7.9 [ジョブネットフローPDF出力]画面
ジョブネットの定義内容をジョブネットフロー形式でPDFファイルに出力します。
[ジョブネットフローPDF出力]画面の表示項目を次に示します。
- 全階層出力する
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選択すると,指定ユニット以下すべてを出力対象とします。
- 出力階層数を指定する
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選択すると,指定した階層数より深い階層のユニットは出力対象としません。
- 出力階層数
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出力階層数を1〜2,147,483,647の半角数字で指定します。デフォルトは1です。
1を指定すると,指定したユニットの直下だけが出力対象となります。
- ジョブネット毎に改ページする
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チェックすると,ジョブネット単位に改ページを挿入します。
- PDFファイル名
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PDFファイルの出力先を指定します。次の点に注意してください。
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ファイル名は63バイト以下で,パス全体が258バイト以下になるように指定してください。
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ファイル拡張子には「.pdf」を指定してください。
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ファイル名に,機種依存文字および次の記号は使用しないでください。
\ / : * ? " < > | $ ` -
デフォルトは次のとおりです。
([環境設定]画面の[マップ・ジョブネットフローのPDFファイルの出力先]に指定したフォルダパス)\この画面を表示した日時(YYYYMMDDhhmmss※の形式).pdf
- 注※
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YYYY:西暦年,MM:月(01〜12),DD:日(01〜31),hh:時(00〜23),mm:分(00〜59),ss:秒(00〜59)
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- 開始
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処理を開始します。
- 中止
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処理をしないで終了します。
図7‒22 ジョブネットフローPDF出力の出力結果例(表の形式が1列で最終更新日時がない場合) 図7‒23 ジョブネットフローPDF出力の出力結果例(表の形式が1列で最終更新日時がある場合) 図7‒24 ジョブネットフローPDF出力の出力結果例(表の形式が2列で最終更新日時がない場合)
出力するジョブネットが複数ある場合,下方向にジョブネットフロー図が連なります。
各ジョブネットの先頭には「Name:」以降にジョブネットの完全名を表示します。
ジョブネット完全名以降にジョブネットフロー図を出力します。
ジョブネット一つ当たりの最大ジョブ数は100×100です。
JP1/AJS2 - Manager 08-10以降またはJP1/AJS3 - Manager 09-00以降に対してジョブ運用情報を収集時に,最終更新日時を収集する指定をした場合だけ,先頭に最終更新日時が表示されます。
<注意事項>
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ジョブネットフローPDF出力は,Microsoft Excel 2010以降をインストールしていない場合,エラーとなります。
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Windows 8.1,Windows Server 2012,Windows 8,Windows 7,Windows Server 2008およびWindows Vistaの場合,PDFファイルの保存先に,「C:\Program Files」などのインストール先フォルダ以下のフォルダを指定すると,仮想フォルダにリダイレクトして出力されます。
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出力するジョブ数が多い場合,PDF変換に時間が掛かります。ジョブ数が多い場合は,分割して出力してください。
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次の場合は,ジョブネットの完全名だけ出力します。
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ジョブネット内に表示するユニットが存在しない場合
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ルートジョブネットまたはマネージャージョブネットの場合
定義項目については,[ジョブ運用ドキュメント出力]画面の表示またはCSVファイルへの出力で確認してください。
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[ジョブ運用ドキュメント出力]画面のユニット名ツリービューの選択がジョブグループの場合,「出力階層数」に1を指定しないでください。指定した場合,何も出力されません。ジョブネットが定義されている階層が含まれるように階層数を指定してください。
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ジョブネットフローPDF出力の処理では,Microsoft Excelに出力したものをPDF出力しています。そのため,出力される情報量は,Microsoft Excelの最大行および,最大列数に依存します。これらの最大値を超える情報を出力した場合,Microsoft Excelが異常終了します。
Microsoft Excelの最大行,および最大列数はご使用になるMicrosoft Excelのヘルプなどで確認してください。
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ジョブネットフローPDF出力機能を実行中にMicrosoft Excelを操作しないでください。操作した場合,出力中のジョブネットフロー図が不正になるだけでなく,新たに操作したMicrosoft Excelのファイルにも影響を与える場合があります。
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一つのセルに出力される文字数が255文字を超える場合,セル内のデータが「#####」と表示されることがあります。
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ジョブネットフローPDF出力の処理では,Microsoft Excelに出力したものをPDF出力しています。ジョブネットフローPDF出力で,Microsoft Excelに出力する1データ(1世代)が4,000バイトを超える場合は,該当データは「×(文字が多すぎるため表示できません)。」と出力されます。また,Microsoft Excelに出力するデータは1セル内で32,000バイト,255行が最大で,これを超えるデータ部は出力されません(制限値を超過した場合には,ログファイル((インストール先フォルダ名)\Log\ajs2po.log,または%allusersprofile%\Hitachi\JP1\JP1_DEFAULT\JP1AJS2PO\Log\ajs2po.log)に要因と該当するユニット名,ユニット属性が出力されていますので,データを分割するなどの対策をしてください)。
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ジョブネットフローPDF出力機能の複数同時実行,およびマップ出力・マップPDF出力機能との同時実行はできません。同時に実行した場合,実行を行った順序で順次処理されます。
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「通常使うプリンタ」が使用できない場合は,ジョブネットフローPDF出力されません。
ジョブネットフローPDF出力の処理では,Microsoft Excelに出力したものをPDF出力しています。Microsoft Excelに出力する際,印刷の向き(用紙設定)を横に設定します。
このとき,PCに設定されている「通常使うプリンタ」が使用できない状態であった場合,Microsoft Excelが印刷設定についてエラーを返すためにジョブネットフローPDF出力されません。
この場合,次の方法のどれかで回避できます。
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「通常使うプリンタ」を使用できる状態にする
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ダミーのローカルプリンタを「通常使うプリンタ」に設定する
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プリンタをすべて削除する
なお,「通常使うプリンタ」にネットワーク接続プリンタを設定した場合,接続先サーバの状態に影響を受けますので注意してください。
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[環境設定]画面で指定したジョブネットフロー定義ファイルが存在しない場合,ジョブネットフローPDF出力できません。[環境設定]画面で,存在するジョブネットフロー定義ファイルを指定してください。
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ジョブネットフローPDF出力した結果,文字列が欠けてユニット名がすべて表示されない場合があります。文字列が欠けて表示される場合は,Microsoft Excelに出力した帳票を使用してください。
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ジョブネットフローPDF出力の処理時間はMicrosoft Excelの描画性能に依存するため,ユニット数や関係線の数に応じて処理時間が掛かります。
ユニット数や関係線の数が多い場合は,出力対象をユニットごとに分割するか,または出力対象の階層数を指定して出力してください。
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印刷および印刷プレビューでデータが欠けて表示される場合,データの表示領域のサイズを拡張することによって,欠けたデータを表示させることができます。データの表示領域のサイズを拡張する方法については,「7.19 [環境設定]画面」を参照してください。