付録G.4 コマンドの文法に使用する記号

コマンド,およびパラメーターの説明で使用する記号を次の表に示します。

記号意味と例
|
(ストローク)
複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)
「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。
{ }
(波括弧)
この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。
(例)
「{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。
[ ]
(角括弧)
この記号で囲まれている項目は,任意に指定できます(省略できます)。
(例)
「[A]」は,「必要に応じてAを指定する」ことを示します(必要でない場合は,Aを省略できます)。
「[B|C]」は,「必要に応じてB,またはCを指定する」ことを示します(必要でない場合は,BおよびCを省略できます)。
...
(点線)
この記号の直前に示された項目を繰り返して複数指定できます。なお,項目を複数指定する場合は,項目の区切りに1バイトの空白文字(半角スペース)を使用します。
(例)
「A B...」は,「Aのあとに,Bを複数指定できる」ことを示します。
_
(下線)
括弧で囲まれているすべての項目を省略したときに,システムが採用する値を示します。
(例)
「[A|B]」は,「AおよびBを指定しなかった場合,システムはAを採用する」ことを示します。

(波記号)
この記号の前に示された項目が,記号~に続く< >,(( )),《 》などの規則に従わなければならないことを示します。
〈 〉
(角括弧)
指定できる文字や構文要素などを示します。
〈文字〉
漢字,かたかな,英大文字,英小文字,数字の集まり。
〈数字〉
0|1|2|3|4|5|6|7|8|9
〈英字〉
A|B|C|D|E|F|G|H|I|J|K|L|M|N|O|P|Q|R|S|T|U|V|W|X|Y|Z|¥|#|@
〈英数字〉
英字および数字。
〈記号名称〉
英字で始まる8文字以内の英数字。
〈符号なし整数〉
数字または数字の集まり。
〈16進数字〉
0|1|2|3|4|5|6|7|8|9|A|B|C|D|E|F
〈ファイル名〉
ファイルに付ける,システムが規定している名称。
〈パス名〉
パスを構成するフォルダを,「¥」で区切って並べた名称。
(( ))
(二重括弧)
指定できる値の範囲を示します。
《 》
(二重角括弧)
省略したときにシステムが仮定する値を示します。
〈例〉
帳票保存日数 ~〈数字〉((0~365))《365》を省略すると,帳票保存日数として"365"を指定したことになります。