1.7.1 環境に関する注意事項
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JP1/AJS3 - Definition Assistantは,表示言語を切り替えての使用はできません。
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JP1/AJS3 - Definition Assistantは内部でコマンドをリモート実行するため,接続先のマネージャーホストで文字コード種別が混在する場合は正常に動作しません。そのため,接続先の文字コード種別を統一してください。ここでいう接続先の文字コード種別とは,次のものです。
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接続先がJP1/AJS3 - Managerホストの場合,スケジューラーサービスの環境設定パラメーター「AJSCHARCODE」に指定した文字コード種別
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接続先がJP1/AJS2 - Managerホスト(Windows)の場合,[マネージャー環境設定]ダイアログボックスの[論理ホスト共通]タブの[文字コード種別]で指定した内容
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接続先がJP1/AJS2 - Managerホスト(UNIX)の場合,スケジューラーサービス環境設定ファイル(Schedule.conf)のパラメーター「AJSCHARCODE」に指定した文字コード種別
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JP1/AJS3サービスまたはJP1/AJS2 Monitorサービス起動時のOS上の設定
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JP1/AJS3 - Definition Assistantが動作しているホストの名称やIPアドレスを変更する場合は,次の点に注意してください。
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環境設定パラメーター「MANAGER-HOST」や「SELECT-EXECHOST」に変更前のホスト名を設定していた場合は,変更後のホスト名に変更してください。
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通信プロトコルにIPv6を使用する場合は,次の点に注意してください。
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ホスト名の名前解決でIPv6アドレスを優先するかどうかを,環境設定パラメーター「PREFERIPV6ADDRESSES」で指定してください。環境設定パラメーターの詳細については,「3.2 環境設定パラメーター」を参照してください。
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ホスト名をIPv6アドレスで指定する場合,特殊なIPアドレスや表記方法は使用できないときがあります。使用できない特殊なIPアドレスと表記方法の詳細については,マニュアル「JP1/Base運用ガイド」を参照してください。
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[ユニット定義のインポート]ダイアログボックス,または[ユニット定義のエクスポート]ダイアログボックスの[文字コード種別]に「SJIS」,「EUC」,または「C」を指定した場合,接続先のJP1/Baseの設定の受信側バインド方式がIPバインド方式であっても,接続先ホストが物理ホストまたは論理ホストに関係なく,すべてのスケジューラーサービスに対して操作できます。JP1/AJS3 - ViewまたはJP1/AJS2 - ViewからJP1/AJS3 - Definition Assistantを起動する場合も同様に,すべてのスケジューラーサービスで起動できます。
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Windows Vista,Windows Server 2008,Windows 7,Windows Server 2012,Windows 8,およびWindows 8.1版 JP1/AJS3 - Definition Assistantは,JIS 2004で追加された第3水準漢字および第4水準漢字には対応していません。Windows Vista,Windows Server 2008,Windows 7,Windows Server 2012,Windows 8,およびWindows 8.1版 JP1/AJS3 - Definition Assistantを操作する際は,これらの文字を使用しないでください。これらの文字を使用した場合,文字化けするおそれがあります。
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JP1/AJS3 - Definition AssistantとJP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Managerは,国内版/海外版の混在環境では使用できません。国内版/海外版を合わせて使用してください。
表1‒1 混在環境で使用する場合の組み合わせによるサポート可否 JP1/AJS3 - Definition AssistantまたはJP1/AJS2 - Definition Assistant
国内版
海外版
日本語
英語
JP1/AJS3 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Manager
国内版
日本語
○
×
英語
△※
×
海外版
英語
×
○
- (凡例)
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○:サポートしている。
△:JP1/AJS - ManagerがUNIXの場合だけサポートしている。
×:サポートしていない。
- 注※
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JP1/AJS - ManagerのJP1/AJSサービス起動時の環境変数「LANG」に「C」(英語)を指定してください。
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JP1/AJS3 - Managerでユニット属性プロファイルによる上位ユニット属性継承機能を有効にしている場合,エクスポートするユニットのユニット属性(所有者とJP1資源グループ)はJP1/AJS3 - Managerのユニット属性プロファイルの設定に従って定義されます。JP1/AJS3 - Definition Assistantで定義した内容をそのまま反映させたい場合は,上位ユニット属性継承機能を一時的に無効にしてください。
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インポートで使用するマシンとエクスポートで使用するマシンが異なる場合は,各マシンにインストールするJP1/AJS3 - Definition Assistantのバージョンと形名を同一にしてください。