキスト
-
abapMsgV4:ABAPメッセージの詳細フィールドで最大50バイトのテキスト
これらの値には,RFC APIのエラー情報を格納するRFC_ERROR_INFO構造体中のメンバー値がそのまま設定されています(RFCの詳細については,SAPシステムのマニュアルを参照してください)。
- <補足>
-
-
このメッセージは,KAJM0801-E,KAJM0803-E,KAJM0804-Eの詳細メッセージとして出力されます。
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RFC APIのエラー詳細のバイト数は「\0」を含まないサイズです。
-
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
エラー要因を確認して,問題点を解決してください。
-
-
KAJM0803-E
A communication error occurred with the R/3 system. (address: あて先名, host: ホスト名, system No.: システム番号)
R/3システムとの間で通信エラーが発生しました (あて先:あて先名,ホスト:ホスト名,システム番号:システム番号)
RFC API(SAP社が提供する通信関数)の呼び出しでエラーが発生しました。
このメッセージの直後に,エラーが発生した関数名と詳細情報を示すKAJM0802-Eが出力されます。
このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。
-
R/3システムが稼働していない。
-
R/3システムが高負荷であるため,RFC要求を受け付けられない。
-
ネットワークの設定に問題がある。
- (S)
-
通信確立時,またはジョブの終了監視中に通信エラーが発生した場合で,リトライの指定があるときは,R/3システムとの再接続を試みます。上記以外の場合,またはリトライの指定がないときは,コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
リトライの指定がない(バージョン07-10以前では,デフォルトではリトライしない)場合には,リトライの指定を検討してください。
-
-
KAJM0804-E
Cannot log on to the R/3 system. (client: クライアント, user: ユーザー名, language: 言語名)
R/3システムにログオンできません (クライアント:クライアント,ユーザー:ユーザー名,言語:言語名)
R/3システムとのRFC接続を確立する際に,ログオンエラーが発生しました。
このメッセージの直後に,エラーが発生した関数名と詳細情報を示すKAJM0802-Eメッセージが出力されます。
このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。
-
RFC接続情報の誤り(存在しないユーザー,誤ったパスワードなど)。
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ユーザーがロックアウトされている。
-
ユーザーにS_RFC権限が適切に与えられていない。
-
SAP NetWeaver 7.0以降をベースとしたSAPシステムで小文字を含む拡張パスワードを定義しているが,拡張パスワードに対応していない接続情報(-pオプションやr3defconファイルのPasswdキー)を指定している。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
コマンドで指定したR/3システムへのログオン情報を確認してください。
-
-
KAJM0805-I
Now recovering connection with the R/3 system. (address: あて先名,host: ホスト名,system No.: システム番号,retry-time: リトライ時間 min.,retry-count: リトライ回数 times)
R/3システムに再接続しています (あて先:あて先名,ホスト:ホスト名,システム番号:システム番号,リトライ時間:リトライ時間 分,リトライ回数:リトライ回数 回)
R/3システムに再接続しています。
挿入句の「リトライ時間」は,環境設定ファイルのcommandセクションに指定したRetryTimeキーが有効な場合に出力されます。挿入句の「リトライ回数」は,環境設定ファイルのcommandセクションに指定したRetryCountキーが有効な場合に出力されます。
- (S)
-
R/3システムと再接続します。リトライ時間内またはリトライ回数内に再接続された場合,コマンドの処理を続行します。再接続されない場合,コマンドの実行を打ち切ります。
-
KAJM0806-I
Connection was recovered with the R/3 system. (address: あて先名,host: ホスト名,system No.: システム番号)
R/3システムに再接続しました (あて先:あて先名,ホスト:ホスト名,システム番号:システム番号)
R/3システムに再接続しました。
-
KAJM0807-E
Time-out occurred in the connection with the R/3 system. (address: あて先名,host: ホスト名,system No.: システム番号)
R/3システムとの再接続でタイムアウトが発生しました。(あて先:あて先名,ホスト:ホスト名,システム番号:システム番号)
R/3システムとの再接続リトライ時間内に接続を回復できませんでした。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
このメッセージより先に表示されているメッセージやR/3システムのログから原因を調査してください。また,リトライ回数またはリトライ時間(環境設定ファイルのCommandセクションのRetryCountキーまたはRetryTimeキー)の値が妥当かどうかを確認してください。
-
KAJM0810-E
The external management interface is not supported. (interface: インターフェース名, version: バージョン)
外部管理インターフェースがサポートされていません (インターフェース:インターフェース名,バージョン:バージョン)
接続先のR/3システムの外部管理インターフェースのバージョンが,JP1/AJS3 for EAPが前提としている外部管理インターフェースのバージョンと異なります。
挿入句の「インターフェース名」,「バージョン」には,外部管理インターフェースのインターフェース名とバージョンが出力されます。ただし,外部管理インターフェースのバージョンがない場合は,バージョンは出力されません。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
接続先のR/3システムの外部管理インターフェースのバージョンを確認してください。
- 注
-
インターフェース名およびバージョンは,インターフェース名およびバージョン情報が明確なときにだけメッセージに付加されます。
-
