3.4.3 互換性について検討する

異なるバージョンのServer,Definer,Clientを組み合わせて使用する場合,次の互換性を考慮する必要があります。

<この項の構成>
(1) ServerのバージョンとDefinerのバージョンの互換
(2) ServerのバージョンとClientのバージョンの互換
(3) 公開ジョブネット定義情報ファイルの互換性

(1) ServerのバージョンとDefinerのバージョンの互換

ServerのバージョンとDefinerのバージョンの互換性を次の表に示します。

表3-4 ServerとDefinerのバージョン互換

 Definer
09-1009-5010-00
Server09-10××
09-50××
10-00××
(凡例)
○:接続できる。
×:接続できない。

(2) ServerのバージョンとClientのバージョンの互換

ServerのバージョンとClientのバージョンの互換性を次の表に示します。

表3-5 ServerとClientのバージョン互換

 Client
09-1009-5010-00
Server09-10××
09-50×
10-00※1※1
(凡例)
○:接続できる。
△:制限範囲内で接続できる。
×:接続できない。
注※1
09-50以前の範囲内で使用できます。

(3) 公開ジョブネット定義情報ファイルの互換性

公開ジョブネット定義情報ファイルとは,公開ジョブネットの定義情報が保存してあるファイルです。

ServerおよびDefinerのバージョンと,公開ジョブネット定義情報ファイルを作成したDefinerのバージョンの互換性を次の表に示します。

表3-6 公開ジョブネット定義情報ファイルの互換性

 公開ジョブネット定義情報ファイルを作成したDefiner
09-1009-5010-00
ServerおよびDefiner09-10×※1×※1
09-50※2×※1
10-00※2※2
(凡例)
○:使用できる。
×:使用できない。
注※1
新しいバージョンのDefinerで作成した公開ジョブネット定義情報ファイルを古いバージョンのServerまたはDefinerで使用しようとすると,読み込み時にエラーになります。
注※2
新しいバージョンのServerおよびDefinerで追加された項目にはデフォルト値が仮定されます。