2.3.1 公開ジョブネットの実行方法

Clientユーザーが公開ジョブネットを実行する方法には,すぐに実行する方法と,あとで実行する方法の2種類があります。

公開ジョブネットを実行する上での制限事項については,「3.2.2 JP1/AJS3 - Managerでのルートジョブネットの設定を検討する」を参照してください。

注意事項
  • 公開ジョブネットをすぐに実行,またはあとで実行しようとしたときに,接続先のJP1/AJS3で実行する世代が待ち状態になると,公開ジョブネットは指定した日時に実行されません。
  • 公開ジョブネットを実行するClientユーザーのユーザー名が255バイト以上の場合,ジョブネットを実行することができません。
補足事項
公開ジョブネットの実行が完了すると,公開ジョブネットの実行結果を通知する業務実行結果ダイアログボックスが表示されます。Clientで設定することで,このダイアログボックスを表示しないようにもできます。
<この項の構成>
(1) すぐに実行
(2) あとで実行

(1) すぐに実行

公開ジョブネットをすぐに実行します。

公開ジョブネットを実行する画面を次の図に示します。

図2-18 公開ジョブネットの実行

[図データ]

なお,実行時にマクロ変数の指定が必要な場合は,マクロ変数の入力ボックスが表示されます。マクロ変数の定義や入力候補値の定義については,「2.2.1(5)(d) マクロ変数」を参照してください。

注意事項
表示される情報は定期的に更新されるため,表示されている状態が最新の状態ではない場合があります。
更新間隔については,「2.2.1(5)(a) 終了確認間隔」を参照してください。

(2) あとで実行

公開ジョブネットの実行日時を予約して実行します。

実行日時を予約する画面を次の図に示します。

図2-19 実行日時の予約

[図データ]

補足事項
予約できる日時は10分単位で指定できます。また,予約できる日時は,現在の時刻から翌月の末日までです。
(例)
現在時刻が5:39の場合は,5:40から指定できます。