KAJM0811-E
Cannot log on to an external management interface. (interface: インターフェース名, version: バージョン)
外部管理インターフェースにログオンできません (インターフェース:インターフェース名,バージョン:バージョン)
R/3システムの外部管理インターフェースへのログインが拒否されました(BAPIエラー)。
このエラーが発生する要因として次のことが考えられます。
-
接続先のR/3システムがこのインターフェースをサポートしていない。
-
ユーザーにS_XMI_PROD権限が適切に与えられていない。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
次の確認をしてください。
-
接続先のR/3システムのSAP Basis(SAP WebAS)のリリースとパッチレベルが前提条件を満たしているかどうかを確認してください。
-
R/3ログオン情報に指定したユーザーに,外部管理インターフェースへログオンできる権限が割り当てられているかどうかを確認してください。
- 注
-
インターフェース名およびバージョンは,インターフェース名およびバージョン情報が明確なときにだけメッセージに付加されます。
-
-
-
KAJM0812-E
Error occurred at the external management interface. (interface: インターフェース名, version: バージョン)
外部管理インターフェースからエラーが返されました (インターフェース:インターフェース名,バージョン:バージョン)
R/3システムの外部管理インターフェースからエラーが返されました。このメッセージの直後に,エラーが発生した関数名と例外コードを示すKAJM0813-Eメッセージが出力されます。
- (S)
-
複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。
- (O)
-
R/3システムログからエラー要因を確認して問題点を解決してから,コマンドを再実行してください。
- 注
-
インターフェース名およびバージョンは,インターフェース名およびバージョン情報が明確なときにだけメッセージに付加されます。
-
KAJM0813-E
Function: 関数, Exception: 例外
詳細情報…
関数:関数,例外コード:例外
詳細情報…
R/3システムのはん用モジュールからエラーが返されました。
エラーが発生した関数名,例外コードが出力されます。
BAPIの場合には,「Detail...」に続いて,外部管理インターフェースのエラーの詳細情報が出力されます。詳細情報の言語は,SAPシステムのログオン時に指定した言語(-lオプションの指定値)に依存します。詳細情報に出力される値の意味を次に示します。
-
Type:メッセージの重要度を表す,次の文字(1バイト)
S:正常
E:エラー
W:警告
I:情報
A:強制終了
-
Id:メッセージを分類するクラス(最大20バイト)
-
Number:エラーを識別するエラーコード(最大3バイト)
-
Message:エラー内容を説明するテキスト(最大220バイト)
-
LogNo:アプリケーションログを識別するログ番号(最大20バイト)
-
LogMsgNo:アプリケーションログに出力されたメッセージを識別するメッセージ番号(最大6バイト)
これらの値には,BAPIのエラーが格納されたBAPIRET2構造体中のメンバー値がそのまま設定されています。BAPIの詳細については,R/3システムのマニュアルを参照してください。呼び出したBAPIの仕様については,R/3システムのオブジェクトナビゲーター(SE80),BAPIブラウザー (BAPI),またはR/3のマニュアルを参照してください。
- (S)
-
複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。複数の処理が要求されていない場合,処理を打ち切ります。
- (O)
-
R/3システムログからエラー要因を確認して問題点を解決してから,コマンドを再実行してください。
-
-
KAJM0820-E
There is no authority to perform this operation.
この操作を実行するための権限がありません
指定されたR/3ユーザーにはこの操作に対する実行権限がありません。
- (S)
-
複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。
- (O)
-
複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。複数の処理が要求されていない場合,処理を打ち切ります。
-
KAJM0830-W
Failed to change an audit-level.
監査レベルの変更に失敗しました
監査レベルの変更に失敗しました。
- (S)
-
変更前の監査レベルのまま処理を続行します。
- (O)
-
R/3システムログなどを参照して,原因を調査してください。
-
KAJM0900-E
Command terminated abnormally. (command: コマンド名)
コマンドが異常終了しました (コマンド:コマンド名)
コマンドの処理中にJP1/AJS3 for EAPでエラーが発生しました。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
システム管理者に連絡してから,原因の調査に必要な情報を採取してください。
-
KAJM0901-E
The user canceled the command. (command: コマンド名)
ユーザーによってコマンドが打ち切られました (コマンド:コマンド名)
コマンドの実行中に,ユーザーからのCtrl+Cシグナルの送信などによってコマンドの処理が打ち切られました。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
-
KAJM0902-E
The product is not installed correctly.
The product is not installed correctly.
JP1/AJS3 for EAPのインストールが正しく完了していません。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
JP1/AJS3 for EAPを再インストールしてください。
-
KAJM0992-E
The product information could not be acquired. (Detailed information:関数名, 戻り値)
製品情報取得に失敗しました (詳細情報:関数名,戻り値)
リソース不足または環境不正のため,コマンドの実行に失敗しました。
- (S)
-
コマンドの実行を打ち切ります。
- (O)
-
システムのリソースが不足していないか確認してください。
リソース不足解消後,再実行してください。
解決しない場合は,アンインストールし再インストール後に,再実行してください。それでも解決しない場合は,資料を採取してシステム管理者に連絡してください。