4.5.2 Clientのインストール

Clientを新規インストール,またはバージョンアップインストールする手順を説明します。

注意事項
  • インストールされているAIRランタイムのバージョンが古い場合,Clientのインストール時に自動でAIRランタイムが最新版にアップデートされることがあります。そのため,ほかのアプリケーションなどでAIRランタイムを使用しているときは,最新版のAIRランタイムとの互換性を確認してください。
  • 再インストール時に,インストール先に前回インストール時と同じフォルダを指定する場合,前回インストール時のインストール先フォルダが残っていると再インストールできません。再インストールする場合は,前回インストール時のインストール先フォルダを削除するか,インストール先を変更してください。
  • すでにインストールされているClientを古いバージョンのClientで上書きインストールすることはできません。古いバージョンのClientをインストールしたい場合は,すでにインストールされているClientをアンインストールしてから,再度インストールしてください。
  • ClientはJP1/NETM/DMを使ったリモートインストール(ソフトウェアの配布)に対応していません。
  • Serverよりも新しいバージョンのClientは使用できません。コンポーネントのバージョンの互換性については,「3.4.3 互換性について検討する」を参照してください。
  • バージョンアップインストールする場合は,Clientより先にServerをインストールしてください。
<この項の構成>
(1) Clientを新規インストールする
(2) Clientをバージョンアップインストールする

(1) Clientを新規インストールする

Clientを新規インストールする手順を次に示します。

  1. Clientをインストールするホストに,Administrators権限でログインする。
  2. すべてのプログラムを終了する。
    インストールする前に,すべてのプログラムを終了してください。
  3. インストール媒体をセットする。
    日立統合インストーラーの画面が表示されます。
  4. 日立総合インストーラーの指示に従って必要な情報を入力し,インストールする。
    インストール時に定義する情報を次に示します。
    [ショートカットアイコンをデスクトップに追加]チェックボックス
    ショートカットアイコンをデスクトップに追加するかどうかを選択します。デフォルトではチェックされています。
    [インストール後にアプリケーションを起動]チェックボックス
    インストール後にClientを起動するかどうかを選択します。デフォルトではチェックされています。
    インストール先フォルダ
    Clientのインストール先フォルダを指定します。
    デフォルトは次のとおりです。
     
    システムドライブ¥Program Files¥Hitachi¥JP1AJS3UJO
     
    インストールすると,指定したインストール先フォルダ直下に「JP1_AJS3 - UJO_Client」フォルダが生成され,その中にClientで使用するファイルおよびフォルダが作成されます。
    インストールが完了すると,Clientが起動します。ただし,[インストール後にアプリケーションを起動]チェックボックスのチェックを外している場合,インストールが完了すると,インストールの完了画面が表示されます。

(2) Clientをバージョンアップインストールする

Clientをバージョンアップインストールする手順を次に示します。

  1. Clientをインストールするホストに,Administrators権限でログインする。
  2. すべてのプログラムを終了する。
    インストールする前に,すべてのプログラムを終了してください。
  3. インストール媒体をセットする。
    日立統合インストーラーの画面が表示されます。
  4. 日立総合インストーラーの指示に従って操作する。