10.5.1 ダンプファイルの出力設定
トラブル発生時にこれらのダンプファイルを採取する場合は,あらかじめメモリーダンプまたはクラッシュダンプが出力されるように設定しておいてください。
(1) メモリーダンプの出力設定
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コントロールパネルの[システム]をダブルクリックする。
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[詳細設定]タブの[起動と回復]の[設定]ボタンをクリックする。
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[デバッグ情報の書き込み]で,[完全メモリ ダンプ]を選択し,[ダンプ ファイル]に出力先のファイルを指定する。
- 注意事項
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メモリーダンプのサイズは,実メモリーのサイズによって異なります。搭載している物理メモリーが大きいと,メモリーダンプのサイズも大きくなります。メモリーダンプを採取できるだけのディスク領域を確保してください。詳細については,Windowsのヘルプを参照してください。
(2) クラッシュダンプの出力設定(Windows Server 2003およびWindws XP Professionalの場合)
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Windows の[スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する。
[ファイル名を指定して実行]ダイアログボックスが表示されます。
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[名前]に「drwtsn32」と入力し,[OK]ボタンをクリックする。
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[ワトソン博士]ダイアログボックスが表示されます。
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[クラッシュ ダンプ ファイルの作成]をチェックし,[クラッシュ ダンプ]に出力先のファイルを指定する。
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[OK]ボタンをクリックする。
- 注意事項
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Windows 8.1,Windows Server 2012,Windows 8,Windows 7,Windows Server 2008,およびWindows Vistaでは,ワトソンログを取得できないため,設定の必要はありません。クラッシュダンプに相当する情報の採取方法については,「10.5.2 ダンプファイルの採取方法(Windows 8.1,Windows Server 2012,Windows 8,Windows 7,Windows Server 2008,およびWindows Vistaの場合)」を参照してください。
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クラッシュダンプに出力される情報はJP1だけでなく,ほかのアプリケーションプログラムのトラブル情報も出力されます。また,クラッシュダンプが出力されると,その分ディスク容量が圧迫されます。クラッシュダンプが出力されるように設定する場合は,十分なディスク領域を確保しておいてください。
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