6.1.1 Serverの環境設定方法

Serverの環境設定ファイルの設定項目は,JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを再起動することでServerに反映できます。ただし,一部の項目は,jpujoloadcfgコマンドを実行することでJP1/AJS3 - User Job Operationサービスの起動中でもServerに反映できます。jpujoloadcfgコマンドでの反映可否については,「6.1.3 Serverの環境設定ファイルの設定項目一覧」を参照してください。

環境設定ファイルを変更する手順について次に説明します。

<この項の構成>
(1) JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを再起動する場合
(2) コマンドを実行する場合

(1) JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを再起動する場合

Serverの環境設定ファイルのすべての設定項目は,JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを再起動することで反映できます。

JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを再起動して環境設定を変更する手順を次に示します。

  1. JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを停止する。
    Windowsの[コントロールパネル]ウィンドウで[管理ツール]-[サービス]を選択し,JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを停止します。
  2. 環境設定ファイルをテキストエディターで開く。
    環境設定ファイルのパスを次に示します。

    Serverのインストール先フォルダ¥instances¥instance¥conf¥config.xml

    注※
    クラスタシステムで運用していてインスタンスフォルダのパス「Serverのインストール先フォルダ¥instances¥instance」を変更している場合は,変更先のパスに読み替えてください。
  3. 必要に応じて設定値を変更する。
    環境設定ファイルの詳細については「6.1.2 Serverの環境設定ファイルの形式」および「6.1.3 Serverの環境設定ファイルの設定項目一覧」を参照してください。
  4. 環境設定ファイルを保存して閉じる。
  5. JP1/AJS3 - User Job Operationサービスを起動する。
    変更した環境設定ファイルの内容がServerに反映されます。ただし,設定項目のうちDefinerおよびClientの設定に関係する項目は,DefinerおよびClientの起動時に反映されます。
  6. 起動中のDefinerおよびClientがある場合は,再起動する。
    環境設定ファイルの設定項目のうち,DefinerおよびClientの設定に関係する項目がDefinerおよびClientに反映されます。

(2) コマンドを実行する場合

Serverの環境設定ファイルの一部の設定項目は,jpujoloadcfgコマンドを実行することで,JP1/AJS3 - User Job Operationサービスの起動中でも設定を反映できます。

jpujoloadcfgコマンドを実行して環境設定を変更する手順を次に示します。

  1. 環境設定ファイルをテキストエディターで開く。
    環境設定ファイルのパスを次に示します。

    Serverのインストール先フォルダ¥instances¥instance¥conf¥config.xml

    注※
    クラスタシステムで運用していてインスタンスフォルダのパス「Serverのインストール先フォルダ¥instances¥instance」を変更している場合は,変更先のパスに読み替えてください。
  2. 必要に応じて設定値を変更する。
    環境設定ファイルの詳細については「6.1.2 Serverの環境設定ファイルの形式」および「6.1.3 Serverの環境設定ファイルの設定項目一覧」を参照してください。
  3. 環境設定ファイルを保存して閉じる。
  4. jpujoloadcfgコマンドを実行する。
    jpujoloadcfgコマンドを実行すると,変更した環境設定ファイルの内容がServerに反映されます。jpujoloadcfgコマンドについては,「14. コマンド jpujoloadcfg」を参照してください。ただし,設定項目のうちDefinerおよびClientの設定に関係する項目は,DefinerおよびClientの起動時に反映されます。
  5. 起動中のDefinerおよびClientがある場合は,再起動する。
    環境設定ファイルの設定項目のうち,DefinerおよびClientの設定に関係する項目がDefinerおよびClientに反映されます。